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【 リポート 】発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜
NPO法人ディーセントワーク・ラボとのコラボでお届けするスペシャル企画!
第二弾は「発達障がい当事者シンポジウム」
第一弾では、メンタルヘルス支援の取り組みとして、”音楽”と“運動”プログラム「オンライン・ダンシングエクサ」を開催しました。
そして、今回、第二弾は「当事者シンポジウム」です。
発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜
今回、NPO法人凸凹ライフデザインの皆様とのタッグにより、発達障がいや精神障がいのある当事者の皆さんの生の声を皆さんにお届けします。
テーマは「コロナ後の世界とコミュニケーション」ということで、普段からコミュニケーションについて思うこと考えること、成功体験や失敗体験。
さらに今後、テレワークコミュニケーションが広がるにつれて、「対面ではないコミュニケーション」という新たなスキルが求められてきます。
これは、発達障がい当事者だけでなく、オンラインコミュニケーションの機会のある全て人々にとって必要なスキルとなっていくことでしょう。
ということで、コロナによる変化。コミュニケーションの失敗あるある話。
そして今後のオンラインコミュニケーションとの向き合い方についてお話を致しました。
パネリストはこちらの皆さん!
①名前:たら
認めあい隊 代表
プロフィール:
ADHDの当事者。不安障がいがある。
認めあい隊(休止中)代表
現在、中国駐在員として海外で勤務
趣味はテニスと旅行が好き。あとは美味しいものに目がない
行動が子供っぽいと言われる。②名前:石橋ひろし
さかいハッタツ友の会 代表
プロフィール:41歳の工務店勤務のサラリーマン。
5歳児の父。
27歳の時にADHDの診断を受け、自助グループを主宰。
現在は31個のグループに分かれて活動中。
去年は年間263回開催、のべ参加者2500人以上。③名前:ちー
NPO法人凸凹ライフデザイン 理事長
プロフィール:発達障がい、線維筋痛症当事者。
摂食障がい、うつ、強迫神経症などもあるが現在寛解。
NPO法人凸凹ライフデザイン理事。
すぐ怒る。
行動がおもしろいと言われる。
植物好き。④名前:小野保和(おの やすかず)
NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当
プロフィール:発達障がい(アスペルガー・学習障がい)、「慢性的なうつ状態」、睡眠障がい当事者
特例子会社にて障がい者雇用で勤務。(3月から完全テレワーク中)
NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当理屈っぽい。理屈大好き。理屈なしでは生きていけない。
文章を読んだり書いたりする事が得意ですが、伝えたい事が多すぎて文章が長くなります。
「半沢直樹」のように生きたい。⑤名前:山田悠平(やまだ ゆうへい)
精神障害当事者会ポルケ 代表
プロフィール:精神障がい(診断名は統合失調症)の当事者です。
東京都内を中心に活動する精神障がい当事者ポルケの代表をしています。
コロナ禍の動きのひとつに「精神障がいがある人の新型コロナウイルスの影響後の生活に関するアンケート調査」を緊急事態宣言発令中の実施があります。
九州圏を含む全国から371件の回答を寄せていただきました。
なお、調査結果については、団体ホームページに公開しています。
最近は、将棋のオンラインゲームやYouTubeでの動画解説にハマっています(‘ω’)
ファシリテーターとにぎやかし
ファシリテーターとにぎやかしに、今回の企画の主催団体、NPO法人ディーセントワーク・ラボの代表、中尾 文香氏と一般社団法人チャレキッズの代表、中嶋 一顯が務めさせていただきます。

中尾 文香 プロフィール
NPO法人ディーセントワーク・ラボで「働くすべての人のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の達成」をミッションとし、特に障がい者が社会での役割や、仕事を通しての働きがいを得られるよう、障がい者と社会をつなげる活動を行う。福祉事業所のものづくりブランド「equalto」の企画・運営や企業の障がい者雇用コンサルや研修等を実施。社会福祉士。博士(社会福祉学)コーディネーター
こうもりん
精神保健福祉士、支援員
今回のシンポジウムで凸凹ライフデザインさんと一緒に参加メンバーのコーディネートをしてくださいました。
普段より障がいのある方の支援や当事者会の企画など様々な活動を行っていらっしゃいます。
今回は各テーマについて、当事者をよく知る方の立場から、わかりやすく解説や補足をしてくださいます。
《 プログラム 》
13:15 入場開始
13:30ころ 開始 あいさつ 趣旨説明 ルール説明
13:45ころから
◆ テーマ1.コロナ禍と私の仕事(話題提供:石橋さん)
◆ テーマ2.すれ違いコミュニケーション(話題提供:ちーさん)
◆ テーマ3.オンラインとリアルの違い(話題提供:小野さん)
15:30ころ 質問コーナー
15:45ころ まとめ
16:00ころ 終了
参加者32名 登壇者6名、コーディネーター、ファシリテーター3名、アシスタント2名の総勢 43名での座談会となりました。
オンライン上で複数のコーディネーターがトークをするということで、お話をしていただく際には挙手をしていただくスタイルを取りました。
視聴者(参加者)の皆さんには基本的に発言していただく機会はありませんでしたが、事前に頂いた質問やイベント中に受付させていただいた質問などに質疑応答のコーナーで応えていただ来ました。
各テーマの話題提供
今回は大きく3つのセクションに分けてお送りしました。
それぞれのテーマの話題提供がどんなものだったのか、ご紹介していきたいと思います。
◆ テーマ1.コロナ禍と私の仕事(話題提供:石橋さん)

石橋さんは関西で、自助グループ「さかいハッタツ友の会」を運営していらっしゃいます。
お仕事は工務店勤務のサラリーマンということで、コロナ前後での仕事の取り組み方への変化について伺いました。
石橋さんに限って言えば、良くなったことが多いということでした。
その理由は「無駄な会議が減った」ということ。
ある程度の内容はオンラインで済むようになった。逆に面会して話す場合は、「会う理由」が必要になった。
その分、実際に会うということの重要さがました気がしている、ということでした。発達に障がいのある人にとっては、いまはチャンスかもしれない。
それは、これまでだと対面コミュニケーションが必須となっていたが、現在は文章によるコミュニケーションの機会が増えている。
対面コミュニケーションは苦手だが、文章でのコミュニケーションは得意だという方は多く知っている。
そういう方にとっては、オンラインコミュニケーション、テレワークコミュニケーションは優位に働くのではないか。
今後は、自分の特性に合わせた職業選択が必要な時代になっていく。
どんなに才能があっても、頑張る場所を間違うと大変になる。
何が得意で何ができて、何がしたいのか。やりたいこと、できること、求められることをしっかりと自分の特性に合わせて考えていけば大いにチャンスと成ると思う。
コロナの時代だからこそ、オンラインなどをでつながっていくことが大切
外に出れない、という方はぜひ、オンラインでの繋がりを利用してもらいたい。あと、コロナの影響を考えて、いたずらに不安になったり、「何かしなくては!」と必要以上に考える必要なない。
むしろ考えないほうが良い。
「なにかしなくてはならない」、ではなく、「できることだけをやる」に切り替える。
そして、できることを淡々とやっていく。すると道は開けていく。
「焦り感」が自分を消耗させているのだ。
というお話でした。
テーマ2.すれ違いコミュニケーション(話題提供:ちーさん)

ここでは、ちーさんのすれ違った体験をスライドつきで紹介してくださいました。
事例1:凸凹ライフデザインのお仕事をしている中で、その活動に共感してくれてお手伝いを申し出てくれたAさん。
感謝しつつ、とある作業をお願いした。
期限を月末としてお願いしたのだが、納期が近づいた20日頃に「あの件はどうなりました?」と訪ねたところ。
「まだやっていません」という回答。
その回答に対して「もう20日にもなるのにまだ何もやってないって、どういう事?!」と怒鳴ってしまった。。。
Aさんとしては月末までに仕上げる段取りができていて、20日現在でやっていなかっただけ、、、
それ以降、Aさんはちーさんを怖がるようになってしまったという。事例2:とある方とのやり取りの中でBさんから「お昼ころ連絡するね!」と相手から言われ、「わかった!連絡待ってるね!」と応えました。
そして、その電話を待つこと数時間。11時になりましたが、連絡がありません。
「あれ、、もうお昼ころだけど、連絡まだかな、、、ま、まだ11時出し、もうちょっとまってみるかな」
しかし、12時になっても連絡がありません。
「あれ、お昼になったけど連絡がない、、、Bさん忙しいのかな、、、いや、もしかして私何か悪いこと言ったかな。。そうだ、きっと怒ってんだ、なんて言ったっけな、、」と心配になります。
そして、13時。Bさんから「おまたせ〜!ごめんごめん、ちょっと連絡するの遅れちゃって〜♪」と何事もなかったように連絡が来ました。
「大丈夫よ〜!お疲れ様!」と、応えたものの、ちーさんはとても気疲れしてしまっていました。事例3:今度は頼まれごとをしたときのこと。Cさん「ちーさん、これ、期限までにお願いしたいんだけど、どうかな?? 体調悪いって聞いてたから、無理だったら他の人にお願いするから大丈夫だよ。どうかな?」
そんな申し出に「了解です!体調のことあるけど、やります〜♪」と応えたちーさん。
しかし、予想以上に作業はボリュームが有り、ちーさんは体調を崩してしまいました。
そんななか、Cさんから作業の進捗確認の連絡がはいりました「ちーさん、どう?作業はどんな感じかな?」そんな問いかけにちーさんは「あの!私体調悪いって言ってましたよね!だけど、頑張りました!頑張りすぎて体調崩してしまいました?」とお門違いな怒りを向けてしまったそうです。相手が知らないところで、私の中で話しが進んでしまって、体調が悪いっちゃ悪い Cさんのためにやったのに!
常に怒られるのが怖くて、怒られないための行動をしてしまっていました。
怒られヒヨコさんに怒られないようにという行動をしてしまっている
20日までにヤルよね、普通、、、という自分の中のルールを人に当てはめてしまう傾向にある。
そんなすれ違いのあるある話で話題提供くださいました。
発達の傾向のある人とない人の違いとして「切り替えの上手さ」があると中尾さんからのご意見。
そんな切り替え方法をちーさんは持っていますか?!
という質問に色々試してきたが、どれも定まらずにいる。
という話でした。
テーマ3.オンラインとリアルの違い(話題提供:小野さん)

小野さんは大学生の時にススメられて診断を受けたところ、発達障害が判明。
その後も人間関係などに困難さを感じながらも、様々な支援者の方々との出会いなどから自分のことを理解できる様になってきた。障害の特性についてお伝えすると、理屈で理解できない事柄、社会常識や暗黙の了解というものが理解しにくい
そして、聴覚過敏があって、大きな音があると集中できません。
そして、話をまとめて話すのが苦手。テレワークについて、私個人の考え、感じたことは、メリットが多いということ。
出社するよりマイペースで仕事ができる。
腰痛がひどいので、一時間に一度、休憩時間を取るようにしている。
職場ではそれができない。
周りの目を気にする必要がない。余計な人間関係に悩まされることが少ない。
▶人との直接的な関わりが少ないため、自分の世界に浸れる。人の悪口陰口が嫌いで、それを聞くとテンションが下がる。
直接の関わりが少ないため、それを聞くことがない。通勤時間がゼロで、時間を有効活用できる。
時間をやりくりして、資格の取得を目指して勉強している。
石橋さんがおっしゃっていた「いまがチャンスだ」というお話にとても共感しました。
デメリットとしては、
何か困ったとき、すぐに相談しにくい。
▶上司や支援者がそばにいないので、わからいことなどがすぐに聞けない大人数のWEB会議では、発言者がコロコロかwるため、誰が何を言っているかわからなくなってしまう。
Web会議などで話題が行き来するとわからなくなる。
これはオフラインでも同じなのだが、よりその傾向が強くなる。もう一つは、オフラインで行っていた仕事をそのままオンラインで行おうとすると、担当者の負担が増える傾向にある。
そこは、企業側で環境の整備や手法の見直しなどを行い、オンラインのやり方にアレンジする必要があるので取り組んでほしい。
と言った話題を提供いただきました。
《 動画でご覧になれます 》
今回のシンポジウムは動画で記録させていただいており、後日もご覧になれるように配信をしています。
ブログでは書ききれない、やり取りなど当事者のご意見などを動画でご覧いただけます。
ぜひ御覧ください。
【動画】発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜
 アンケート 
 本日のシンポジウムの満足度はいかがでしたでしょうか? 

《 1)期待したほどではなかった〜 6)期待以上だった 》
 
上記の回答となった理由を教えてください
・当事者の方々の発言がポジティブで、障がい関係なく、生きやすくなる術を教えて頂いたように思いました。
・普段、当事者と言われる方の話を聞くことも、支援者の話を聞くこともないので、色んな方の視点や経験談はとても参考になりました
・当事者のお話を詳しく聞くことができ、とても参考になりました。
・ご本人が率直に話しをされていて、初めて知り得た情報が多いと感じました。
・業務上、様々な障害を持った方と接する時に特性は理解はしているものの、
・どう感じているのか悩ましいことが多々あります。当事者の方から率直なご意見、お気持ちを伺う機会が仕事以外では無かったので良い機会となりました。(仕事関係だとどうしても忖度があるので)
・内容はとても参考になるものばかりだった。
・長丁場すぎて、途中から集中力が続かなくて、半分ぐらい内容が頭に入らなかったため、全体の満足度としては得られるものが少なくなってしまった。
・発達障害を抱える子供の成人像が想像できなかったが、サポートや仲間がいれば、孤立せず生活できることがわかったから。
・普段、当事者の方のお話をじっくり聞くことができる機会はなく、大変貴重な時間をいただけたからです。当事者からのお話ということでしたが、障がいの有無に関わらず共感する部分もかなり多くありました。
特に印象に残ったお話、気づきを得られた事柄などがあれば教えてください。
たらさんの「発達障がいは魅力になる」「その分人に優しくなれる」と年齢は分かりませんがあの若さで発言されていて涙が出ました。
それぞれの当事者のそれぞれの思いですね。(当事者という言い方には違和感有りますが)
小学6年生の息子がADHDとASDです。これから成長とともに悩みや問題も変わってくるだろうと参考にさせていただきたく参加させていただきましたが、経験談を拝聴していますと「あれ?私もそんな経験あるある!」と共感できる部分がたくさんあり、障害の有る無し関係なくみんなそれぞれに特徴(個性)があり、いろいろな場面で共感したり妥協したりしながら生きているんだなと気持ちが楽になりました。貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました。障害については本人も保護者も早くあきらめた方がいい、という逆説的なコメントは良い意味で印象に残りました。
石橋さんは自分の症状に対する考え方とやり方をとても勉強になります
健常者が感じるコミュニケーションエラーや不快さとは違うことは理解できました。
また単に困っている、ストレスを感じるという言葉ですませてしまうことも
具体的な言葉(表現)で当事者の方から聞けたので勉強になりました。
例)
・オンラインの何が苦痛なのか
ヘッドフォンNG:耳から入る情報、頭の中での整理が上手くいかない(入ってくる音で脳をひねられている、雑巾をしぼられるような感じ)
カメラオンNG:カメラ上部が光るのが嫌。大人数だと画面に顔がいっぱい、景色がいっぱい?だと混乱する
・医療費の負担について
(コロナの影響で帰国が難しいため)現地で薬を調達したら2か月で3万円(補助を使って5,000円しか安くならない)などすれ違いコミユニケーションがとても参考になった。自分を振り返るいいきっかけになった。
資料がなぜ真っ暗なのだろうかと思ったが、視覚過敏ということで納得いった。発達障害でもやはり一人一人違うんだなと思った。
どの話もためになりました!質問コーナーで答えていただき、働きがい/やりがい、を感じる瞬間は生きる上でやはり大切なことだと思いました。そして、働きがいは人それぞれ違いますが、全ての人にとって欠かせないことだと改めて思いました。
まとめのコメント
当事者の皆さんから様々な金言が飛び出した今回のシンポジウム。
活発に活動されている当事者のみなさんが多く、「困り感」を強く持たれている方は少なかったかもしれません。
そういった意味では、今現在困り感を強く持っていらっしゃる方にもご参加いただける場にしていけたらと思います。
「当事者はもっと良い感じで諦め他方が良い」。
これはパネリストの石橋さんのコメントです。
「自分の困り感をなんとかしたい、なんとかなってやろう」そう思いすぎているから辛くなる。
コミュニケーションも人間関係も自分の気持も「コントロールできる」と思うから、それができないことに苛立ち、焦り、怒りが沸き起こる。
それらはコントロールできるものではない、と、手放してしまえば、諦めてしまえば。苛立ちや焦り、怒りが沸き起こることも少なくなる。
「ああ、またやってしまった、ほんとにダメだな」でも、「そう、これはもう、オレの問題ではない、これはオレの特性だ、そうなることもあることを周りの方に了承してもらえるようにフォローしよう」そんな風に考え、諦める。
そして、そんな自分を知ってもらえるように周りの方と関わっていく。
そうすると自分と周りとの関わり方も変わるかもしれません。
最後にこのシンポジウムに登壇されたパネリストはもちろん、参加者の皆さんも、こういった情報にアクセスできる環境にあること。
きっと、こんな場があること、自分の辛さや困っていることを共有できる居場所を持つことができていない方も多くいらっしゃる。
そういった方々にどうアプローチしていけるか。
どうやって出てきてもらえるようにしていけるか。
そこが今後の大きな課題となってくると思います。
今回の企画にご賛同いただいたパネリストの皆さん、ご参加くださった皆さん、ご協力いただいたNPO法人凸凹ライフデザインの皆さん。
そして共済させていただいたNPO法人ディーセントワーク・ラボの中尾さんに感謝申し上げます。
【 リポート】オンライン・エクササイズイベント“ダンシング・エクサ ”
NPO法人ディーセントワーク・ラボとのコラボでお届けするスペシャル企画!
東京のNPO法人ディーセントワーク・ラボと共催で実施する、READYFORが助成する“新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金第4期 2回目採択助成活動”。
第一弾は、メンタルヘルス支援として取り組む”音楽”と“運動”プログラム、題して、歌って踊ってエクササイズ。オンライン・ダンシングエクサ
でした!

コロナ禍による自宅時間の長期化により、運動不足の方も多いハズ。
でも一人でのエクササイズもなんだか寂しいし続かない、、、
そんなみなさんとオンラインで集ってエクササイズしよう!ということで、こんかいは6名の方と一緒にエクササイズしました!
カラオケをバックにエクササイズ!
JOYSOUNDをはじめ、うたスキ・着うたフルなど多彩なコンテンツを提供している株式会社エクシングさんのご協力の下、カラオケをバックに流しながらアバターがエクササイズを指導してくれる「健康王国」の「JOY BAT」動画を使用して、オンラインでみんなとエクササイズしよう!
という取り組みです。

当日の様子をYoutubeにアップ!
当日のイベントの様子をYoutubeで公開しています。
どんな風にエクササイズに取り組んだか、ご覧いただけると幸いです。
自宅時間を有効に使って、運動不足解消、そしてオンラインコミュニケーションを楽しむ。
双方の体験ができる素敵なコンテンツになりました!
ピックアップしたエクササイズ
まずは「準備運動」として、人気の「Let It Go~ありのままで〜」
☆準備運動
【ダイエットプログラム8選】Let It Go~ありのままで~/松たか子
続いては
基礎代謝アップ!ということで、人気のback numberさんのこの歌!
☆基礎代謝up!
【ダイエットプログラム8選】高嶺の花子さん/back number
そして、こんどは脳トレの要素も組み込んだ、「じゃんけんプログラム」。
からだの動きで「グー」「チョキ」「パー」を表すという内容。
☆じゃんけん
【健康促進プログラム8選】あずさ2号/狩人
 
最後は、ちょっと無理めだけどテンションが上がる「リンダリンダ」でフィニッシュ!
という内容でした。
☆最後に完全燃焼!!
【ダイエットプログラム8選】リンダ リンダ/THE BLUE HEARTS
事前練習も実施
今回の取り組みに向けて、参加してくださるみなさんとエクササイズの練習も行いました。
事前に実施するエクササイズ動画を共有していましたが、中々事前にチェックして見てくださる方は少ないことが判明。
事前練習や何度かのセッションがあると安心して参加できます。

イメージとしては、盆踊りの本番に向けて、盆踊りの練習が行われる感じです(^  ^)
(余談ですが、衰退傾向にあった盆踊り、最近は若者に人気の楽曲を取り入れたりするなど、イベントの集客コンテンツとしても注目されているそうですwww)
振り付けのおさらいを実施
さらに、当日も事前練習ができていいない方などのために、本番の音楽を流す前に「振り付けのおさらい」を実施しました。
トレーナーが振り付けのポーツを画面に出しながら、みずからもそのポーズをとって解説しました。


オンラインの画面を共有するのではなく、自分のカメラにプリントアウトした説明画面を表示し、主催者の方でスポットライトビデオにすることで、参加者の皆さんのみやすさも確保できることがわかりました。

プログラム
9:45 入室開始
10:00 主催挨拶
10:05 ルール説明
10:10 1st stage
振り付けおさらい
10:15 エクササイズ
10:20 自己紹介&休憩
10:25 2nd stage
振り付けおさらい
10:30 エクササイズ
10:35 自己紹介&休憩
10:40 3rd stage
振り付けおさらい
10:45 エクササイズ
10:50 感想共有
11:00 終わりの挨拶~終了
いよいよスタート!
本番がはじまりました。
参加者の皆さんで朝のご挨拶を行い、プログラムの流れのご紹介、そして1stステージの振り付けの説明を行いました。
振り付けのおさらい、そして事前練習のおかげで皆さんスムーズにやり取りができました。
順調にプログラムは進み、途中で自己紹介も挿入!
東京や九州の皆さんが繋がれるのもオンラインならでは味力です。
部屋の中では一人で行っているオンラインエクササイズですが、画面の向こうには仲間がいる!
そんな一体感をビシビシ感じることができました。








自己紹介と感想共有
途中で挟んだ自己紹介、お名前、年齢、住んでいるところと好きな食べ物についてお話いただきました。
年齢層も下は小学1年生から30歳以上まで参加されていたので、とても賑やかに、そしてほのぼのとした対話の時間となりました。
エクササイズが終わるたびに対話の時間を設けていたのですが、参加される人数や年齢層によって、その回数やタイミングは変えていくと良いなと思います。
みなさんからの感想でも
「かんたんな動きだったが、しっかりやることで汗ばむくらいの運動量だった」
「事前練習ではやれなかったエクササイズもあったが、ついていけた」
「離れていても一体感を大いに感じることができた」
「たのしかった」
といったお声がいただけました。
最後はみんなでポーズ!

初めてとなるオンラインでのエクササイズプログラム。
実施時間を1時間としましたが、参加人数や参加される方々の年齢層などに合わせ、
30分程度で行うなどのアレンジを加えると良さそうです。
さらに、最初に書きましたが、取り組みを月に一度や週に一度などの定期開催としていくことで、皆さんのオンラインへの参加のしやすさがグンと上がると思われました。
初の取り組みとなったオンラインダンシングエクサ、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
【参加者募集 】発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜
NPO法人ディーセントワーク・ラボとのコラボでお届けするスペシャル企画!
第二弾は「発達障がい当事者シンポジウム」
この度チャレキッズでは、東京のNPO法人ディーセントワーク・ラボと共催で、READYFORが助成する“新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金第4期 2回目採択助成活動”を実施することになりました。
テーマは
「オンライン化で悩む300名超の働く障がい者と事業所に、テレワークとメンタルヘルス支援で働きやすい環境を整える」
です。
第一弾では、メンタルヘルス支援の取り組みとして、”音楽”と“運動”プログラム「オンライン・ダンシングエクサ」を開催しました。
そして、今回、第二弾は「当事者シンポジウム」です。
発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜
今回、NPO法人凸凹ライフデザインの皆様とのタッグにより、発達障がいや精神障がいのある当事者の皆さんの生の声を皆さんにお届けします。
テーマは「コロナ後の世界とコミュニケーション」ということで、普段からコミュニケーションについて思うこと考えること、成功体験や失敗体験。
さらに今後、テレワークコミュニケーションが広がるにつれて、「対面ではないコミュニケーション」という新たなスキルが求められてきます。
これは、発達障がい当事者だけでなく、彼らとコミュニケーションをおこなっていくすべての人々にも必要なスキルとなっていくことでしょう。
ということで、コロナがもたらした変化と影響。そしてコミュニケーションのあるある話。そして今後のテレワークコミュニケーションにおいて気をつけていきたいこと、気をつけてもらいたいことなどをお話していきたいと思います。
シンポジウムの参加はどなたでも大歓迎
今回のシンポジウムでは登壇者(パネリスト)は発達障がいや精神障がい当事者となりますが、座談会の様子をご覧いただく参加者はどなたでもOK。
当事者のみなさんが普段どのような困り事や喜びや不安や希望を持っているか、ぜひ知る機会にしていただければと思います。
そして、シンポジウムへの出入りも自由とさせていただきますので、気軽に参加し、当事者の皆さんのお考えなどに触れていただければと思います。
当事者の皆さんへの質問や疑問、今、悩んでいることなども事前に募集いたします。
応募フォームよりご記載ください!もちろん、事前の質問や当日の質問もチャットなどで募集します♪
(ただし、回答がかならずあるとは限りませんので、ご了承ください!)
《 イベントの記録について 》
今回のイベントは報告、記録、配信のため、その様子を動画、静止画で撮影予定です。
参加者の肖像掲載の可否について、申込みフォームにてお尋ねしておりますので、ご確認ください。掲載を望まれない場合は、モザイクなどを入れて本人とわからないよう配慮させていただきます。
パネリストはこちらの皆さん!
①名前:たら
認めあい隊 代表
プロフィール:
ADHDの当事者。不安障がいがある。
認めあい隊(休止中)代表
現在、中国駐在員として海外で勤務
趣味はテニスと旅行が好き。あとは美味しいものに目がない
行動が子供っぽいと言われる。②名前:石橋ひろし
さかいハッタツ友の会 代表
プロフィール:41歳の工務店勤務のサラリーマン。
5歳児の父。
27歳の時にADHDの診断を受け、自助グループを主宰。
現在は31個のグループに分かれて活動中。
去年は年間263回開催、のべ参加者2500人以上。③名前:ちー
PO法人凸凹ライフデザイン 理事長
プロフィール:発達障がい、線維筋痛症当事者。
摂食障がい、うつ、強迫神経症などもあるが現在寛解。
NPO法人凸凹ライフデザイン理事。
すぐ怒る。
行動がおもしろいと言われる。
植物好き。④名前:小野保和(おの やすかず)
NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当
プロフィール:発達障がい(アスペルガー・学習障がい)、「慢性的なうつ状態」、睡眠障がい当事者
特例子会社にて障がい者雇用で勤務。(3月から完全テレワーク中)
NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当理屈っぽい。理屈大好き。理屈なしでは生きていけない。
文章を読んだり書いたりする事が得意ですが、伝えたい事が多すぎて文章が長くなります。
「半沢直樹」のように生きたい。⑤名前:山田悠平(やまだ ゆうへい)
精神障害当事者会ポルケ 代表
プロフィール:精神障がい(診断名は統合失調症)の当事者です。
東京都内を中心に活動する精神障がい当事者ポルケの代表をしています。
コロナ禍の動きのひとつに「精神障がいがある人の新型コロナウイルスの影響後の生活に関するアンケート調査」を緊急事態宣言発令中の実施があります。
九州圏を含む全国から371件の回答を寄せていただきました。
なお、調査結果については、団体ホームページに公開しています。
最近は、将棋のオンラインゲームやYouTubeでの動画解説にハマっています(‘ω’)
ファシリテーターとにぎやかし
ファシリテーターとにぎやかしに、今回の企画の主催団体、NPO法人ディーセントワーク・ラボの代表、中尾 文香氏と一般社団法人チャレキッズの代表、中嶋 一顯が務めさせていただきます。

中尾 文香 プロフィール
NPO法人ディーセントワーク・ラボで「働くすべての人のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の達成」をミッションとし、特に障がい者が社会での役割や、仕事を通しての働きがいを得られるよう、障がい者と社会をつなげる活動を行う。福祉事業所のものづくりブランド「equalto」の企画・運営や企業の障がい者雇用コンサルや研修等を実施。社会福祉士。博士(社会福祉学)
こんな方にオススメ!
☑️ 当事者の皆さんの“今の状況”をしりたい
☑️ コミュニケーションの失敗談や成功談を聞いてみたい
☑️ 今後求められるコミュニケーションのあり方、スキル、対応策を知りたい
☑️ オンラインコミュニケーションを体験したい
《 プログラム 》
13:15 入場開始
13:30ころ 開始 あいさつ 趣旨説明 ルール説明
13:45ころから
◆ テーマ1.コロナ禍と私の仕事(話題提供:石橋さん)
◆ テーマ2.すれ違いコミュニケーション(話題提供:ちーさん)
◆ テーマ3.オンラインとリアルの違い(話題提供:小野さん)
15:30ころ 質問コーナー
15:45ころ まとめ
16:00ころ 終了 おつかれさまでした!
《 ルール》
◎オンライン当事者シンポジウムは、誰もが安心して、安全に、自由に参加できる場です。
ここでは、否定や批判はしません。
参加者の皆さんも、否定や批判の気持ちを横に置いて参加してくださいね。
◎参加方法
シンポジウムはZoomから参加できます。
申込みをいただきますと、ZoomのURLを後日お送りいたします。
参加の際は、事前にご参加においてお守り頂きたい注意事項にご同意いただくことが参加の条件となります。◎録音、録画は禁止です。
オンライン当事者シンポジウムでは、プライベートなことも話されます。そのため、録音や録画は禁止します。
主催者のみ、今回の座談会を報告するために録画します。目的以外には使用しません。
安心な場をみんなでつくりましょう。◎ここで話されたことは、外に持ち出さないで下さい。
「座談会に参加して○○と思った」などの感想を人に話したり、インターネットに書いたりするのは自由です。
ただし、「座談会で○○さんが□□に勤めていると言っていた」「▲▲さんは××が苦手だそうだ」など、個人に関わることは、この場に留めてください。◎出入りは自由です。
ただ、zoomから退出してしまうと、再入室が難しくなる場合があるので、
ちょっと休憩したい時は、画面をオフにしたり、紙に「休憩中」と書いて置いたりしてください。
いつでも参加したり休憩したりしながら、リラックスして聞いてくださいね。
◎質問の全てにはこたえられません。
お申込み時に登壇者への質問を記載するコーナーがございますので、質問などをお書きください。
また、座談会中もチャットでみなさんから質問やコメントを受け付けます。
頂いた質問は、時間の都合や内容の吟味を行い、取り上げるかを決めさせていただきます。
せっかく出した質問が取り上げられないこともあると思いますが、あらかじめご了承ください。
申込み方法
下記リンクの応募フォームよりご応募下さい
タイトル  :  発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜 開催日時 : 9/26(土) 13:30〜16:00 (入室開始 13:15〜 ) 会  場 : オンライン(Zoomを利用) 参 加 費 : 無料 主  催 : NPO法人ディーセントワーク・ラボ / 一般社団法人チャレキッズ 問い合わせ: Tel 090-3415-3315 Mail:challekids01@gmail.com    今日は、株式会社数寄家さんご協力のもと、雑貨制作のおしごと体験を実施しました。 参加したチャレキッズ達は2名。     四角い博多織の箱の中に鈴が入っています。 まずは博多織の端切れの組み合わせを選んでいきます。 この作業を習熟するのには何回かの実践が必要です。 ようやく完成!   鈴箱のベースとなるプラスチック板の型は、レーザーカッターを使用して制作されます。 一度作る、そして材料の仕組みを知る、等の工程を経ることで、「こうやって出来てるんだ!」がつながっていきます。 そうすると、もういっかい挑戦だ! 要領をつかんでくると、こどもは自分の作りやすい方法などを見つけて挑戦していきます。 雑貨の制作の工程では子供の「どうやってできているんだろう?」からはじまり「うまくいかない」という失敗の工程があり、 最後はパッケージもさせていただき、ご家族の方やお友達へのプレゼント用にしていきます。   今日は、オイルマウントプリンターズさんご協力のもと、シルクスクリーン印刷のおしごと体験を実施しました。 参加したチャレキッズ達は4名。 今回の講師はひだか先生、なかじま先生です。 よろしくお願いします!   今回はチャレキッズ達が描いたイラストをトートバックに印刷します。 使用するイラストは事前に書いてきてもらいました!   描いてきたイラストをもとに、型を作ります。 まずは特殊なフィルムにスプレーのりを噴射します。 フィルムを木枠の型に張り付け、紫外線に当てます。 2分半待っている間… どこに印刷をするのか、使用するインクの色はどれにするか決めておきます? 2分半経ったら… シャワーで流します? チャレキッズ達も体験させていただきます! 「よく見たら落ちてきてるね!」と 最後はひだか先生の仕上げです。 乾かしたら型の完成です?   型が完成したら印刷の準備をします。 隙間からインクが漏れてこないように隙間を埋める作業です。 ひだか先生の作業を真剣に見ているチャレキッズ。 すると「やってみる!」と声が上がり、させていただくことに。 長すぎず、短すぎず、程よい長さでテープを切って✂ しっかりと隙間を埋めます。 隙間を埋める作業が終わったら、印刷の位置や色の最終決定をします! 真剣に考えていますね?   いよいよ印刷です! トートバックの上に型を固定して インクをつけて 手前にぐっぐっと引きます。 どんな作品に… なったかな!? 素敵なトートバックがたくさん作られていきます! 今回はご厚意で紙にも印刷をさせていただきました? 完成したらドライヤーでしっかりと乾かします?   なんと!2週目,3週目と何度か印刷をさせていただきました。 ありがとうございます? インクがたくさんあります! 「これ、どんな色になる!?」 蛍光色を選んだチャレキッズも。 ひだか先生が分かりやすいようにブラックライトを当てて見せてくださいました✨ 実は、インクの色は1から調合して作られているそう。 その色のもととなるものをなかじま先生が見せてくださいました!   完成した作品をもって、お店の前で記念撮影をしました。 どれも素敵な作品です!     今回の体験を通して、色や配置によって印象が大きく変わることを学んだチャレキッズ達。 たくさんの選択をしました? お友達の様子も真剣に見ています。 ひだか先生の説明がとても分かりやすく、真剣に説明を聞いている姿が印象に残りました。 ものづくりの楽しさ、難しさを学ぶことができたのも、 色の選択肢を用意し「お、いい色だね!」と受け入れてくださったり 何回も印刷をさせていただいたひだか先生のおかげです。 参加してくれたチャレキッズのみなさん、ひだか先生、 ありがとうございました!     今日は、講師の江口先生・山根先生ご協力のもと、Youtuberになろう!のおしごと体験を実施しました。 参加したチャレキッズ達は4名。 よろしくお願いします! 今回担当してくださる講師の江口先生と山根先生。 まずは、Youtuberについて少しお話をしていただき… 今日の流れを説明していただきます。 1.動画撮影? 2.動画編集? 3.完成した作品の発表会 とたくさんの作業があります? それでは、一つ一つ見ていきましょう!   今回は、事前になにについて話すかを決めてもらっていました。 自分が好きなもの・ことについてお話をします。 トークスクリプト(台本のようなもの)を製作し… 練習開始です。 どのようにすれば見ている人に伝わりやすいかを考えます。 目線は?声の大きさは?表情は?… 考えることがたくさん? いざ、本番! 最初は少し緊張しているようでしたが、 回数を重ねるにつれてどんどん上手になっていきます。 どんなふうに見えるのか、真剣にチェックしています。 納得のいく動画が撮れたら、いざ編集作業へ!   先程撮った動画をパソコンに取り込みます。 その間に、江口先生と山根先生がどのように編集を進めるか デモンストレーションを行ってくださいました。 チャレキッズ達は「早くやりたい!」と興味津々? 動画の読み込みも、デモンストレーションも終わり いざ編集作業へ!   まずは、動画に付けるBGMを選びます。 講師が用意してくださったものから自分のイメージに合うものを探していきます! 「おぉ~この曲はCMとかYoutubeとかで聴いたことがある!」 と真剣に選ぶチャレキッズ達。 BGMを選んで読み込んだら、音量を調節します♪   BGMが決まったらテロップ(字幕)を付けます。 まずは講師のお手本を見て… 実際に自分たちでもやってみます?? タイピングにも挑戦! わからないところもスタッフの力を借りながらチャレンジしています。 挑戦する姿勢が素敵です✨ セリフを打ち込んだら… テロップが表示される時間の調節をします。 ちょうどぴったりに合わせるのが難しい! 慎重に慎重に合わせています。   時間に余裕があったので効果音もつけてみます。 効果音が入るとさらにプロっぽくなりますね~ 編集した動画を書き出します。 この作業をすることで動画として形になるのです。 書き出しているのを待っている間、豆知識も教えていただきました! 動画のファイルの大きさと画質の関係など、気を付けるところがたくさんあります✏   完成した動画の発表会です? 1人1人の良さが際立っています! 普段なかなか自分の姿を客観的に見る機会が少ないのか、 少し恥ずかしがるチャレキッズも? どの作品も素敵に仕上がりました。   今日の感想を1人ずつ発表してもらいます。 楽しかったこと、難しかったこと、様々な気づきがあったようです。 江口先生からも素敵なお言葉を頂きました! 将来の糧となるようなことにどんどん挑戦出来たらいいですね? 今回も、やったことがなくてもやってみる!と挑戦していく姿が多くみられました。 1人1人に賞状を手渡した後… 最後に、記念撮影をしました! 1日お疲れさまでした??♀️   今回の講座の中でも何回かお話があったのですが、 動画を作るにはいくつもの工程をこなさなければなりません。 また、どのようにしたら見ている人に伝わりやすいか、楽しんでもらえるのか、考えることがたくさんあります。 例えば、動画撮影。 身振り手振りや声の大きさ、表情を工夫します?? 例えば、セリフ。 言葉で伝えるためには、国語力や分かりやすい文章を組み立てるための論理的思考力を使います? 他にも考えることはたくさん。 実は、動画を作るだけでもたくさんの力を身に着けることができるのです。 そのことを教えてくださった江口先生・山根先生 本当にありがとうございました! そして、今回参加してくださったチャレキッズ達にもお礼申し上げます。       2020年7月29日(水)10:00〜11:00 Zoomを使ったオンライン座談会第3弾を実施しました。 テーマは「ゲーム障害の兆候とメカニズム」。 
 アルコールやドラッグなど、物質の摂取のコントロールがができなくなる「依存症」。 
9:45  入室開始 今回も座談会にご参加の皆様には事前に動画をご視聴いただいた上でのご参加と致しました。 この動画は座談会後もご視聴いただけるので、振り返りとしても大変役に立ったとおっしゃっていただいています。 ギャンブル、薬物、アルコール。 怒り、喜び、驚き、欲しい!やりたい!飲みたい!食べたい!など、感情や欲望を司るのが大脳辺縁系です。 その一瞬で沸き起こる感情や欲望を制御することができるのが、前頭前野の働き。 依存状態になるとこのバランスが崩れます。 通常は前頭前野の働きにより抑制できることが、依存物から得られる喜び(快感や高揚感)により前頭前野よりも大脳辺縁系の働きが優位になるので 依存症が進行するプロセスは以下のとおりです。
  開催概要  
      
締  切 : 9/25(金)   
協  力 : NPO法人凸凹ライフデザイン
(一般社団法人チャレキッズのスタッフが対応します)/strong>【リポート】8月19日(火)おしごと体験《 雑貨制作のお仕事》
おしごと体験《雑貨制作のお仕事》

講師は株式会社数寄家のひさし先生となおみ先生です。
よろしくお願いします! 博多織をつかった小物たち
 まずはやってみよう! 
どうやってこれが作られるのか?
とにかく手を動かしてみて形にしていきます。
端切れ側についてある両面テープをなじませたあと剥がし、型紙(プラスチックプレート)に貼っていきます。

この両面テープを剥がして、プレートの上に乗せるという作業、文章で書くと簡単なのですが、実際にやってみると両面テープが手にくっついてきて中々思った方向に向いてくれない。。。
そしてプレートの上に乗せるとにちょっとでもずれると斜めになってしまって剥がすのも大変?

小さな鈴箱の型がどのような仕組みになっているか、最初はわからないので、教えていただくことをしっかり聞きます。
それでもよくわからない、、、細かな折り目や型紙同士をはめ込む仕組みなど。
まさに見よう見まねでやっていきます。
しかし、ちょっとうまく行かなかったりして、、「もう一回挑戦だ!」 型紙ができるまで 
レーザーカッターに釘付け 
プログラミングされた通り、レーザーが光を出したり、動いたりしながら型を作っていく姿に子どもたちは釘付けです。
かっこいい〜〜。
も意欲的に取り組むことができます。 たくさん作らせていただきました! 
 それぞれの好みに合せた鈴箱が完成 
選ぶ柄にも個性があって、その子その子の好みが伺えます。
だんだん勢いづいてきて、「もう一個!」「もう一個!」とどんどんと作ることが楽しくなっていきます。


そうやって、気づけば「鈴箱づくり、たのしい!!」となっているのです。
その失敗があるからこその「工夫してみよう」が生まれ、それがうまく行った時に達成感が生まれる。
そこからは自由に自分の発想を広げるなど、物事の習熟から応用までを体験できるお仕事体験になっています。

結局一人5個も作らせていただき、大満足!

数寄家の皆さん、素敵な体験をありがとうございました!!
【リポート】8月17日(月)おしごと体験《シルクスクリーン印刷のおしごと》
おしごと体験《シルクスクリーン印刷》


印刷の工程
型を作る







印刷の準備




印刷







おまけ




記念撮影

まとめ



【リポート】8月16日(日)おしごと体験《Youtuberになろう!》
おしごと体験《Youtuberになろう!》

おしごと体験の内容
動画撮影?



2.動画編集?
動画をパソコンに取り込む


BGMを選ぶ

テロップをつける



〔おまけ〕効果音をつける

動画を書き出す

3.完成した作品の発表会


ふりかえり





まとめ


【リポート】7月29日(水)開催 チャレキッズ・オンライン座談会 《教えて!谷川先生!》~ゲーム障害の兆候とメカニズム~
保護者・支援者のみなさんと語るオンライン座談会
ゲストスピーカーには、公認心理師、カウンセリングスペースやどりぎの谷川芳江先生をお招きました。

多くの保護者の方にも関心の高い「ゲームとの向き合い方」についてお送りした座談会。
キーワードは“依存のメカニズム”と“脅威システム”、 です!目次 
1,WHOで“疾病”として認定された「ゲーム障害」
2,事前試聴動画で事前学習 
3, 依存はなぜおこるのか?!
4, 自己治療仮説による依存症
5,3つの感情制御システム
6,依存状態にある人の心理状態とは
7,穏やかな心の状態に働くもの
8
,参加者の皆さんの事例を共有
9,家族支援プログラム  
10
,次回以降の企画のご紹介回以降の企画のご紹介
1,WHOで“疾病”として認定された「ゲーム障害」 
 自分ではコントロールができなくなる病 
一方、買い物やギャンブルなど、行動から得られる刺激に中毒性をもってしまう状態は「嗜癖(addiction)」といいます。
ゲーム障害は物質ではないので、「嗜癖」の一種。
そして、本人の意志や性格によるものでは無く、「コントロールができなくなる病気」であること。
本人の努力だけで治療していくのは難しいことも知っておくことが大切です。座談会の流れ 
10:00 主催挨拶
10:05 ゲストSpeakerご紹介
10:10 参加者自己紹介
10:20 参加者のみなさんの事例共有
10:30 speakerからの話題提供
11:00 事例に対してのアドバイス
11:30 質疑応答
11:50  感想共有
12:00 終了
2,事前視聴動画で事前学習 
 “ゲーム障害という依存症”  
専門用語なども多く出てくるので、時間のある時に見ていただけるのがポイントです。3, 依存はなぜおこるのか?!
“自己治療的仮説”としての依存症
依存症のイメージはどうしても「だらしない」。「意志が弱い」「本人の性格の問題」と捉えがちです。
確かに、そのように映る要因が、依存症となっている本人にあることも多いと思います。
しかし、そのメカニズムを知ると、誰もがそのループに巻き込まれる可能性があることがわかります。
人間が本来実を守るために備えている、脳の機能や感情のメカニズムにそのヒントがあります。
まず覚えておいていただきたいのが、“前頭前野の働きと大脳辺縁系の働き”と、そのバランスについてです。感情や欲望を司る大脳辺縁系
怒りや喜び、恐怖や不安、欲望などがグッと高まると、脳内の報酬系の作用によりアドレナリンが分泌され、即行動に移れるように体が準備をします。
こちらは理性や社会性、思考すると言った働きにより、将来の見通しを立て適切な判断を行っていきます。
そうすると、感情や欲望の抑制ができなくなる。
これが依存のメカニズムです。依存症進行のプロセス
①それをすると快感や高揚感を得る
②繰り返しやらずにはいられない
③それが生活の中心になり、その刺激がないと不快な症状が出る。(報酬欠乏症)
④より多くの刺激を求める
⑤社会的・経済的・健康的な問題が出る
⇛他のことに関心が向かず、のめり込みがやめられない
⑥やめなくてはと思っても、どうしてもやめられない
このようなプロセスが起こる原因も脳の仕組みに由来しているのです。
4, 自己治療仮説による依存症
依存症の方の心理的特徴
依存症の患者の心理的な特徴として、「過小評価 否認 自己中心性 ウソ」というものが挙げられます。
「どうせ自分なんて」
「すぐやめられるって」
「自分さえ良ければそれでいい」
「やってないって」

これらの行動がでてくるのはなぜか、その原因を「自己治療的な行動」として理解するのが、自己治療仮説による依存症の考え方。
どういうことかというと、自身の持っている不安や恐怖などの“苦痛”を緩和するために、“快感や高揚感”が得られる行動を行っている、という考え方です。
この考えかたの背景には、感情のシステムを理解する必要があります。
5,3つの感情制御システム
大脳辺縁系が司る感情や欲望のメカニズム
感情は頭で思うより先に胸に響きます。
“喜びや怒り、悲しみ、驚き、不安”は、出来事が起きて瞬時に反応します。
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それらを3つの感情制御システムで表現すると
3つの感情制御システム
1)獲物(資源)を獲得するための意欲を持つシステム(動因システム)
2)脅威の瞬時の感知(闘争ー逃走反応)(脅威システム)
3)上記ふたつのシステムを制御・鎮静化してウェル・ビーイングを保つ
=充足とスージングのシステム
となります。
動物の進化に貢献してきた“脅威システム”
依存症のメカニズムを考える上で、今回谷川先生からご紹介いただいた言葉の中でも印象的だったのが、「脅威システム」という言葉です。
動物は昔から様々な危険にさらされてきました。
危険をすばやく察知し、回避するための行動が取れなければ生き残ることは難しい。
危険や不安に襲われたとき、頭で考えるより先に感情が沸き起こってくる、これが「脅威システム」です。
例えば、
・夜道を歩いていて後ろから足音がする、
・車を運転していて突然子どもが飛び出してきた
・眠っていて地震に気づき飛び起きた。
上記のような危険や不安が迫ったとき、人は頭で考えるより先に感情が沸き起こり、
すぐに動けるようにアドレナリンが分泌され、筋肉を動かす準備を整えます。
こういった感情の動き(脅威システム)があるからこそ、動物が生き延びてこられたのです。
つまり、感情や欲求は生命の維持のために無くてはならない働きである、ということです。
“脅威システム”の負の側面
脅威システムは生命の生存維持のために必要な勘定システムですが、マイナスな面もあります。
それが①過大評価 ②肯定的思考の却下
 ③否定的な思考の反復の3つです。
①過大評価
脳が特定の状況での脅威や危険を過大評価し、些細なことで臨戦態勢をとってしまいます。
料理のためにコンロに火をつけたるたびに火災報知器がなるようなものです。
②肯定的思考の却下
肯定的な出来事よりも否定的な出来事に注意を向かわせます。
たくさん肯定的な出来事があっても、否定的な出来事に意識が集中し思い悩んでしまいます。
③否定的な思考の反復
問題を解決するために思考が働かず、問題を不安視する考え方が繰り返し沸き起こってきます。
脅威システムという脳の仕組みによって否定的な認知(ものの捉え方)が生じているということになります。
現代においては生命の脅威ではなくて、批判・否定される時にも(過剰に)分泌され、不安・嫌悪・怒り・ストレスが強くなる傾向があります。
・なんとなく、嫌な対応をする人がコミュニティにいるとき
・なんとなく、この話は嫌な予感がするな、というとき。
・人間関係がうまくいかないと思っているコミュニティにいるとき
原因はわからないが(実際は原因はある)、好ましくないと気持ちが反応しているとき。
それはまさに「脅威システム」が働いている状態となります。
“脅威システム”が働き続けるとどうなるか
常に不安や恐怖を感じている状態が続くとどうなるか。
人は精神のバランスを崩し、自律神経が乱れ、様々な精神的な疾患を抱える可能性があります。
最悪の場合自ら命をたってしまうことも。
そうならないように、人は自らの心のバランスをとるために、別の《感情システム》を働かせます。
それが、“動因システム”です。

6,依存状態にある人の心理状態とは
心のバランスを保つために働かせる“動因システム”
脅威システムが働き続けていると、精神のバランスを崩します。
そうならないようにするために、心が別の感情システムを働かせようとします。
それが、「動因(競争)と資源獲得のシステム」です。
例えば、マラソンでゴール寸前の状態。後もう少しでゴールだ!という時に、不安を感じるでしょうか?
仲間とワイワイと騒いでいるとき、会社であった嫌なことを思い出すでしょうか?
同じように、お酒を飲んで酔って気持ちよくなっているとき、好きな買い物に熱中しているとき、ギャンブルの勝敗がわかる瞬間、
どれも、嫌なことなど思い出しません。
そして、ゲームに熱中しているときも同じです。
このときに働いているのが「動因(競争)と資源獲得のシステム」です。
このとき、前述の「依存症のプロセス」の中の①
①それをすると快感や高揚感を得る
という状態に当たります。
常に不安や恐怖といった脅威システムが働いている場合、「動因(競争)と資源獲得のシステム」に切り替えることで、精神のバランスを保つことができるのです。
このことに、自己治療の効果を得られた本人は、脅威システムを切り替えるために、手軽に、高揚感と快感を得ることができる、依存物質、行動嗜癖を繰り返し行うようになる。
これが自己治療仮説的な依存症です。

“動因システム”の負の側面
動因システムはドーパミンが分泌されます。
ドーパミンの分泌が繰り返し行われると、神経の感受性が鈍くなり、なかなか満足することが出来ない状態になっていきます。。
もっと多くの強い興奮を得るためにはドーパミンの分泌量を増やす必要があります。そうして、繰り返しドーパミンの分泌が増えると、ドーパミン神経の感受性がさらに鈍くなり、ドーパミンの分泌が減ります。その結果、欲求不満、不快を感じることが多くなるのです。
こうして、脅威システムから逃れるために働かせる動因システムでは、目的としているドーパミンの分泌ができなくなってきて、それによる欲求不満と不快を感じ、さらに感情システムの脅威システムが更に心を覆うようになることで、さらに動因システムを働かせようとするという循環になっていきます。
7,穏やかな心の状態に働くもの
充足とスージングのシステム
「スージング」とは、「沈静・鎮める」という意味があります。
嫌なことや心配ごとがなく、安全な状態のとき、心が平安と充足の状態にあるときは、このシステムが働いています。
このとき脳ではエンドルフィンという物質が分泌されています。
エンドルフィンは、人間の本能的な欲求が満たされる時に分泌され、モルヒネと似た鎮痛・沈静効果があります。
“充足とスージングのシステム”は先の脅威システム、動因システムを切った状態にしてくれるので、いかにこの状態に感情のシステムを切り替えることができるかが鍵となってきます。
スージングシステムを働かせるために
今回の座談会ではココまでのお話はありませんでしたが、谷川先生の行っている家族プログラムでは「対話」により、この状態を作れるように指導されているそうです。
家族が依存症と関わるとき、家族自身が「脅威システム」に陥ってしまい、依存症の負のループに巻き込まれてしまいます。
そこから抜け出すためには、家族が自身の心理状態を冷静に見つめ、スージングシステムを意識することが大切です。
8, 参加者の皆さんの事例を共有
お子様が依存状態にあるという方から、どこからが依存状態なのかを知りたいという方まで
座談会では、参加者の皆さんのお子さんについての話題を共有させていただきました。
事例紹介
◆ 16歳 女
大学進学を希望していますが、机に向かって勉強ができない、できても集中力が続かないそうです。そんな自分に苛立ち、時に私を蹴ったり、物を投げたりします。しかし、スマホは積極的に手に取り1-2時間続けてします。
そんな娘にどのように接すればいいでしょうか。◆ 大学生の息子と高校生の長女
息子は現在は落ち着いたが、一時はPCゲームにハマり、それをさせないことに執着してしまっていた時期があり、家族の中で戦いが日々繰り広げられていた。結局PCが出来ない環境に置くことで、沈静化したが、その影響は今も残っている。
もうひとりの長女については、現在、スマホを手から離さない。常に何かを見ているようだが、あまり明るい表情でもないのが気にかかる。
年齢の高い子に保護者はどのように関わればよいのか。◆ 11歳 男
不登校になって4年目になりました。YouTubeで作りたい物や、好きなものを見つけたり刺激をもらい。絵や工作への創作意欲に繋がっています。
ゲームも、友達と交流するツールとなっています。
ただ、管理は難しくて、長時間の視聴による視力や脳への影響、触れて欲しくない情報にふれる可能性や、現実とバーチャルとの付き合い方など、心配事は沢山あります。◆
依存と依存ではない。の境界線はどこで、依存になった場合、どうやって治療するのか。予防に大切な事と、治療に大事な事は何と考えられているか。
を教えて欲しいです。
そして、これらの話題について、谷川先生から個別にアドバイスや取り組みへのご提案がありました。
それは例えば、
「スマホを手放さない娘への声かけが難しい」▶「まずはお母様の心のケアをすることから始めませんか。依存症に関しては、まずはご家族が支援機関とつながることからスタートします。」
「姉弟で症状は違うが、パソコン、スマホが手放せない」▶「お子さんが社会と関わろうとする行動を強化(その行為に関心を示し、ホメる、喜ぶなどの本人にとって喜ばしい反応を示す)してください」
「不登校であると同時にインターネットを使って様々な事を行っているが心配事がつきない」▶「お母様との距離が近いことも一つの問題であり、あと、規則正しい生活を心がけることで良いサイクルにつながる」
など、谷川先生の豊富な臨床経験から現時点でのお子さんの様子をどのように捉えたら良いのかというアドバイスをお届けいたしました。
9、家族支援プログラム
ゲーム障害における“福岡モデル”を作りたい
昨年、ゲームリテラシーというタイトルで、福岡esports協会様や強度行動障害のプロフェッショナルの方にご協力いただき、ゲームについて考えるセミナーを行いましたが、今回はより「ゲーム障害」にフォーカスした内容でお届けしました。
具体的な依存症の仕組みや脳の構造、感情のシステムなどを知ることで、様々な状態を客観的に視る、知ることの大切さを学ばせていただきました。
そして、「どうして良いかわからない状態」を気持ちだけでなく、システムとして理解することで、抜け出すためのいとぐちを掴むことができることを知ることが出来ました。
「解決方法はある」「抜け出す道はある」それを知ることだけでも、我々の「脅威システム」のレベルを下げ、冷静な判断を促すきっかけになると思いました。

10.次回以降の企画のご紹介
当事者座談会、就労支援現場を知るための座談会
今後の座談会の予定は、成人の発達障がい当事者の皆さんによる体験談などを保護者の皆さんと共有する座談会や就労支援現場で働く支援員の方をお招きしての障がいのある方の就労についての取り組みを知る座談会を予定しています。
ぜひ奮ってご参加ください!
【リポート】動物園クリーンスタッフのお仕事体験&動物病院見学
動物園クリーンスタッフのお仕事体験&動物病院見学
8月8日(土)、株式会社まきもと様、ひまわりランド様、福岡市動植物園のご協力のもと、福岡市動植物園でお仕事体験を行いました。
この夏最初のお仕事体験!
8人のチャレキッズが挑戦しました‼
クリーンスタッフ体験
まずはクリーンスタッフ体験!

正門付近とアジア熱帯の渓谷エリアのゴミ箱の中のゴミ回収とベンチ拭きを体験しました。
ゴミ回収では軍手とトングを使用します。
トングを受け取って、ゴミ箱の中を1つ1つチェックしていきます!


トングを雑巾に持ち替えて…
次はベンチを拭きます!

株式会社まきもとの職員の方々、ひまわりランドのお姉さん、お兄さんの様子をよく見ながら、みんなで役割分担をして作業を進めました。


「お客さんが気持ちよく過ごせるように」と雑巾が真っ黒になるまで頑張りました!

最初は指示を待っていたチャレキッズたちも、最後には自ら進んで汚れたベンチを見つけ、拭く姿が印象的でした!

暑い中での作業でしたが、集中して取り組むことができました!?
作業後の振り返りの時間では、「椅子がきれいになって嬉しい!」「ゴミがたくさん入っているゴミ箱があって大変だった!」と感想を聞かせてくれました!
動物病院見学
クリーンスタッフ体験の後は動物病院見学!
動物園の中にある動物病院を訪れました。
手術室、レントゲン室、解剖室など普段は見ることができない場所にみんな興味津々!?




保護された野生動物や治療中の動物など、13匹の動物を観察させていただきました!
おばあちゃんペンギンに赤ちゃんフクロウ、遊び盛りなテン、大きなタカなどのたくさんの動物を前に、チャレキッズたちは驚いている様子でした。
そして、実際にフクロウとタカへの餌やりを見せていただきました!
職員の方がピンセットを使って、動物の口へと餌を運びます。


チャレキッズもホンドテンへの餌やりを体験させていただいたのですが、、、
動物たちも緊張していたようで、上手にあげることはできませんでした?

見学後は、「どうして職員の手で餌をあげるんですか?」「どうして寄生虫の検査をするんですか?」などのチャレキッズからのたくさんの質問に答えていただきました!

1日の振り返り
このお仕事体験を通して、みんながよく知る動物園の中でお仕事をしている人がいること、みんなから見えないところでもお仕事をしている人がいることを知ることができました。
そしてお仕事の大変さと楽しさを感じることができたお仕事体験になりました。
株式会社まきもと様、ひまわりランド様、福岡市動植物園の皆様、素敵な体験をありがとうございました!


チャレキッズ・オンラインペアトレサロン 受講生募集
子育てを楽しく!
親の育ちを応援する  
子育ては「スキル」です。「トレーニング」して身につけよう!

お子さんの行動を変えてあげたいそんなお悩みありませんか?
お子様を褒めて伸ばしたい。そう考えていらっしゃる保護者は多いです。
しかし、児童書や講座でその手法を見聞きしたとしても、ご家庭で実践、継続するのはなかなか難しいもの。
そこで今回、“お子様との関わりをスキルとして身につける”ためのペアレント・トレーニングプログラムを企画いたしました。

ホメて伸ばす!子育てのコツを学びませんか?
具体的に学び鍛えるのは、ズバリ、「ホメる力」です。簡単なようで難しい「ホメる」という技術を身につけるために、
講座では専門のトレーナーが座学とロールプレイを行い、ご家庭での実践を共有、フィードバックを行いながら継続的にトレーニングを実施していきます。

ペアレント・トレーニングサロンの開講
チャレキッズ・ペアトレサロンは、お子様への声がけや行動に難しさ感じる保護者の皆さんへ、「行動」の見方を学び、「ホメ上手になる」ことを目指していきます。少人数制で講座を受講し、自身の取り組みをアウトプット、各ご家庭の事例を共有しつつ、ご家庭で実践する、を繰り返します。「親は自分の子どもに対して最良の治療者になることができる」という考えを実践していきます。
ホメ上手になるために①
ポイントは3つ
1,大切なのは 行動 で考えること
行動分析の基礎を学び、行動のきっかけと結果から、具体的にどのように行動したらよいかを導くコツを覚えましょう!

2,キーワードはホメる対応
「ホメられる行動」を見直し、「褒め上手」になるための準備をしていきます。「ホメる」はトレーニングで獲得できるスキルです。

3,同じ思いの仲間と共有
同じ悩みを持つ保護者どうしで事例や取り組みを共有。共に考え、アイデアを出し合います。
自身のモチベーションアップ、励まし合う環境での取り組みの継続に仲間づくりが有効です。

プログラムは全部で10回
毎回テーマとなる講義の後、参加者同士で、現状把握と取り組みを記載したワークシートを元にお互い発表、共有し、講師からのアドバイスを頂きます。仲間の取り組みなどからもアイデアを取り入れ、改めて日々の生活の中で実践し、取り組みの内容をワークシートに記載し、次回の講義へ望みます。
《プログラム(各回3時間)》
第1回 ほめ上手になろう!
第2回 子供の行動を3つに分ける
第3回 ほめるポイント
第4回 ほめるコツ
第5回 スペシャルタイム
第6回 行動の仕組み~ABC分析
第7回 無視のポイント~ほめる為に待
第8回 指示の出し方のコツ
第9回 「制限」~警告とペナルティ~
第10回 学校や園との連携について
講師
豊富な経験をお持ちの南川悠氏

講師:日本ペアレント・トレーニング研究会 インストラクター養成研修修了
南川 悠 氏
発達子どもアカデミー原田校 管理者
精神保健福祉士
受講料
50,000円(税別)
受講料:50,000円
定員:10名
受講形式:オンライン
実施日:平日午前中
こんな方にオススメ!
☑️ お子様を褒めて伸ばしたい
☑️ 子どもの行動を変えてあげたい
☑️ 子どもとの関係を改善したい
☑️ 子どもの行動を学び視点を変えたい
☑️ 同じ悩みを持つ仲間と思いを共有したい
お申込み・お問い合わせ
主催 : 一般社団法人チャレキッズ
Tel : 090-3415-3315

《 参加者募集 !》7月29日(水)開催 チャレキッズ・オンライン座談会 《教えて!谷川先生!》~ゲーム障害の兆候とメカニズム~

~大好評!保護者向けオンライン座談会 ~
毎回大変ご好評いただいています、オンライン座談会。
これまで、言語聴覚士の相本先生による、支援機関や学校との連携をテーマにした、「子どもを中心としたつながりづくり」、また、ペアレントトレーナーの南川悠氏による、「ホメ上手になる」をテーマにした「子どもを伸ばす魔法のことば掛け」を行ってきました。
参加した保護者の皆さんから、「具体的なお話が聞けてよかった」「丁寧に事例についてアドバイスを頂けて早速取り組んでみようと思った」など、気付きやヒントが詰まった座談会となっています。
そんなチャレキッズオンライン座談会で次回取り組むテーマは「ゲーム障害」です。
疾病認定された「ゲーム障害」
病的なネット依存が疑われる中高生が推計93万人

これまで、「ネット依存」、「ゲーム依存」という呼び方に馴染みがありましたが、実はゲーム依存は「依存」ではなく、「障害」とみなされ、国際疾病分類の最新版に「ゲーム障害」という名称で疾病認定されたのです。
WHOは2018年に病気の名称や症状を示す「国際疾病分類(ICD)」の最新版にゲーム障害を追加した。
WHOによると、(1)ゲームをする時間や頻度を自ら制御できない(2)ゲームを最優先する(3)問題が起きているのに続ける――などといった状態が12カ月以上続き、社会生活に重大な支障が出ている場合にゲーム障害と診断される可能性がある。ゲーム障害になると、朝起きられない、物や人にあたるなどといった問題が現れるとされる。
WHOが国際疾病として認定したことで、ゲーム会社のコンテンツ開発にも影響を及ぼす可能性がある。
厚生労働省によると、日本ではオンラインゲームを含めた病的なネット依存が疑われる中高生が推計93万人と過去5年間で倍増した。
韓国では02年にゲームのやり過ぎによる死亡事故が起きた。
※引用元:日本経済新聞
コロナウィルス禍中の学校の休業中にゲーム依存の傾向が進んだことを懸念するご家庭も増えているかもしれません。
この後、夏休みを控え、親御さんのゲーム障害(ゲーム依存、ネット依存)に対する知識や意識の学びは必須のものとなりつつあります。
依存症を考える機会に
講師は依存症を専門とする公認心理師
お話を伺うのは、カウンセリングスペース「やどりぎ」の公認心理師、谷川芳江さん。
昨年、福岡eスポーツ協会さんと共に行った、ゲーム障害の基礎理解の講座でもご登壇いただき、依存症について詳しくお話くださいました。

カウンセリングスペースやどりぎは、依存症のサポートを専門に行うジャパンマック福岡の中でも各種依存症や発達障害、引きこもり、トラウマなど様々な問題を抱えた方の問題の整理をお手伝いする施設です。
講師紹介:
谷川 芳江(Tanigawa Yoshie) さん
所属:カウンセリングスペースやどりぎ
公認心理士、臨床心理士、精神保健福祉士、社会福祉士
カウンセリングスペース”やどりぎ”は成人のひきこもりや依存症の問題についてカウンセリングや心理テストを行い状況を改善するための支援計画を作成します。
ひきこもりや依存症の裏側に隠れている様々な問題、家族関係、発達障がい、トラウマなどの問題を整理し、取り組みを進めます。
ゆっくりと支援の輪を社会的な支援へと広げていく取り組みを行っています。
事前にコンテンツ動画を視聴
「ゲーム障害という依存症」
参加申込みの方には座談会のテーマと成る「ゲーム障害という依存症」についての動画をご覧いただけます。
好きな時間にゆっくりと内容をご理解いただいた上で参加いただけるので、ゲストスピーカーの話もわかりやすくご参加いただけます。
 オンライン座談会告知動画
わずか1年で疾病の傾向
ご家族が巻き込まれないためにも、兆候とメカニズムを学びましょう
谷川先生はおっしゃいます。
ゲーム障害は若年層に多く見られる傾向があります。
これは脳の発達、成長の傾向に関わっています。
そして進行が早く、通常の依存症が10年単位で進行するところをわずか1年で疾病してしまいます。
そのメカニズムや家族の役割を考えることが解決への手がかりとなります。
お子さんの現在の状況を知る上でも、依存のループにご家族が巻き込まれないためにも、依存のメカニズム、ゲーム障害の知識についての情報をいち早くキャッチし、事例を共有していただければと思います。
申込み方法
下記リンクの応募フォームよりご応募下さい
締切:7/22(水)
こんな方にオススメ!
☑️ ゲーム障害のメカニズムを知りたい
☑️ 子どもがゲーム障害になっているかを知りたい
☑️ こどもがゲームやネットばかりしていて心配だ
☑️ 家族はどのように関わればよいか知りたい
☑️ ゲーム障害からの脱却方法を知りたい

プログラム
9:45  入室開始
10:00 主催挨拶
10:05 ゲストSpeakerご紹介
10:10 参加者自己紹介、事例共有
10:20 speakerからの話題提供
10:50 ブレイクアウトセッション
11:00 共有 
11:10 質疑応答
11:25 終わりの挨拶
11:30 終了
タイトル  :  チャレキッズ・オンライン座談会 『教えて!谷川先生!』~ゲーム障害の兆候とメカニズム~ 開催日時 : 7/29(水) 10:00〜12:00 (入室開始 9:45〜 ) 会  場 : オンライン(Zoomを利用) 定  員  : 7名 参 加 費 : 2,000円 主  催 : 一般社団法人チャレキッズ 問い合わせ: Tel 090-3415-3315 Mail:challekids01@gmail.com 
  開催概要  
      
締  切 : 7/22(水) 








