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【リポート②】夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2019〜 参加者篇 〜

やればできる!を実感しました!

2019年2月11日(月・祝)、福岡市中央区荒戸にある、福岡市市民福祉センター、通称、「ふくふくプラザ」で開催した、「夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2019」。
16もの企業のワークショップを11:00〜、13:00〜、15:00〜の3回実施し、一人最大3つのワークショップを体験できる内容です。
応募多数につき定員を増枠をしたものの、そちらも満席となり、盛況のうちに開催されました。詳しくはリポート①を御覧ください。
イベントについての概要などは特設サイトへ

そして、お力添えいただきましたご協賛企業様、ワークショップ提供企業様の一覧はこちら
写真 チャレフェス2019-59

ねらいは経験と価値の共有

お仕事チャレンジフェスのねらいは

・企業側は就労に近い若者の適性を知り、自社で受け入れる際の工夫を考える
・チャレキッズは、様々な仕事にトライし、自身の適性を知る、職業選択の幅を広げる、そして企業の考え方を知る

ことです。

IMG_5624
チャレキッズでは、夏に企業訪問型のお仕事体験を実施しています(ブログURLリンク)。
そちらは、小学生〜中学生の参加が中心で、一年を通じて延べ100人ほどのチャレキッズが参加してくれています。
夏のお仕事体験は、子どもたちに多様な社会経験を積ませたい、という思いと、障がい者雇用に関心のある企業がチャレキッズたちと出会う、触れ合う、理解のイトグチを掴む、ということが狙いです。
そこでは、チャレキッズとのふれあいを通して、多様な方々との職場環境が様々なメリットを生むということを実感していただくという「価値の共有」がねらいです。

「夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2019」夏のお仕事体験との大きな違いは、対象年齢。
夏のお仕事体験が小学生から中学生が対象であるのに対し、こちらは15歳〜18歳、もしくはそれ以上の年齢の方で、「就労に近い年齢層の方」が対象となっています。

それは、障がいのある方で、就労に近い年齢層の方々がどのくらいの事ができるのか、就労が実際にできる状態にあるかどうかを知りたい、という企業のご要望にこたえるためです。
そして、もう一つの目的は、就労に近い若者たちの職業選択の幅を広げることです。

職業選択の幅が狭い現状を打破したい

写真 チャレフェス2019-48
障がいがあり、特別支援学校や職業訓練校、通信制高校などで学ぶ生徒たちには、職業選択の幅が少ない現状があります。

場合によっては、本人の意思に沿わないまま、福祉事業所や就労支援事業所などを選ばざるを得ない状況も生まれがちです。

でも、出会いさえあれば彼らにマッチする仕事は必ずある
そして、本人に興味関心があり、向上心があれば、一般就労は叶うのではないか

ただし、適性に沿うかどうかを知ることが大切です。
その機会として、今回のワークショップを利用してもらいたい

ということで、

・企業の側には、チャレキッズのことを知ってもらうことと、自社の取り組みに活かす工夫を知って貰う機会に、
・チャレキッズには、進路選択の選択肢を増やすこと、自分を知ること、そして企業の方の考えを知ること

がねらいでした。

社会の中での立脚点を持つ

写真 チャレフェス2019-47
「自分にできることで稼ぐ、働く、そして生きていく事」ができる方は、働いたほうが良いとチャレキッズでは考えています。

なぜなら、

自分の力で稼ぐこと、働くことは社会や人生の中に立脚点を獲得する事

になるからです。

そして、立脚点をもつことで、人生がより豊かになると考えています。→(「働く事」については講演会や勉強会でよくお話しています(近日ブログも書こうと思います!」)

・働き収入を得ることで豊かになる。
・働き人に認められることで喜びを感じる
・働き人に必要とされることで、生きがいを感じる
・働き続けるために、健康に留意し、心身が整う

そんな未来を描けるように、皆さんに可能性を実感してもらえる取り組みに挑戦しました。

その結果は、、、

やればできる

写真 チャレフェス2019-43
という結果に。

まとめると・・・・・


「我が子がここまでできるとは!」

「短時間でこんなに成長するのか!」

「世の中にはこんなに素晴らしい企業もあるのか!」

でした。

それらの気づきが生まれたのは、
お集まりいただき、ワークショップを提供くださっている企業様が、チャレキッズ達に学びがあるように、一生懸命取り組んでくださったからだと思っています。

アンケートの内容を見ていきましょう。

始まる前は不安だった

写真 チャレフェス2019-60

受講前のお気持ちを尋ねたところ、不安に感じられていたのは、お子様がちゃんと受講できるかが心配だったようです。
スクリーンショット 2019-02-27 08.30.08

そして、実際に参加してみてどうだったかというと

想像以上にきちんとできていた 48.8%

企業の方が優しく、安心した 73%

想像以上に子どもたちを理解し、受け入れてくれていた 39%

という結果になりました。
(下記グラフ参照)
スクリーンショット 2019-02-27 08.30.17

お子様がきちんとできたことはもちろんですが、それ以上に
「企業の方が優しく安心した」が一番得票が多くなっています。

そして、「想像以上に子どもたちを理解し、受け入れてくれていた」もあります。

実際、始まる前の思いを尋ねたところ、不安材料として、企業の方が厳しいのではないか、や子どもたちを理解してもらえるか心配だ、などもありました。

では、どうしてそう感じられたかというと、各企業がワークショップの中で様々な工夫を凝らしていたからです。

企業による”様々な工夫”があった

写真 チャレフェス2019-56

下記のグラフを見ていきましょう。実に95%以上の方が、企業のわかりやすく取り組める工夫を感じてくださっています。

スクリーンショット 2019-02-27 08.55.43

その内容を見ていきましょう。

◇背後に立って、必ずサポートして下さった。
◇個別に丁寧に教えてもらえたところ
◇eスポーツが楽しめるように色んな道具がありました
◇写真付きの説明書があったり、お手本を見せてくださったり、同じ目線で丁寧に教えて下さいました。
◇無理強いをせず、上手く誘導していただけた。子どもを見て、その子に合わせていただけたと思います。
◇少人数できちんと教えてくれる。
◇作業が遅くても、ゆっくり待っていてくれる。
◇取り組み方を、しっかり教えてくれた事。
◇写真での説明、付き添っての声掛けやサポート
◇つくし更生会さん/発言しやすい雰囲気を積極的に作っていて、すんなり入っていけた姿が印象的でした。
◇行程がわかりやすく、本人ができるところの少し先をチャレンジさせてくれたこと
◇説明が楽しく、プロジェクターを使ったりして分かりやすかった。
◇参加者の人数と企業側のスタッフの人数のバランスがちょうどよかった
◇ポスターやパソコンでのプレゼンテーションが分かりやすかった
◇説明に視覚情報を使っていた
◇天神ホルモンで、出来上がりの写真を見せてもらった。
◇ATUさんは、カートを車に見立てていて、イメージしやすかった。
◇つくし更生会さんは、色や形の違うボールを使っていたので、色や形ので選別する事が理解し易かった。
◇野菜や肉の切り方や炒め方をわかりやすく教えてくれた。
◇声のかけ方
◇楽しい雰囲気を作っていた
◇一つ一つ丁寧に接してくださり 出来れば一緒に喜んで下さいました
◇ボールの色を詳しく教えてもらったり 分け方を教えてもらった
◇お寿司屋さんでは巻き方や切り方を教えてくれて分かりやすかった

ズラリと挙げさせていただきましたが、チャレキッズたちが取り組みやすくなるような配慮があります。
これは、事前に保護者からチャレキッズたちのスキルについてアンケートを取り、好きなこと、嫌いなこと、障がいから派生する苦手なこと、ワークショップ選択動機など
各企業と共有し迎え入れてくれたからです。

この配慮があったからこそ、チャレキッズたちは、安心して、楽しんで、興味関心の翼を広げて、取り組めた

のだと思います。

その事によって、作業スピードがあがり、予想以上のパフォーマンスができたのだと思います。 

(※ワークショップ中に理解が進んでいることがわかった、成長していることがわかった」は企業様も感じていらっしゃいます(お仕事っチャレンジフェス2019リポート①はこちら)

与える側の力量次第 

写真 チャレフェス2019-38

今回、企業の方からも保護者の方からも、そして本人からも、「思った以上にできた」という感想を頂いています。
普段、接していらっしゃる保護者の方からもそのような感想をいただけたというのは、
環境次第によっては、チャレキッズたちの能力はまだまだ伸ばせるし、可能性は広がる、
ということを表しています。

・その環境は、誰が与えるのでしょうか?

・その学びを提供するのは誰なのでしょうか?

・環境や提供する側のスキルを伸ばさずして、チャレキッズの成長はあるのでしょうか?

これは、チャレキッズに対してだけでなく、定型発達のお子さんの

子育てにも、学校での学びにも、社員教育にも、言えることではないか

と思うのです。

親の目線を教えてもらった

写真 チャレフェス2019-28

そんな保護者の皆さんに、今回、得られた知識や発見はありますか?とお尋ねしたところ、

・新たな知識が得られたが62.5%
・新たな気づきがあったが47.5%

でした。

(※下記グラフ参照)
スクリーンショット 2019-02-27 09.42.56

ではどんな気付きだったのか、見ていきましょう。

◇ポチ丸さんとお会いできて、周りに遠慮しないで子どもを自分が受け容れることの必要性、重要さを強く感じました。
◇発達障害等の子どもたちだけでなく、全ての子供や親や先生、社会にとって必要な意識だと改めて思いました。
◇何事もチャレンジさせる事が大切だと思いました。
◇子供の目線を教えて頂き、保護者として生活するうえで、どう配慮すれば良いかが理解できた。
◇子供の優れているところを教えていただいて、自信につながりました。
◇こういうイベントがあるのを知った事が良かった。いろんな人が携わっているのがビックリした。協力してくれる企業がたくさんあるのに感激した。
◇ゲーマーの先生から、親が日頃気づかなかった駿佑の集中力について、報告いただきました。
◇障がいのある方が働きやすい会社は、健常者にとっても働きやすい会社だと思いました。
◇企業側が、障がい者にすごく歩み寄ってくれて、できることはないか 常に考えてくださっていた。
◇自分で作ったお寿司をお世話になった人に食べてもらいたいと思い自分から行動し渡したこと。誰かのために、と思う気持ちが食を提供する仕事に就くときには必要な気持ちなので嬉しかった
◇webページを作ろう!で、HTMLに初めて触れ、思ったより簡単そうだと感じました。
◇本人の良さを引き出してもらったところがよかったと思う。
◇就職に向けての知識が身につけられた
◇環境が変わると緊張しすぎる子供の事で、悩んでいたけど そこが責めるポイントにはならない。という言葉をかけていただき、そういう企業もあるという事が分かり 前向きに考えようと思えました。
◇どのワークショップも仕事に誇りを持って取り組んでおられるのが伝わってきて、子どもにとってよい刺激になったと思います。
◇周りの人の対応次第で、子供たちは出来ることが広がっていくのだと改めて感じました。
◇「敬語を練習中です」と申し上げたところ「敬語を使えるかどうかはそれほどうちでは問題にしていない。それよりどんなコミュニケーションが合っているのかを考えることが大事と思っている」と仰られていて、確かに敬語も大切だけど、支援の本質を見失っていた自分に気がつかされました(つくし更生会さんにて)
◇息子が意外に現実的だった。(趣味を仕事にするのは難しい と)
◇やればできる
◇いつも出来ない、叱られることが多いので褒められて嬉しそうだった
◇利用者の力に沿った対応をしてくださって嬉しかったです。
◇息子の得意な事が仕事にできる可能性があるという事。

この中にもある、
◇障がいのある方が働きやすい会社は、健常者にとっても働きやすい会社だと思いました。

◇発達障害等の子どもたちだけでなく、全ての子供や親や先生、社会にとって必要な意識だと改めて思いました。

◇周りの人の対応次第で、子供たちは出来ることが広がっていくのだと改めて感じました

この気付きがあるだけでも、ものの見方見え方が変わるのではないかと思います。
このような

気付きを継続的に持ち続けることが、与える側に必要

なのだと思います。

そんな環境であったからこそ、今回、チャレキッズたちは体験を通して大いに学び、そして「自信」をつけたのではないかと思います。

自信がついた 

写真 チャレフェス2019-14

チャレキッズお仕事チャレンジフェスに参加してくれたチャレキッズたちに変化はありましたか?
一回の体験で、しかも時間もあまり経過してない状況ではありましたが、尋ねたところ、
6割弱の方が「ある」とご回答くださいました。
どんな変化か?というと。

◇他のワークショップにも興味をもち、参加したかったと言い出した。
◇してみたい事がふえた
◇就労に対して自信がついたようです。
◇自分で色々作るようになった。
◇以外にノコギリや釘打ちがうまくできた、楽しかった、との事。
◇YouTuberに憧れていたが、俺には無理だと思った、との事。
◇意欲的になった
◇他のワークショップも行きたかったとしきりに話していました。
◇物事への興味が増えた
◇家でも何か作ってみようと意欲がありました。
◇働くことへの不安が少しだけ減ったようです。
◇趣味は趣味 就労に向けて地道に考えなければと 自分なりに考えるようになった。
◇家族に嬉しそうに報告していた。
◇チャーハンやパスタを作っていた
◇PCを体験して、もっとやりたかった、PCで絵を描いたりしたい、等、話していました。
◇将来は絵で稼ぎたい!と更に強い決意を固めたようです。

「自信がついたようだ」も多いですが、自発的な行動も増えたように見られます
そして、

趣味は趣味、就労にむけて地道に考えなければと自分なりに考えるようになった。
YouTuberに憧れていたが、俺には無理だと思った、との事。

のように、自身の適性と向き合い、自身で納得して次のアクションに進もうとされている方もいらっしゃることがわかります。

頭ごなしに駄目だ、無理だというのではなく挑戦し、努力し、その上で自身で見極めて次のステップに進む
その過程が大切であり、それを見守る環境を与えることが大人や企業の役割なのかもしれません。

反省すべき点 

お仕事チャレンジフェスは、今回が初開催でしたが、様々な点で参加者の方にもご苦労をかけてしまった点、行き届かなかった点がありました。
時間がずれていた、会場案内がわかりにくかった、ボランティアへの周知が行き渡らず、次の行動に迷いが出た、事前のお申込みが煩雑すぎだなど。
どれもごもっともであるので、順次改善できるようにしていきたいと思います。
そして、今回参加してくださっった皆様がいらっしゃったからこそ、このような気付きを皆様と共有できたと思っています。
ご参加いただき、誠にありがとうございました。

嬉しい言葉の数々

写真 チャレフェス2019-8

参加者の皆様からいただいたお言葉の中に嬉しくなるような言葉がたくさんありました。
その中からいくつかピックアップさせていただきます。

◇ほんとうにありがたい一日でした。
子どもは、結果的にはほぼ何も積極的に参加せず帰ってきたにも関わらず、家に戻ってから、ふだんなかなかスムーズにできないことが驚くほどスムーズにできたりして、改めて、この子たちに向けて取り組んでくださった全ての方々の愛がちゃんと伝わって力を与えてくださったんだなとびっくりしました。
写真 チャレフェス2019-44
◇一人でも多くの方にこれからも参加して頂いて、開催してくださったみなさまの愛情やパワーに触れて頂けたらと思います。
福岡県以外のところで、どんな取り組みがあってるのか知りませんが、こんな活動の輪が大きく広がっていったら、もっとたくさんの子どもたちや親御さんたちが元気に前向きに生きていけるようになるきっかけになると思います。本当にありがとうございました!
写真 チャレフェス2019-33

◇どうしても親としては働いていく未来に不安があり、叱ってしまうことが多く、そんなんじゃ働けないよとか世の中は甘くないとか、ルールを守れないと首になる!しっかりとしなさいとばかり言ってしまいがちです。
しかし、今回このような形で働く楽しさを教えて頂き、今までの自分の考えを反省しました。
働くイコール我慢して耐えること
だから〇〇しなさい!
と言い続ければ余計働くことが嫌になってしまうでしょう、、、。

働くこと、役に立つことの喜びを本人が実感することが働く意欲に繋がるなら、沢山の経験をさせてみたいと改めて思いました。
ありがとうございました。

写真 チャレフェス2019-7

◇ チャレキッズの活動をもっと多くの人に知って欲しいと思います。学校や保護者、地域(企業)などを対象に講演を行ってほしいと思います。
写真 チャレフェス2019-13
◇ 寿司職人のワークショップにて、職人用の包丁を初めて握った時に、「仕事」を意識したようだった。職人さんの作ったのり巻きと自分の完成させたのり巻きを見て「職人ってスゴい」と言って感動していた。普段、自分の家でやっているお手伝いや食器洗いが こういう所でも役にたっていて、毎日の取り組みも大事なんだと思った。
写真 チャレフェス2019-35

◇つくし更生会さん、業務のフォーマットをゲームのようにして持って来られていたアイデアがまず凄いと思いました。また「自分達は福祉のプロではない」と仰られていましたが、プロでない方が福祉の心を持っている、と言うのがこの社会では重要だと思いますので大変感銘を受けました。

写真 チャレフェス2019-37

もちろん、本人たちの努力も大切

今回の取り組みで改めて感じたことは、受け入れ側の接し方、考え方、アイデアで、
チャレキッズたちの成長は促せる、ということです。

しかし、彼ら自身の学びを伸ばすためには、興味関心のあることを起点に、それをどのようにビジネスの中で活かしていけるものにまで磨き上げるか、が大切です。
そのため、チャレキッズでも、もっと学びたい!というチャレキッズには、
動画制作講座やデザイン講座、PCスキル、農業、そして来季よりeスポーツの講座も開設し、学びを深め広げていきたいと思っています。
→スクールについてのご紹介はこちら (現在執筆中!)

多くの企業と若者が、もっと自由に出会い、可能性を広げることができるように、取り組みをブラッシュアップしていきたいと思います。

(※今回の記事にはセミナーについてのご報告ができず申し訳ありません。ご登壇いただいた、アスクルロジストの坂井さん、LITALICO&ゆあしっぷの田尻さん、桑原さん、素晴らしいセミナーをありがとうございました!内容が把握でき次第、順次アップさせていただきます。)

そして、今回ご参加いただいた企業、チャレキッズ、そして保護者の皆さん、そしてボランティアの皆さんに心より御礼申し上げます!
写真 チャレフェス2019-2

最後に、だらだらとなりますが、各企業の取り組みについてのコメントを貼り付けますので、よかったら御覧ください〜〜!

心に残った言葉 

◇ポチ丸さんが、子どもがエアブラシには興味を示さなかったので謝ると、謝らないでください、謝られるような事何もされてませんからと言ってくださいました。
ご自分がほんとに好きなことしかしなかったこと、でも必要なことは自分で、資格も情報も人脈もとりにいったことを話されてとても勇気を頂きました。
たくさんの可能性がある(webページをつくろう!〜簡単なプログラミング〜/ 株式会社エルスイフ)
最初は誰でもできない
覚えるのが早い。なりきり美容師体験
「うまいね」「いいね」(すべてのワークショップ)
エアブラシの博多ポチ丸さんが仕事楽しいと言っていた。
つくし更生会さん 丁寧に作業する姿は気持ちがいいと言われてスピードは無いけど認めてもらえた気がして嬉しかった。
仕事としてのゲーマー体験:福岡市はe-sportsに力を入れており、ゲームに携わる色々な仕事があるという事

株式会社エルスイフの方の「なんにでも興味を持って、なんにでもチャレンジしてみる」ということと、福岡eスポーツ協会の方の人生を楽しんで生きていくことの大切さを学べたことが印象に残っています

eスポーツ:ただゲームをしているだけだと思いましたが、チームとしての役割を客観的に分析されてて、ゲームにかぎらず違う分野でも活かせることができるかもしれないと、少し自信になりました。(保護者)

つくし更生会さん
ゆっくりペースの自分に、丁寧にやっていると言ってくれた。

ゲームだけではなくて いろいろな可能性がある。福岡eスポーツ協会
何度もやると上手になりますよ

料理の手つきが良いから料理を普段しているのが分かると言われた事が嬉しかった

好きな事、得意な事は仕事にできる、と話されていた事が印象的でした。(エアブラシで夢を描こう)
博多ぽちまる/

企業の対応、取り組み、言葉などで、印象に残っていることはありますか?

参加したそれぞれの企業について教えてください。(11:00〜)企業名/内容25 件の回答

・起業してビジネスとして成立させるために自分に興味を持ってくれる社長さんたちとかにどんどん何でも尋ねて教えてもらったとおっしゃったのがさすが福岡だなと思いました。
例えば、リタリコのような会社があることでも初めてサイトを見たときは驚いたんですが、ニーズがあって、そこに応えればビジネスになって、喜んだり助かる人がたくさんいるということに、障害者向けのことだけではなくて、社会のあらゆるところで取り組む活動や意識が広がって言ったらどんどんいい社会になっていくことに、みんなが気づいてもっと子どもたちも大人もワクワクできる日本になっていけばいいなと思います。
・芸に秀でる事を見つけてあげる事が大切(Let’s 寿司職人!〜調理〜 / アトモスダイニング株式会社)
・お客様は選ぶ、選ばれればいい/天神ホルモン
・eスポーツ いろいろなことを熱心に話してくださり、最後に子供の特性で優れているところを、個別に言ってもらえて、親としても、とても嬉しかったです。
・子供もとても生き生きして取り組んでいました!
・鶴田畳店/写真付きの説明書が用意してあり、子どものペースに合わせて丁寧に指導して下さいました。
・犬のしつけ/センターに来る犬や猫が少しでも減るように努力されていて、そうなるといいなと思います。
・博多ぽち丸 さん→ 違いを強みに変えて得意な事を仕事にしていくといい。
・アトモスダイニング(株)ゆっくりきちんと教えてくれた。
食でみんなを笑顔にしたい活動をしてるといわれてたので、食で障害の人達も笑顔にしてほしいと思った。
・皆さん子供達に優しかった。
・作ったのを自分で食べる事が出来たので嬉しそうだった。
・有限会社辰巳工務店
すごく寄り添ってくださって、丁寧でした。
丁寧な声掛け
・寿司職人。
職人用の包丁を初めて握った時に、「仕事」を意識したようだった。職人さんの作ったのり巻きと自分の完成させたのり巻きを見て「職人ってスゴい」と言って感動していた。普段、自分の家でやっているお手伝いや食器洗いが こういう所でも役にたっていて、毎日の取り組みも大事なんだと思った。
・天神ホルモン・・・おそらく女子への対応ということで女性の方が娘の指導をしてくださった。最初の企業体験だったこともあり同性の(特に女子は)担当の方は気持ちがずいぶん楽だったように思える。
・株式会社エルスイフ/webページをつくろう!
難しそうに見えるHTMLやCSSも、実際触れてみるとそれほど難しくなく、webページをデザインすることができることを知りました。
説明も丁寧で分かりやすかったです。
・株式会社エルスイフさん、息子が興味を持っているプログラミングの知識について深く学べた
・(有)辰巳工務店/年齢は関係ないから•••
・なりきり美容師→シャンプーが楽しかった。
・介護→車椅子が大きくて大変だった
・天神ホルモン / 優しく見守る感じで接してくれていたので 最初の体験でしたが、本人も緊張しながらも 最後まで集中してできたと思います。
・天神ホルモン/刃物を使うので安全に気を付けてあった。
・つくし更生会さん、業務のフォーマットをゲームのようにして持って来られていたアイデアがまず凄いと思いました。また「自分達は福祉のプロではない」と仰られていましたが、プロでない方が福祉の心を持っている、と言うのがこの社会では重要だと思いますので大変感銘を受けました。
・辰巳工務店
釘打ちやノコギリの正しい使い方、握り方を教えてもらえた。
・福岡eスポーツ協会:ゲームだけではなく いろいろな可能性がある。
・株式会社ATUホールディングス/警備のお仕事〜人間信号機 優しくて指導して頂いて、すぐ覚えるよと言って頂いて、将来の選択肢が増えた気になりました
・ユーチューバーになろう
・撮影1つでも色々な役割がそれぞれあり、得意不得意が皆違うこと
・「エアブラシで夢を描こう」では、好きな事を仕事にできる、やっている人にまず聞く事から、という言葉が印象的でした。
・株式会社uk様 YouTuberになろう 自分を表現する方法を教えておられた
・⑮ 介護の優しい手マイスター〜身の回りのお世話のイロハ〜 / 社会福祉法人宝満福祉会 ゆっくり本人にあった対応をして下さった

(13:00〜)

内容24 件の回答
・すみません工作は好きだと思っていたので申し込んだのですが、畳針とか考えたら無理でした。せっかくだったのに申し訳ありませんでした。
・⑫好きな事をやらせて伸ばしてあげる (YOUTUBERになろう!〜動画制作〜 / 株式会社uk)
最初から上手ではない

・ユーチューブ きちんと、本人の希望通りに、編集してくださっていた!
・社会福祉法人宝満福祉会/一人一人に合わせて、前向きな言葉掛けをして頂いた。出来た課題に対してカードにシールを貼り、達成感が味わえたと思います。
・Youtuberになろう/これからは動画編集は仕事で必要になってくるよ。
少し希望が持てました。
・株式会社 数寄屋さん→作業が早いと言って頂いた。
・(株)グランドビジョン
パソコンを上手に出来ないのに、ゆっくり教えてくれた。
文章を作るのにも褒めてくれた。
野菜を作ったり、いろんな活動をされてるのが良かったです。
・博多ポチ丸/自由に絵を描いてもいい。
・株式会社uk
撮影や編集について、教えてくださったこと。
丁寧でワクワクするような声掛け
・美容師。現在は、障がい者を雇用していないけど、自分達も勉強して、障がい者が何ができるかを、考えていきたい、と言ってくださっていた。パーマのカーラーを巻く息子の熱心な姿を見て、「手に職をつけてあげることの大切さ」に初めて私が気がついた。帰宅時に、「この子を指導して下さる人がいるなら、美容師にしたい。シャンプーだけでもカーラー巻きだけでも良い。それのプロを目指せるんじゃないか」と本気で考えた。帰宅後、ネットで美容師を調べたら「シャンプーだけでも、人の体に触れるので国家資格が必要」と書いてあった。それじゃー、無理じゃないか!じゃぁ、何故、障がい者を体験させたんだ!と 思った。障がい者の親は本気で「この子なら何ができるか、どんな仕事なら向いているか」を模索している。
単なるお仕事体験に来たんじゃない。
次回は、「この職業に就く道筋」を示した紹介を 先にしてもらいたいと感じた。
・株式会社uk/YOUTUBERになろう!
世の中には動画を作成する仕事が色々あり、動画編集技術のある人はニーズがあるというような事を聞いて、頑張れば何か仕事に繋がるのではないかと思いました。
・株式会社障がいつくし更生会の方は
体験者一人ひとりに丁寧に接して頂き緊張していた息子の表情も笑顔に変わり楽しそうにしていました。
・株式会社グランドビジョンさん、新聞記事の作成を通して、自分をアピールすることの大切さを学ぶことができた
・建築模型→スプレー糊など道具がおもしろかった
・つくし更生会 / 緊張から、本人の具合が悪くなってしまった時に 「そこに焦点をあてるんじゃなくて~」とそれも受け入れてもらえる態勢が整っている会社ということが分かり、とても安心できました。
・アトモスダイニング/刃物を使うので安全に気を付けてあった。
・株式会社数寄屋
細かい作業が多く、迷いがないように、一つ一つの工程をゆっくり丁寧に教えてもらえた。
・56フーズ :今後ステーキを焼く体験もあると聞きました。もし可能なら参加したいです。
・株式会社数寄屋/久留米絣を使ったパスケース制作 やはり優しく指導して頂いて、安心して作業が出来ました

・天神ホルモン
普段から料理をしているのが手つきで分かると言われて担当の方と料理の話を色々して楽しそうでした。
盛り付けなどもきちんと教えてもらい、家庭料理ではないお店の盛り付けが分かり試食も美味しく楽しい時間を過ごせました。
・「エルスイフwebページを作ろう」子供の質問に対して全て丁寧に答え、出来たことを沢山褒めてくださってとても好印象でした。
・e-スポーツ協会様 自分で出来ることが沢山あることを教えて下さった
・⑨ 障がいのある方がプロになる!〜リサイクル工場のお仕事〜 / 株式会社障がい者つくし更生会 生き生きとした本人を見ることが出来ました

(15:00〜)

内容23 件の回答
・胸が痛むことに向き合いながら、それでもできることに真摯に取り組んでくださっていることに頭が下がりました。
・テクニックではなく心が通じるんだということや、動物も傷ついた心を癒すのは難しいけど、動物のいろんな特性を理解して接すれば活かしてあげられることなど、動物を通して人間にどう向き合えばいいかをたくさん学べるんだなぁと思いました。
・可能性は無限大(webページをつくろう!〜簡単なプログラミング〜/ 株式会社エルスイフ)
WEB
・株式会社障がい者つくし更生会/リサイクルゴミの分別の体験をしました。子どもの様子を見て、その子に合わせた声かけをして頂いた。楽しく体験していました。
・DOU DOUビューティサロン→手先が器用なので、今後活かせる仕事があると思うと言って頂いた。
・(株)56フーズ.コーポレーション
初めてホルモンを触ったり切ったり家で出来ない事が出来たので良かった。皆さん明るく楽しかった。最後のハイタッチが子供にしたら嬉しかったようです。
・健康住宅株式会社/丁寧に説明をしてくださり良かったと思います。
・福岡eスポーツ協会
講演会などで、見学はできませんでしたが、息子が一番、充実したものでした。
私も、息子の意外な面を教えていただき、ありがたく思いました。
・丁寧でワクワクするような声掛け。子どもがホルモンが食べれなかったのに、少し食べることができた。子どものために焼肉を用意してくれた。
・つくし更生会さん
声をかけることで、その子が話しやすくなる。話してくれることで、その子がどんな子かわかってくる。言葉を飲み込ませてしまう環境では、本当の気持ちや強みがわからないままになってしまう。確かにその通りだと思いました。
・ホルモン。鉄板焼はお客様の目の前でのパフォーマンスなので、研修施設で、徹底して練習してから店舗を配属される、それが障がい者雇用にも合っているんじゃないか、と言ってくださったのは、とても貴重なお話だった。この方法なら、焦らず学べるのではないか、うちのこもチャレンジできるのではないかと思った。
・手巻き寿司・・・ギリギリまで手を出さずに見守ってくださる姿がとても印象的だった。本人の達成感を引き出してくださる様子がよく分かった
・福岡eスポーツ協会/仕事としてのゲーマー体験
息子のプレイをものの数分見ただんひるさんに、人の真似でなく自分でどうしたら良いか考えてプレイしている、独創的で、クリエイティブな仕事が向いているのではないかと言われました。確かにそんなタイプなので驚きました。
また、苦手なことはやらず、得意なことを伸ばせばいいとも言われました。
普段出来ない事でついつい怒ってしまうのですが、得意なことをもっとやらして自信を持たせるべきかなと反省しました。
・プロゲーマーやゲーム実況者の方は競争が激しそうですが、好きな事、得意な事を仕事にできているので羨ましいなと思いました。

・株式会社エルスイフでは担当の方の説明もわかりやすくとても丁寧だったと思います。わからない時にはすぐにサポートしていただきとても集中していて良かったと思います。
・福岡eスポーツ協会さん、息子が好きなゲームを通して、好きなことに熱中していくことの大切さを学べた
・博多ポチ丸/自由に描いてイイから•••
・ドッグトレーナー→色々知れて良かった
・数寄屋/丁寧に対応していただいた。
・つくし更生会さん
周りから話しかけることで、本人が発言しやすくなる。発言してもらえることで、その人を早くちゃんと理解することに繋がる。
・グランドビジョンさん/ リーダーの女性の方が「大勢の方の前でお話をするのは本当は苦手だけど、伝えたいことを持っているから出来る」と仰られていました。私(母)も子供の事を世間に上手く伝えるのが苦手ですが、でもこの子達の事で伝えたい事があるのでそこをいつも念頭に伝えていこうと思えました。有難うございます。
・(株)uk:動画は短い時間でも作成することが出来る。
・e-Sports
私は良く分かりませんでしたが、ゲームの話を大人の方と出来てとても楽しかったと言っていました。
ゲームの未来の可能性、又現実にゲームで生活をしていく厳しさも直接話が出来て良かったと思います。
・DOUDOU BEAUTY SALON様 少しでも出来たらすごい!とほめて下さった
・⑩ Let’s 寿司職人!〜調理〜 / アトモスダイニング株式会社 丁寧に教えて下さり下さり 嬉しかったです。

 

【リポート①】夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2019〜企業篇〜

学びと気づきに溢れた1日となりました!

2019年2月11日(月・祝)、福岡市中央区荒戸にある、福岡市市民福祉センター、通称、「ふくふくプラザ」において、チャレキッズの「夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2019」を開催しました。
7つの部屋とスペースに合計16もの企業、業種のワークショップが集結、一日で複数のお仕事の体験ができるという贅沢なイベントになりました。
イベントについての概要などは特設サイトへ

写真 チャレフェス2019-59

応募数102、参加決定者68名、3回転のワークショップに延べ170名が参加。

16のワークショップを11:00〜、13:00〜に、15:00〜の3回転実施していただき、そこに、2〜5名の定員を設けて希望を募りました。
当初50人も来ればよいだろうと言われていましたが、ふたを開けてみると、100名近い応募に、70名近い参加、しかも当日欠席したのはわずか1名だったということも我々にとって嬉しいニュースでした。
延べ170名以上の参加。チャレキッズの取り組みを見学にいらした方、セミナーへのご参加の方など、200名を超える方がご参加くださいました。
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そんなチャレキッズ(発達に特性がある、コミュニケーションが苦手である子どもや若者以下”チャレキッズ”と表記)との間で様々な気付きが生まれました。
今回は企業の皆さんの取り組みにフォーカスしてリポート致します。
参加者の皆さんの気付きなどについては、こちらからご覧になれます。
↓↓↓↓
リポート②参加者篇はこちら

職業選択の可能性を広げること

発達が遅れているから、特性があるからと言って、職業選択の可能性が閉ざされているのは、本人にとっても、企業や社会にとってもデメリットだと考える当団体では、
得意なことを伸ばし、仕事人としての価値を生み出していくことは、誰にでも可能なことだと信じて活動しています。
そんな思いを持って、このイベントを作ってきました。

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参加企業の感想をまとめると

Ⅰ、 チャレキッズが成長していくことがわかった
Ⅱ、 チャレキッズの(就労に向けて)可能性を感じることができた
Ⅲ、 社員に学びがあった
 

以下、アンケートと一緒に見ていきます。

チャレキッズの成長や可能性について 

参加企業に参加したチャレキッズたちについての印象がどのように変わりましたか?を訪ねたところ、

可能性を感じることができた。76.9%
成長していくことを実感できた76.9% 
印象は変わらなかった 0%
やはり難しいなと思った30.8%

という結果を得ました。 (下記グラフ参照)

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詳しくその内容を伺ったところ、以下の詳細情報を得ました。

◇仕事内容を細かく分解することで、十分戦力として活躍できる環境を作れると感じました。
◇映像に対する壁が全くなく、大いに可能性があると感じた。
難易度の高い課題だったが、こちらの予想を超えて時間内に高いクオリティのものを完成させていたことに、子どもたちの可能性を感じることができた。
◇言葉を発することが苦手な方も、理解はできていると感じる場面があった。
人が相手だと、実際どうなのかは心配。ニュアンスが伝わるか今回のワークショップでは計れていない。
◇スタッフのファシリテートによって、子どもたちの心の内を開き、表に表現する形で出来たことが、子どもたちにとって、関わる我々、ご家族中なの方々も感じられたと思います。
特に、出合った書籍を元に自分自身の気づきと方向性を書き記した子は、その感覚の素晴らしさと表現力の豊かさを感じられました。感心いたしました。
◇ 参加した子供たちが、一見聞いていないように見えてきちんと人の話を聞いていたこと。
◇ 訓練が必要であるが、丁寧に高水準のものづくりをする子供がいたこと。
◇ 二回制作を行ったが、ほとんどしゃべらない子が一回目の課題をきちんを言えたり、それを生かしてより良いものを作ることが出来たこと。

どのコメントも、企業の想像を越えたパフォーマンスを子どもたちがしてくれたことがわかります。
それにより企業の彼らに対する印象も向上。
中には、一緒に働くためにはどうすればよいかの想像がすでに働いていらっしゃるかたもいました。

また、難しさや不安を感じつつも、理解への一歩につながった方もいらっしゃいました。

このように、参加した企業が子どもたちと触れ合うことで、可能性を大いに感じてくださったことがわかります。
それは、彼らが短時間でも「成長していくこと」が実感できたことが要因と考えられます。
以下のアンケートを御覧ください。

100%の方が短時間での成長を実感

「取組中、チャレキッズの作業の習得状況やスピードに変化が見られましたか?
という質問について、
実に、92.3%のかたが「反応や理解が進んでいることがわかった」と回答し、7.7%の方が「スピードが増した」、と回答してくださっています。
作業の習得状況について、100%の方が良い方向での変化が見れたと回答してくださっていることになります。

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企業のみなさんがチャレキッズと作業をともにすることで、この理解が増している、スピードが増していることから、「成長や理解がすすんでいる」ということが実感できています。

それはすなわち、教え方次第でできることが増え、内容によっては仕事ができる、ということが実感できた証です。

《 社員に学びがあった 》

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更に、参加企業の9割以上が、アンケートに回答してくださっているご担当者だけでなく、他の社員にも「学びがあった」と回答して頂いています。

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その内容は

◇ 一緒に取り組むことで、障がい者の方との関わり方に対して学べたと思う。
◇ スタッフそれぞれが担当につき、フィードバックシートを記入した事で、責任感を持って参加者に接していた。
◇ 思っていた以上にちゃんと見てくれていたので少し関心しました。
◇ 新しく人を雇用すると、そう言った部分も育んでいけるのかな?と想像する事ができました。
◇ 制作のスタッフだったので、コミュニケーション自体が大きな学びとなった。
◇ 障害などの視点抜きに人と人とのコミュニケーションの本質とは何かを考えるきっかけになった。ほめることの大切さを感じた。
◇相手の理解度を確認するようになった
◇障がいを持っていても、関心や興味があれば前へ進んでいけるということを改めて感じることができました。
◇1クール終わるごとにミーティングをしていたが、実践しているメンバーにはない視点を持っていた。
◇ 彼らが劣等感を持っていると勝手に思っていた自分の考え方を恥ずかしく感じると同時に、周囲が決めつけないことがとても大切であるという気付きがあった。
◇ シンプルに目の前のことに全力で取り組む姿勢に、我が身を顧みる機会になった。本当に教えられました。

>>企業ごとにそれぞれ視点は異なりますが、障がいのある方々との取り組みの中から、社員が育つ、成長する機会を得ることができると実感したと言えます。

このような気づきを導き出すことに一役買ったのが、「フィードバックシート」でした。

学びを獲得するための工夫「フィードバックシート」

今回各企業に事前準備の段階から、「単にワークショップを提供するだけで終わらないでほしい」という思いがありました。

「参加者にも企業にも情報が残る仕組みを構築したい」
「今後の活動や教育に活かせるような基準をひとつ設けたい」

そのように考え、チャレキッズでは、各社が現場で、仕事を遂行する上で大切にしている感覚や資質、態度姿勢などを伺っていくことにしました。

そして、そういったポイントにワークショップに参加する若者がどのくらい対応できているかを測っていただこう。
また、そのポイントについてワークショップ中に成長するかどうかも見ていただこう、という趣旨です。
以下に、そのポイントを挙げさせていただきます。

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大きく分けて、3つのポイント、1、資質 2,感覚 3,態度姿勢 で大切にしたいポイントに優先順位を付けていただきました。
上記の評価基準について、各社で優先順位をつけていただき、その部分についてどのくらいできているかをチェックしながら接していただこう、というものです。

更に、ワークショップ内に優先順位をつけていただいたポイントが測れる取り組み(例:包丁の置き方を伝え、きちんとそれが守れるかを見るなど)を設け、その実数や変数を測っていただくことに致しました。

これらの情報をまとめ、進行の細かなタイムスケジュールまでを入れた「ワークショップ概要書」を作成、各社のワークショップメンバーに共有をしていただきました。

「ものさし」があることで、変化がわかる

このひとつの評価基準(ものさし)を持って、ワークを進めたことで、参加者の成長ぶりや理解度の増減を測ることができたのではないかと思います。
さらに、優先順位を持っていることで、「できないこと」にフォーカスするのではなく、自社で大切にしているポイントがどのくらい「できているか」を把握することができたのではないかと思います。

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評価項目や視点、どこにフォーカスしていくかについては、多くの改善ポイントがあります。

(※企業用フィードバックシート)
フィードバックシート 190205-1-02
フィードバックシート 190205-1-03

(※本人が事前事後に記入するフィードバックシート)
フィードバックシート 190205-1-04

必要な改善点

フィードバックシートについては、各企業より

「少し使いにくかった、使いにくかった」が50%以上

を占めました。

※グラフ参照
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その内容をみてみると

◇ 企業用振返りシートをどう使えばいいのか?分からなかった。
◇ 感想コメントを分けないほうが書きやすかった。
◇ 「求めたい資質/感覚/態度・姿勢」についての設問で、(1・2・3)の選択肢がわかりにくかった。最もよかった=3、なのか、一番良かった=1、なのか判断しかねた。
◇ 紙ベースなので、同じ内容でも一枚一枚記入しなければならず、時間が大きくかかってしまいました。紙以外でも準備があれば良かったと思います。
◇ 最初は思わなかったが、書き始めると短時間で状況を把握し、記入することが大変だった。

などのご意見が寄せらました。

次回以降、お書きいただく作業をできるだけ少なくするだけでなく、それぞれのシートの目的は何か、項目はなんのためにあるか、ということを精査する必要があります。
また、情報をしっかりと共有するために、事前の講習を充実したものにしていく必要があると感じました。
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可能性を広げるために

今回、イベント後のアンケートを集計し、当初図りたいと思っていた企業様への気づきや、変化について、一定の実績を得ることができました。
それは、最初にピックアップした

Ⅰ、チャレキッズは成長する。
Ⅱ、 チャレキッズには(就労において)可能性がある。
Ⅲ、彼らと関わることが社員の学びになる

ということです。

引き続き、各社で芽生えた気づきやモチベーションを次に活かすべく、工夫できるポイントを改良し、さらに気づきや喜びが増幅していけるように取り組んでいきたいと思います。

その中でも、特にチャレンジしていきたいのが、、、

各企業の現状に合わせたソリューションをご提案すること

関わってくださっている企業は、それぞれチャレキッズに関わってくださっているモチベーションが異なります。具体的に言うと

a:障がい者雇用をこれから行っていきたいと思っている企業
b:既に障がい者雇用を行っている企業で、更にブラッシュアップしたい、もしくは行っているノウハウを他社に伝えるという形で社会貢献を考えてくださっている企業。
c:まだ雇用はできないが、社員の学びと共生社会の実現に寄与する企業でありたいと考えている企業
d:就労支援事業などとの関わりがあり、福祉的な活動を行う企業

があります。
各企業の現状、求めていることが異なるので、それに合わせた取り組みをご提案していく必要があります。
なので、ワークショップの設計や評価についても、そこここに合わせたものが必要だと感じました。
そして、具体的に障がい者就労を実現したいと考えている企業にはそのマッチングの実績を生んでいきたいと思います。

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(※ワークショップ提供企業の皆様と)

今回、多大なお時間と労力と費用を捻出いただきご参加いただいた各企業の皆様に、心より御礼申し上げるとともに、
さらに学びの多い取り組みに成るよう、改善に取り組んでまいります。
引き続き宜しくお願い申し上げます!
お力添えいただきましたご協賛企業様、ワークショップ提供企業様の一覧はこちら

続いては「参加者の皆さんについて」のご報告です! リポート②参加者篇はこちら

2019-02-26 | Posted in blog, スタッフブログ, 仕事体験記No Comments » 

 

チャレキッズ農園部2018 スイーポテトづくりワークショップ

初のクッキングイベント!

2018年10月13日(土)、株式会社グランドビジョンさんが運営するホームランチームの農園で展開してきた、チャレキッズ農園部2018。
今回はサツマイモの苗を植え、そして草を狩り、そして収穫を行わせていただきました!

その収穫したサツマイモを使ってのワークショップを企画!

まさに、生産から食べるところまでと、「食育」を考えての取り組みが実現でございます!

とはいえ、クッキングイベントは初。。。。。

まずはシミュレーションを、ということで、自宅でスイートポテトを作ってみました。。。

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お菓子作りは化学、ということで、分量を計ります。。。
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茹でるのも、皮付きのバージョンと皮むきバージョンを試し。。。
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細い芋は筋が多いので、これは「うらごし必須」となってしまい。。。
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トースターでも行けるはず!ということで、卵黄を塗って焦げ目を演出♪
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ということで、「うらごし」が必須になり、また湯で時間を有効に使うことになったので、大量の下ごしらえをすることになりました!

ということで当日です
参加してくださったのは4家族。
今回が初参加となるご家族もいて、賑やかにお送りしました。

お借りしたふくふくプラザの調理実習室、6つの調理台があり、広々と利用させていただきながらの実施となりました。

早速、芋を洗い、そして両端をきりおとして、ピーラーによる皮むきがスタート!

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続いてサツマイモを茹でて、マッシャーで潰していきます。

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焼き芋は食べたことあるけど、潰すのは初めて〜というこどもたち

裏ごしをして、、、

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お砂糖とバター、バニラエッセンスを少々投入。

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お菓子はテマヒマ 

今回のスイートポテトづくり、一番の難所は「うらごし」でした。
実施前に作ってみたところ、裏ごしをしないと、かなり繊維質が残り、モサモサモサモサ・・・・
ということで、裏ごし器をつかってマッシュしたお芋をひたすら裏ごししました。

当日、現場でやっていては間に合わないと判断し、5家族分(1家族は当日キャンセル)、一人500g弱のお芋を茹でてマッシュして裏ごし。。。。。実に5時間かかりました(^ ^;)

しかし、これをやっててよかった!

現場では芋を洗い、皮むき、カット、茹でる、マッシュする、そして裏ごしまでを模擬体験してもらった後、
すでに裏ごししたお芋を使って、その先の味付けへと移れました (^ ^)

まさに3分クッキングの世界。

このテマヒマがお菓子の美味しさを分けることを、労働をとおして知ったのでした(^ ^;0)

かたちを作ろう! 

味付けが終わったら、成形。
思い思いの形に作っていきます。
この作業でもそれぞれのセンスが光りますね!

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おーぶんでやきやき

焦げ目がおいしくできるよう、卵黄を上に塗りまして、、、

オーブンへ投入!
焼く時間は様子を見ながら行ってください。

250℃でだいたい15分位で出来上がったかと思います。

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完成!!

出来上がりました!
こんがり焼き目が入って美味しそう〜〜〜(^ o ~)

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いただきまーす!

みんなさで作品を持ち寄り、見せあいっこしながら実食です。

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どうですか〜〜?

「美味しいです!!!」

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みんな自分で作ったスイートポテトのアピールポイントも語ってくれましたよ♪

この日はハロウィン前ということもあったので、プレートやお持ち帰りの袋などをハロゥイン仕様にさせていただきました。
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ボランティアのお姉さんたちにもお裾分け〜♪
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チャレキッズ初のクッキングイベント。
みんな一生懸命作ったものが形になり、出来上がったものをみんなで美味しくいただく。
畑に植えて収穫し、そして加工までさせていただくことが出来た、今年の農園部。
機会をくださった株式会社グランドビジョン、ホームランチームの皆さんを始め、ご協力くださった多くの方に感謝でございます!
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来年は何をつくろうかな〜〜(^ ^)

2018-11-04 | Posted in blog, スタッフブログ, 仕事体験記No Comments » 

 

鉄板焼きのお仕事2018夏〜株式会社56フーズ・コーポレーション

鉄板焼き職人さんのお仕事を体験! 

今回のお仕事体験は「鉄板焼き職人」さん。鉄板の上でお肉をジュージュー焼きながら、ヘラをたくみに使ってお料理を美味しく仕上げてくれる、食の職人さんです。
受け入れてくださったのは、チャレキッズの法人会員でもある、株式会社56フーズ・コーポレーションさん。株式会社56フーズ・コーポレーションweb site
皆さんご存知の、「天神ホルモン」さんや、多彩なお肉料理を職人さんがご提供くださる、「モツビストロ 天神ホルモン」、そして九州初上陸となる、トマホークステーキがいただける、「シカゴステーキ オーロラ」などの店舗を展開されていらっしゃいます。

そんな56フーズさんには研修施設がございます。
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ここで、新人の研修も行っているとのこと。充実した技術研修があるからこその、安定のクオリティなのですね!

この施設で体験をさせていただくのは、城東高校で展開している、「Jプラス」の授業に参加している、たかやくんチームのメンバーです。
お仕事体験にちょうせんするタカヤくんは中学2年生、これまでも大工さんや畳職人など、いろんなお仕事体験に挑戦してくれています。
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早速、お仕事体験レクチャー

お仕事体験をコーディネートしてくださるのは、56フーズ・コーポレーションの西牟田さん。
この日のために、チャレキッズたちにわかりやすいよう、お手製のレクチャーボードをご準備くださいました!

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56フーズ・コーポレーションさんのお話がわかりやすくまとめられています。

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会社で大切にしていることや、お肉が加工される過程、西牟田さんがどのようにして飲食業界でお仕事をしてこられたかなど、とても興味深いお話ばかりです。
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早速お仕事体験に突入!

米を研ぐ

今日は鉄板焼きのお仕事体験を体験させていただき、焼いたお肉でお昼ご飯をいただきます! (やっった!)
お昼ご飯のためのお米を仕込もう!ということで、10人分のお米をたくために、大きなザルにお米を入れていきます!
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お水で洗いますが、家でお米を研ぐのとはワケが違います。その量、重さに研いでる手がきつくなる〜
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肉を切る

続いては、お肉です!
届いたときはお肉は部位ごとのカタマリになっています。
これをお客様に提供する際には、美味しく食べていただける部位をきれいに切り分け、調理しやすい形へと加工します。
ということで、お手本を見せていただきました!
まず、お肉の脂肪部分と筋(すじ)の部分をきれいに切り出します。

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こちらが処理後。こうやって事前の処理を丁寧にやることから、美味しいお肉の提供が始まっています。

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チャレキッズも挑戦!

包丁はとても良く切れる、肉加工用の包丁、先端付近がより良く切れるとのことで、細心の注意を払ってすすめています。
脂肪部分を切り出す作業と、最後の仕上げをおこないました。
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この部位は、、、、「サガリ」かな?とっても美味しそう!
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女の子も挑戦しました!包丁の持ち方がかっこいい!
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野菜をカット!

続いては野菜をカット!
こちらも本日のランチに登場します。
お肉に添えるお野菜を切っていきますよ〜♪

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まずはピーラーを使って皮むきです。
ふだんからお手伝いをしているということで、たかやくんも慣れた手付きです。
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その他の野菜も切り分け、「野菜を四角に切ってください」というオーダーにもしっかりと答えてくれていました。
キャベツやエリンギも入れて、とっても美味しそう!
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いよいよ鉄板に!

ヘラは職人の必須アイテム

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いよいよ鉄板の前に立って、ヘラをつかって調理します!
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お肉を鉄板の上で焼き、ある程度火が通ってきたら裏返します。
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このときにヘラが大活躍!

そして、ヘラで固定した上でお肉を切っていきます。
これが難しい!
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職人さんの技を見せていただきましたが、いとも簡単に、スッ、スッと切っていきます。
なれていないと、きれいに切りきれず、何度も包丁を入れることに(> <) きれいなお肉で美味しく食べていただくためには熟練の技がいるのです! IMG_6360
なんとこの日、たかやくんのために、56フーズ・コーポレーションさんで鉄板焼用の金属ヘラをプレゼントしてくださいました!
ありがとうございます!

完成しました!

焼き上がったお肉をお皿に盛り付け、一緒に炒めた野菜をトッピングしたら完成です!
今日のお昼は贅沢なステーキ定食!
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おあじは・・・?
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おシシイです!

高校生たちも体験!

たかやくんのお仕事体験をサポートしていた、高校生たちも体験です。
彼らにとってもはじめての体験。
それぞれ、難しいところや鉄板焼き職人の醍醐味を感じられたようでした(^ ^)

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記念撮影

この後、参加したみんなの定食が完成し、豪華なステーキランチ会を堪能させていただきました!

小さなお子さんから高校生まで参加した今回のお仕事体験。
食にまつわる様々な取り組みを感じることができる内容となりました。
56フーズ・コーポレーションの皆さん、ありがとうございました!

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Youtuberになろう!2018夏〜株式会社uk〜

大人気!Youtuberになろう!

この夏も大盛況で開催しました! 「Youtuberになろう!」。今回で3回目の開催です(^ ^)

内容は、参加児童がそれぞれ自己紹介と得意なことをカメラの前で喋り、編集してYoutubeにアップするまでを体験するものです。
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体験を提供してくださっている、株式会社ukさんは動画制作会社、ウェディングから企業PR、CM、素材作成まで様々な動画制作に携わっていらっしゃいます。
チャレキッズを法人会員としても支えていただいてますよ♪

ほんじつのながれ

そんなチャレキッズに動画制作の楽しさを手ほどきくださったのは、株式会社ukの金谷さんと高橋さんです。
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よろしくお願いいたします!!

〜体験の流れ〜
・ 講師自己紹介、趣旨説明
・ 「Youtuber ってどんな人?」
・ ワークシート記入(自己紹介穴埋め形式のワークシート)
・ 役割分担決め
・ 撮影
・ 休憩
・ 編集(uk スタッフが説明しながらテロップ入れなど編集作業)
・ Youtube アップロード
・ 作品発表、感想発表

自己紹介穴埋めワークシート

今回参加するのは、7名のチャレキッズ!
それぞれ、発達に特性があったり、コミュニケーションに困難さをかかえる子どもたちです。

それぞれの自己紹介のあと、早速youtuberとして自分のことを紹介するための紹介文を考えます。
そこに、好きなことやアピールポイントを書いていきますよ♪

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みんな真剣です♪

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金谷さんが周りながら、ひとりひとりに声がけをしていきます。

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自己紹介はどんな動画を作るにしても必須のスキル!

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これは、動画制作以外のときにも役立ちますよね。
自己紹介をしっかりやってから本題にはいっていったら、観てもらう人もわかりやすいぞ〜♪

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チームで創る、動画制作!

自己紹介ワークシートが完成!
いよいよ撮影です。 グループにわかれて動画を撮影していきます!!!!!

役割を決める

撮影には、演じる人、その人を撮影する人、話し始めるタイミングを教える人、作業をサポートする人と、幾人のチームで助け合って撮影します。
グループの中で、演者・カメラマン・アシスタントと、役割を交代しながら撮影をおこなっていきますよ♪

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いよいよ撮影!

演者がカメラの前に座って、アシスタントさんが原稿をカメラの前に持って読みやすいようにフォローしてくれます!

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準備ができたら3、2、1、キュー!!

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話してもらうことは、名前、年齢、好きなこと・食べ物、将来の夢などなど!

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のってきたので、、、Take2行ってみよう!

1回目の撮影が終了。

どう?みんな・・・・?もう一回やりたい??

「やりたーい!!」ということで、2回目の撮影に挑戦です!

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2回めとなると、演じる側だけでなくスタッフ側も手際が良くなります♪

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2チームに別れの撮影。
撮っていくうちに、だんだん楽しくなって、撮影は2回ずつ行いました(^ ^)b

カメラが大好きになったキッズも!
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さぁ、編集作業だ!!

チームで創る、動画制作!

撮影が完了したら、編集作業です!

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編集はukさんが普段お仕事で使用している、プロフェッショナルなソフトで編集作業。
画面がすでにかっこいい・・・

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自己紹介をした動画が、どのように変化していくのか、親御さんも興味津々で覗かれていらっしゃいます!

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テロップをつけて、一気にYoutubeっぽく!!
いらない部分をカットし、BGMをつけたら最後の仕上げ!テロップをつけていきます!!

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鑑賞TIME ♪

一人ひとりの編集作業が終了!

さっそくその動画を観てみよう!

「すきなものは、、いちごです!」
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会場のみんなも目が笑顔♪
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「好きなものは”お肉”です」
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「すきなものは“白ごはん”です」
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「すきなものはいっぱいありまして。。。。。。」
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「ぼくのなまえは。。。。}
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「将来は車やの店員になりたいです! 」
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「ねんれいは10歳です!」
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動画はYoutubeにアップ、参加したみんなだけが見ることができるよう、限定公開としています。

こんなふうに、自分を表現すること、チームで作業すること、その成果を多くの人に見てもらうことができること。
それが「Youtuberになろう!」という、動画制作のお仕事体験です。

かんそうきょうゆう ♪

参加して、自分の動画を撮影してみてどうだったかな?

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それぞれ、今日の体験で印象に残ったことを話してくれました。
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楽しかったです。というだけでなく、驚きについても話してくれました
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最初はあまりお話できませんでしたが、どんどんできるようになりました!
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自分の事が大きな画面でみれて楽しかった!
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またやりたい!
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こんどはこんなことに挑戦したい!
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それぞれ、いろんな感想をいってくれてありがとう!!

最後は記念撮影〜♪

今日の動画制作をもとに、どんどん自分で表現して、録画して、編集に挑戦してみてください。
今はフリーのソフトなどもあるので、手軽にできますね!

最後に金谷さんからチャレキッズにコメントをいただきました!

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動画を作る難しさと楽しさを知ってもらって、今後の仕事を選ぶ選択肢にいれてもらえると嬉しいですよね♪

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みんな大満足の体験となりました。株式会社ukさん、貴重な体験を本当にありがとうございました!!
またよろしくお願いします♪

※今回作成した動画は、参加者のみの限定公開とさせていただいております。

動画制作講座もスタート!

株式会社ukさんとは「チャレキッズ・スクール」で展開する「動画制作講座」もスタートしています。
こちらでは、本格的な動画編集をまなび、就労のスキルにしていくことを目的としています。
授業風景はこちら!
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プロも使用している”Premiere Pro CC” で学ぶ!

動画制作のプロも使用するAdobeのソフト「Premire Pro CC」を使用しての動画編集講座。
プロと同じソフトを使用することで、すぐに現場で通用するスキルの習得を目指しています。

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すでに、Basicコースのメンバーは動画編集の基礎をマスター。
これから、撮影においてのストーリーづくりなどを学んでいきます。
ここから、一般企業の就労につながる人材が出ることを目指します!

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10月からのチャレキッズ・動画スクール生を募集しています!
ご関心のございますかたには、個別に面談させていただいております。
お気軽にお問い合わせください!

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2018-09-14 | Posted in blog, スタッフブログ, 仕事体験記No Comments » 

 

農家のお仕事2018〜 サンスマイル伊都

生産から加工、出荷まで

日々のお野菜が畑から作られて、スーパーに並んで、食卓に登るまで。
どんな工程があるのかって、意外と知りませんよね!
今日は「農家のお仕事体験」。

作るだけでなく、出荷も体験させていただきました!
体験を受け入れてくださったのは糸島市にある、「サンスマイル伊都」さんです。
こちらでは、就労継続支援A型事業所、B型事業所そしてと多機能型児童発達支援サービスも行っています。
教えてくださるのは秋山さん、今年もよろしくお願いいたします!
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まずは加工と出荷の作業に挑戦ダ!

この日は「らっきょう」の仕分けと出荷準備を体験させていただきました。
「らっきょう」といえば、カレーの横に添える酢漬けのらっきょうがポピュラーかもしれませんが、
糸島のほうでは、みなさん「てんぷら」にして頂いたりするそうで、加工されていないらっきょうがこの時期大人気なんだそうです!

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袋いっぱいにはいったらっきょう。袋の口をテープでとめてラベリングします!
自動的にテープがつく機械、どうしてすぐにテーブがつくんだろう?不思議〜♪

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続いてはにんにく

そして、つづいてはにんにくの仕分けと袋詰。
束になったままの「たばにんにく」、一つ一つが小分けになった「ばらにんにく」とそれぞれラッピングしていきます。
秤で重さを測って、それぞれの品物の量ごとにラッピングしていきます。
地道な作業なんですね〜♪

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ピッタリの重さになったら、なんだか嬉しい!
やったね!

販売されているところを見学 

頑張ってラッピングしたお野菜はどのように売られているのかな?
販売現場を見学です!

卸先は大人気の直売所「伊都菜彩」。全国から視察が来るほど賑わっているんです。
サンスマイルのお野菜もこちらで販売されています。

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早速どこで販売されているかを探しました!
「目印は?」

「さっき貼ってくれたラベルが目印!」

ということでさがしました。。。らっきょうコーナーで。。。。
下の棚、真ん中の棚、上の棚、、、、
「あった!!!」
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お米も・・・・「あった!!」
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じゃがいもも。。。「あった!」
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ということで、見つけるスピードもぐんぐん上がっていきました!
目印は「ラベル」ですね!
ぜひ、お店で見かけたら購入してくださいね〜♪

待ちに待った、生産現場へ! 

続いては、実際に野菜が作られているところでお仕事です。
お野菜は畑で作られています。
ということで、畑にレッツゴー!!

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ここでは今の時期「しょうが」を作っているそうです。
今日は生姜に栄養がたくさん行くように、不要な「雑草」を抜いていきます。

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雨が少ないため、土が乾いていて、雑草の根がしっかりと張っています。
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中々抜けない!
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こういう地道な作業を重ねて、お野菜は食卓に登るのですね。
とても大変で、たくさん作業があることを知りました!

最後に大きなさつまいも畑も見学。これすごい量!
「秋になったら一斉に収穫します。こちらも伊都菜彩に並ぶので、ぜひ買ってくださいね!」
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生産から出荷、販売まで、今日は貴重な体験をありがとうございました!

2018-09-10 | Posted in blog, スタッフブログ, 仕事体験記No Comments » 

 

プログラマーのお仕事2018〜株式会社else if

将来はプログラマー!

今回はプログラマーのお仕事!
インターネットやデジタルサービスが充実していくにつれ、益々必要となるのが、この「プログラマー」のお仕事です。
提供してくださったのは、株式会社else ifさん。

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株式会社else if は「イラストレーターのお仕事体験」を受け入れてくださった株式会社カムラックさんと資本提携を結ぶ兄弟企業。
障がい者支援に対してもカムラックさんと連携して、品質の高いお仕事をIT業界で実現していらっしゃいます。

そんな、プロフェッショナルな皆さんに教えていただく「プログラマーのお仕事」。
参加するのはこの二人。

1人は通常学級に、1人は支援学級に通う男の子です。
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このくらいの年から「プログラム」にふれる事ができると、きっと自在に操れるまで時間がかからないだろうね!

教えてくださったのはelseif の尾崎さんと鳥巣さん。

else if さんでは企業のシステム開発やECサイトの構築支援などを行っていらっしゃいます。

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まずは会社の見学をさせていただきました。
はじめての、IT企業見学。
皆さんパソコンにむかって、難しそうな作業してるな〜。

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この地道な作業一つ一つが僕たちのITサービスを支えているんだね!
すごい!
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ぼくも早くやりたーい!

ということで、早速プログラミング体験へ!

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会場は、先日もお邪魔したカムラックさんの就労移行支援事業所、ホップステップカムラック!です。

スクラッチに挑戦!!

今日のプログラミング体験は「スクラッチ」という、プログラミング学習ソフトを使って行います。

Scratch Overview from ScratchEd on Vimeo.

使ったことがある!というチャレキッズもいましたが、今日はさらにじっくりと使い方をマスターしていきますよ!

まずはサインイン!
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早速、キャラクターを動かしたりして、プログラミングの構成を学んでいきます。!
鳥巣先生がわかりやすく教えてくださいました!

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回転させたり。大きくしたり、音を入れたりして、止まったままだったキャラクターが動いたり大きくなったり回転しながら音を出しています。
それはまさに、
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順序を経て、様々な動きを学んでいきますが、とにかく飲み込みが早い!

少しできるようになると、「どこまでできるのかな?」
こんな命令を入れるとどうなるかな?

など、積極的に自分からプログラミングをしていきました。

そうやって、一通りの動きや音入れを学んだ後は、、、、

自由に使ってみよう!!

これまで学んできた動きや速度、大きさ、音などを使っていろんな表現に挑戦しました!
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途中、休憩などもはさみながら行いましたが、あっという間にお時間になってしまいました。
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出来た作品は保存して、自宅でもアレンジできるようにしてくださいました。

たくさんの出来た!やわかった!
が詰まっていた「プログラマーのお仕事」。
わかりやすく教えてくださったelse if の尾崎さん、鳥巣さん、ありがとうございました!
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金魚を育てるお仕事2018〜木花養魚苑〜

毎年人気!金魚の養魚のお仕事体験!!

今回のお仕事体験はみやま市にある木花養魚苑さんで、金魚を育てるお仕事の体験です!!

今年で3年連続でお仕事体験の受け入れをしていただいております!

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案内してくださるのは、大観さんです!!よろしくおねがいしまーーす!!

参加するチャレキッズはこちら!
みんな、きょうのお仕事体験楽しみにしてたんだって!
嬉しいね〜♪
それぞれ、自己紹介タイムです!
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最初に行うのは、金魚を水槽から出すこと

まずは、水槽を洗います! きれいな水槽だと金魚も嬉しいよね〜♪
と、思いましたが、意外や意外、この時期は非常に暑く(猛暑)、金魚たちも夏バテ気味。
食欲があまりないので、水槽に生える声や藻が大切な栄養源になるそうなんです。

だから、「あまりきれいにしすぎないでね」というのが今回のミッション。

は〜い!
分かりました!

まずは、金魚を水槽から出さないと!

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みんな上手!
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だんだん調子が出てきました!
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かなり得意そうです!

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大きくてきれいな金魚がいっぱい!
かわいいな〜♪
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よし、水槽を洗います!

今度は高圧ホースをつかっての水槽のお掃除!
これがライフルみたいでかっこいいんだよね〜♪

さっそく、発射〜!
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みるみるうちに落ちていく苔、
表情はスナイパー。
真剣そのものです。
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金魚の選別に挑戦!

きれいになった水槽に金魚を戻した後は、金魚の選別に挑戦です♪
オスとメス、を分ける前に、金魚の体の特徴から、

◯きちんと金魚に進化している金魚
◯フナの要素が強くなっている金魚
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に仕分けたり

◯色が赤いもの
◯色が赤くないもの
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に分けたりしていきます。

そう、金魚はもともと鮒(フナ)を品種改良して作られるんですね。
なので、同じ水槽で金魚の選別を行わずにほったらかしていると、どんどん鮒に近づいていくんだって!
知らなかった〜(^ ^;)
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そんなお話を聞きながら、色分け選別を行うチャレキッズたち。
みんな黙々とやってくれました!

休憩タ〜イム!!

この日は猛暑、お仕事体験も熱中症に気をつけながら開催しました。

木花養魚苑さんで、涼しい部屋を用意してくださったりして、少しでも体調がすぐれないという事が起こったときはすぐに避難!
この迅速な対応が肝心です。

そして、水分。
この日は「スイカ」を木花養魚苑さんがご準備してくださいました(^ ^)
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みんな、すいかにかぶりつき!

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お茶も良いですが、「スイカ」もいいんですよ!と大観さん。
ミネラル分もあって、熱中症対策にも良いそうです。
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みんなでスイカをほおばる〜〜♪
不思議なことに暑さがスッと引いていくんですよね〜♪

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美味しかった〜!ありがとうございます!

そして、体も冷やそう〜♪

なんていうことで、みんなでホースから出る水くぐりも始まっちゃいました!

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最後は餌やり

いっぱい金魚と触れ合ったあとは、感謝の気持ちをこめての餌やりです。
猛暑のため食欲がおちている金魚ちゃんたちには、細かくなった餌をあげます。
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しっかり食べて、元気をつけておくれよ〜♪

そして!
本日の労働のご褒美としてきれいな金魚をプレゼント頂きました!
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みんな、大切に育ててね!

ありがとうございました!

暑い中の体験でしたが、終始笑顔で溢れた体験となりました。
隅々にまで気を配っていただきながら体験をコーディネートくださいました、木花養魚苑さんに感謝申し上げます!
最後はみんなで記念撮影。

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金魚を育てるお仕事、みんなどうだったかな?
また、ぜひ、木花養魚苑に遊びに来てくださいね!

今日は有難うございました!

 

チャレキッズ農園部 活動リポートVol.1 〜畝作り&苗植え〜

Let’s 農業体験!!!!

いろんな職種のお仕事体験を行っているチャレキッズ。なんと今回は農作業体験を企画!
ご協力いただいたのは、株式会社グランドビジョンのホームランチームの皆さん。彼らが運営するホームラン農園が今回の舞台です。
ホームランチームは4人の障がい者で構成されるチーム。そこに、総務部の三和田さん(リーダー)と、部長の杉山さんが活動を設計、サポートしていらっしゃいます。
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昨年から農場のあり方を大きく変える取り組みを行っているホームラン農園。
ホームランチームの活動を知った近隣の農家の方、ホームセンターの職員さんなどが”ボランティア”で、手伝ってくださっています。

以前では考えられないと仰るほど、耕作面積いっぱいに様々な作物やお花を植えています。
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そんな中、今回はチャレキッズのために、「畝作り」と「サツマイモの苗植え」を体験させていただくことになりました!

事前準備が大切です♪

と、言いましても、畑に行って、はい、苗植えましょう。とはなりませんよね。
畑を耕し、畝の素地をつくり、マルチを張って、穴を開け。。。。
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その工程をわずか半日でやるのは不可能です。
事前に、何週間も前から、この日のために汗かいて準備してくださっているのです!
ホームランチームの皆さん、中山さん、加茂さん、ありがとうございます!!
今日は、いろんな体験をとおして、いろんなことを吸収&収穫したいと思います!
それでは、スタート!!!

まずは農園のご案内から

ホームラン農園には、とてもたくさんの作物があります!
例えば、ピーマン、かぼちゃ、なすび!!
本当に色んな作物がおいしそうに実っていました!
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かぼちゃの花がこんな風に咲くなんて知らなかった〜。

DSC_8463大きく育ってね〜♪

畝作り

1番最初に体験したのはマルチ作り。なんと!このマルチ、保湿効果&雑草が生えるのを防ぐ効果があるんです。
畝の上にビニールシートをかぶせて、

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ビニールの上からくわとシャベルを使って土をかぶせます。

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初めて使うくわはとても重くて使うのがとても大変!
だんだんと慣れてコツを掴んでくると上手に土を被せられるようになりました!!

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簡単なようで、難しい! 穴あけ作業

マルチ張りの後は穴あけの作業です。

竹の棒を使い、斜めにマルチに挿します!穴と穴の間隔は30センチくらい!
みんなしっかりとやり方を覚えました!!
なかなか根気がいる作業です。

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いよいよおいもの苗を植えます!!
おいもの種類はベニアズマ、安納芋、キントキ!! 3種類も!!!!!

おいしいお芋ができるかな???
おおきくなーれ!!

続いては収穫体験! じゃがいもがダイヤみたい〜♪

お次はじゃがいもの収穫♪
桑を使って土を浮かせて手で探っていきます。
掘れば掘るほど、ポロポロ出てくる、宝の山!
黒い土の中から顔をだす白いじゃがいもはホントにピカピカ。
ダイヤモンドみたいでしたよ
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たくさんとれましたよ(^^)

チャレキッズたちもお母さんお父さんも!みんなでできる作業を分担します!
2時間一生懸命、農作業しました!
いい汗かいたね!

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ホームランチームのお母様たちによる特製カレー

お昼はホームランチームのお母さん達が作ってくれたカレーでランチタイム!
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美味しいカレーにお手製ピクルスやきゅうりの酢漬け、福神漬をたくさんトッピング!
おかわりもいっぱいしちゃいました!

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パワーをつけて、もうひとふんばり
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一生懸命はたらいたあとのごはんはおいしいね♪
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畑に名札を立てませう〜♪

お腹もいっぱいになった所で、おたのしみ、ペンキを使ったプレートづくり〜♪
カラフルなプレートに文字や絵を書いて、畑の目印にしますよ。
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もちろん、プレートには、「チャレキッズ」の文字!
やったね!
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その他の野菜の畑にもプレートを立てよう〜♪
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素敵なプレートがたくさんできましたよ(^O^)

最後にプレートをたてて…
秋の収穫が楽しみだね!!
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ホームランチームのみなさん、グランドビジョンのみなさん、地元の方々のご協力の下、今回無事に終えることができました。
本当にありがとうございました!
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いつものお仕事体験とはひと味違った今回の体験、どうだったかな?
まだまだ始まったばかり!
これからも一緒に頑張っていこうね。

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チャレキッズのみんなでハイチーズ!
秋の収穫がとても楽しみです!!

 

高校の授業に「チャレキッズ」が登場! 

福工大付属城東高校☓チャレキッズ コラボ企画授業 「チャレキッズ」リポート Vol.1 

チャレキッズの「おしごとたいけん」は福岡市内外に住む、発達障がいや知的障がいのあるお子さんたちの将来の就労の促進と定着を図るため、幼い頃からのキャリア教育の機会提供が重要、ということからスタートしました。
しかし実際は、その機会を提供する企業の社員、社会とのつながりを得た保護者、多様な考え方に触れた教員など、彼らに関わった多くの大人たちにとって気づきの多いプロジェクトになっています。
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これから益々「多様性」「共生社会」「インクルーシヴ」がキーワードとなる中、社会人はもちろん、学生の段階から、その感覚を身につけることは大切な要素です。
今回の城東高校で受け持たせていただいた講座「チャレキッズ」はその重要性を感じてくださった、城東高校の寺戸先生の御理解の上でスタートすることができました。
内容は、

①高校生が、おしごと体験のプロデューサーとなり、障がいのある子どもの特性に触れ、コミュニケーションを図り理解をする過程で、多様性について考える機会を得る。
②受入企業の職務を学び、その企業にチャレキッズの事を伝えるという作業を通して、「配慮」ということについて学ぶ

この内容を前期10回、後期10回でそれぞれ展開していきます。

高校1年生には少々ハードルの高い作業になるかもしれませんが、きっと彼らにとって学びの多い授業になると思っています。

<第1回目の授業〜導入〜>

第1回目の授業では、チャレキッズの取り組みをご紹介。

「障がい」と聞いて、どんな障がいを想像するか?
に対しては「目で見てわかる障害」を挙げた生徒多数。

そして、授業を選択した動悸について

「障がいのある人を助けたい」
「助けるために、助けになるために、何に困っているかを知りたい」
「必要な支援を知りたい」
「ノウハウを知りたい」

という意見が。

他にも

「自分が抱いている障がい者に対する考え方が間違っていないかを知りたい」
「障がいのある人がどんな生活を送り、どんな未来を描いているのかを知りたい」

そんな声も聞かれました。
果たして、チャレキッズの授業の内容が彼らの「知りたい」に応えるものになるかどうか。
取り組みを通して、何かを感じてもらえるように考えたいと思いました。

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<第2回目の授業〜チャレキッズの紹介〜>

第2回目の授業では、今回コーディネートする、福岡市当仁中学校の生徒達の情報を共有し、各グループに別れて、第3回目に計画している彼らとのコミュニケーションにおいて、どのような事を尋ねれば良いか、どのような順番でインタビューするのが良いか、などを考えてもらいました。

第3回目に向けて、各グループで90分感(授業時間)の過ごした方、インタビューの内容や手順の計画を練ってもらしました。サポート

ここで、対象となるチャレキッズの「障害についての情報」はほとんど、提示しないことにしました。

それは、先入観なしで対峙して、どのような印象を得るのか、どのような対応をするのか、を知りたかったからです。

また、先入観があることで「できる」ことにフォーカスする事を大切にしているチャレキッズの活動の前に「苦手なこと」「困難なこと」に意識が行ってしまわないかを恐れたからです。

先入観無しで練ってもらった各グループの、「おもてなし計画」は、チャレキッズの得意なことにフォーカスしたとてもワクワクする内容になっていました。

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<第3回目の授業〜チャレキッズとの対話〜>

第3回目の授業は、いよいよ当仁中学校の生徒とのコラボ授業。
チャレキッズたちにも事前に、高校生が考えた過ごし方や質問事項をお伝えしてました。
それに対してお答えする練習もしてきたとのこと。

最初に簡単な挨拶をしていただいた後は各グループにチャレキッズたちも参加、チームの高校生が仲良くなるための質問や過ごし方で心を解きほぐしてくれていました。

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高校生たちがイキキとしてました。
頼られたり、期待されたりすると、俄然張り切るものです。

全体を4つの時間に分けました。

①仲良くなるための時間
②得意なことを知るための時間
③やりたいお仕事について知る時間
④深める時間。

最初の仲良くなる、得意なことを知るための時間は教室を出ても良いことを伝えていました。
そのためか、①と②の時間には生徒たちは一人もクラスにいない、という状態になりました。

雨の中、それぞれのチームでチャレキッズたちとどんな会話をしていたのでしょうか。
印象的だったのが、これまでもチャレキッズの活動によく参加してくれていた一人のチャレキッズが、これまで見たことないくらい、たくさん喋っていたことです。お兄さんお姉さんからの質問に、とても嬉しそうに絵、積極的に答えていました。
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人と関わることが苦手、と言われている彼も、人と関わること、知りたいと思ってもらうことがとても嬉しいのです。

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①②の時間を経て、今度はやりたい仕事を聞く時間と深めるための時間。

ここで、今年夏に予定しているチャレキッズのお仕事体験の予定も配布しました。
その中から選んでも良いし、自分たちで見つけても良い。
本当にやりたい体験をさせてあげたいと、高校生たちは一生懸命チャレキッズ達に問いかけました。
チャレキッズのお仕事体験にない内容でも、なんとかできないかと一生懸命考えていました。

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最後に発表の時間を設けました。

今回の90分の授業の中で、各チームが担当するチャレキッズとどんな時間を過ごしたのか、全員とシェアしました。
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中には「チャレキッズのことが大好きになりました」というコメントも。
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そして、チャレキッズからも「おにいさんおねえさんたちがとても良くしてくださって、最高のチームに出会えて嬉しいです」という破格の褒め言葉も頂戴いたしました。
そして、お仕事体験が決まったチームはその体験も発表しました。
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さぁ、これからいよいよ体験へ向けてのコーディネートがスタートします。
各チーム、それぞれの手法でコミュニケーションをとり、それぞれの手法で得意なことややりたい仕事を知り、これからの活動につなげていきます。

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<つづく>

2018-06-11 | Posted in blog, WORK SHOP, スタッフブログNo Comments » 

 

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