福岡発!発達障がいや知的障がいのある子ども達の夢を叶えるプロジェクト

【 リポート 】発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜

NPO法人ディーセントワーク・ラボとのコラボでお届けするスペシャル企画!
第二弾は「発達障がい当事者シンポジウム」

第一弾では、メンタルヘルス支援の取り組みとして、”音楽”と“運動”プログラム「オンライン・ダンシングエクサ」を開催しました。
そして、今回、第二弾は「当事者シンポジウム」です。

発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜 

今回、NPO法人凸凹ライフデザインの皆様とのタッグにより、発達障がいや精神障がいのある当事者の皆さんの生の声を皆さんにお届けします。
テーマは「コロナ後の世界とコミュニケーション」ということで、普段からコミュニケーションについて思うこと考えること、成功体験や失敗体験。
さらに今後、テレワークコミュニケーションが広がるにつれて、「対面ではないコミュニケーション」という新たなスキルが求められてきます。
これは、発達障がい当事者だけでなく、オンラインコミュニケーションの機会のある全て人々にとって必要なスキルとなっていくことでしょう。

ということで、コロナによる変化。コミュニケーションの失敗あるある話。
そして今後のオンラインコミュニケーションとの向き合い方についてお話を致しました。

パネリストはこちらの皆さん!

①名前:たら

認めあい隊 代表
たらさん
プロフィール:
ADHDの当事者。不安障がいがある。
認めあい隊(休止中)代表
現在、中国駐在員として海外で勤務
趣味はテニスと旅行が好き。あとは美味しいものに目がない
行動が子供っぽいと言われる。

②名前:石橋ひろし

さかいハッタツ友の会 代表
石橋さん
プロフィール:41歳の工務店勤務のサラリーマン。
5歳児の父。
27歳の時にADHDの診断を受け、自助グループを主宰。
現在は31個のグループに分かれて活動中。
去年は年間263回開催、のべ参加者2500人以上。

③名前:ちー

NPO法人凸凹ライフデザイン 理事長
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プロフィール:発達障がい、線維筋痛症当事者。
摂食障がい、うつ、強迫神経症などもあるが現在寛解。
NPO法人凸凹ライフデザイン理事。
すぐ怒る。
行動がおもしろいと言われる。
植物好き。


④名前:小野保和(おの やすかず)

NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当
小野さん
プロフィール:発達障がい(アスペルガー・学習障がい)、「慢性的なうつ状態」、睡眠障がい当事者
特例子会社にて障がい者雇用で勤務。(3月から完全テレワーク中)
NPO法人凸凹ライフデザイン 広報担当

理屈っぽい。理屈大好き。理屈なしでは生きていけない。
文章を読んだり書いたりする事が得意ですが、伝えたい事が多すぎて文章が長くなります。
「半沢直樹」のように生きたい。




⑤名前:山田悠平(やまだ ゆうへい)

精神障害当事者会ポルケ 代表
山田悠平さん
プロフィール:精神障がい(診断名は統合失調症)の当事者です。
東京都内を中心に活動する精神障がい当事者ポルケの代表をしています。
コロナ禍の動きのひとつに「精神障がいがある人の新型コロナウイルスの影響後の生活に関するアンケート調査」を緊急事態宣言発令中の実施があります。
九州圏を含む全国から371件の回答を寄せていただきました。
なお、調査結果については、団体ホームページに公開しています。
最近は、将棋のオンラインゲームやYouTubeでの動画解説にハマっています(‘ω’)

ファシリテーターとにぎやかし

ファシリテーターとにぎやかしに、今回の企画の主催団体、NPO法人ディーセントワーク・ラボの代表、中尾 文香氏と一般社団法人チャレキッズの代表、中嶋 一顯が務めさせていただきます。
中尾さんと中嶋

中尾 文香 プロフィール
NPO法人ディーセントワーク・ラボで「働くすべての人のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の達成」をミッションとし、特に障がい者が社会での役割や、仕事を通しての働きがいを得られるよう、障がい者と社会をつなげる活動を行う。福祉事業所のものづくりブランド「equalto」の企画・運営や企業の障がい者雇用コンサルや研修等を実施。社会福祉士。博士(社会福祉学)

コーディネーター

こうもりん

精神保健福祉士、支援員
今回のシンポジウムで凸凹ライフデザインさんと一緒に参加メンバーのコーディネートをしてくださいました。
普段より障がいのある方の支援や当事者会の企画など様々な活動を行っていらっしゃいます。
今回は各テーマについて、当事者をよく知る方の立場から、わかりやすく解説や補足をしてくださいます。

《 プログラム 》

13:15 入場開始
13:30ころ 開始 あいさつ 趣旨説明 ルール説明
13:45ころから 
◆ テーマ1.コロナ禍と私の仕事(話題提供:石橋さん)
◆ テーマ2.すれ違いコミュニケーション(話題提供:ちーさん)
◆ テーマ3.オンラインとリアルの違い(話題提供:小野さん)
15:30ころ 質問コーナー
15:45ころ まとめ
16:00ころ 終了 

参加者32名 登壇者6名、コーディネーター、ファシリテーター3名、アシスタント2名の総勢 43名での座談会となりました。

オンライン上で複数のコーディネーターがトークをするということで、お話をしていただく際には挙手をしていただくスタイルを取りました。

視聴者(参加者)の皆さんには基本的に発言していただく機会はありませんでしたが、事前に頂いた質問やイベント中に受付させていただいた質問などに質疑応答のコーナーで応えていただ来ました。

各テーマの話題提供

今回は大きく3つのセクションに分けてお送りしました。
それぞれのテーマの話題提供がどんなものだったのか、ご紹介していきたいと思います。

◆ テーマ1.コロナ禍と私の仕事(話題提供:石橋さん)

石橋さん

石橋さんは関西で、自助グループ「さかいハッタツ友の会」を運営していらっしゃいます。
お仕事は工務店勤務のサラリーマンということで、コロナ前後での仕事の取り組み方への変化について伺いました。

石橋さんに限って言えば、良くなったことが多いということでした。
その理由は「無駄な会議が減った」ということ。
ある程度の内容はオンラインで済むようになった。逆に面会して話す場合は、「会う理由」が必要になった。
その分、実際に会うということの重要さがました気がしている、ということでした。

発達に障がいのある人にとっては、いまはチャンスかもしれない。
それは、これまでだと対面コミュニケーションが必須となっていたが、現在は文章によるコミュニケーションの機会が増えている。
対面コミュニケーションは苦手だが、文章でのコミュニケーションは得意だという方は多く知っている。
そういう方にとっては、オンラインコミュニケーション、テレワークコミュニケーションは優位に働くのではないか。
今後は、自分の特性に合わせた職業選択が必要な時代になっていく。
どんなに才能があっても、頑張る場所を間違うと大変になる。
何が得意で何ができて、何がしたいのか。やりたいこと、できること、求められることをしっかりと自分の特性に合わせて考えていけば大いにチャンスと成ると思う。
コロナの時代だからこそ、オンラインなどをでつながっていくことが大切
外に出れない、という方はぜひ、オンラインでの繋がりを利用してもらいたい。

あと、コロナの影響を考えて、いたずらに不安になったり、「何かしなくては!」と必要以上に考える必要なない。
むしろ考えないほうが良い。
「なにかしなくてはならない」、ではなく、「できることだけをやる」に切り替える。
そして、できることを淡々とやっていく。すると道は開けていく。
「焦り感」が自分を消耗させているのだ。

というお話でした。

テーマ2.すれ違いコミュニケーション(話題提供:ちーさん)

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ここでは、ちーさんのすれ違った体験をスライドつきで紹介してくださいました。

事例1:凸凹ライフデザインのお仕事をしている中で、その活動に共感してくれてお手伝いを申し出てくれたAさん。
感謝しつつ、とある作業をお願いした。
期限を月末としてお願いしたのだが、納期が近づいた20日頃に「あの件はどうなりました?」と訪ねたところ。
「まだやっていません」という回答。
その回答に対して「もう20日にもなるのにまだ何もやってないって、どういう事?!」と怒鳴ってしまった。。。
Aさんとしては月末までに仕上げる段取りができていて、20日現在でやっていなかっただけ、、、
それ以降、Aさんはちーさんを怖がるようになってしまったという。

事例2:とある方とのやり取りの中でBさんから「お昼ころ連絡するね!」と相手から言われ、「わかった!連絡待ってるね!」と応えました。
そして、その電話を待つこと数時間。11時になりましたが、連絡がありません。
「あれ、、もうお昼ころだけど、連絡まだかな、、、ま、まだ11時出し、もうちょっとまってみるかな」
しかし、12時になっても連絡がありません。
「あれ、お昼になったけど連絡がない、、、Bさん忙しいのかな、、、いや、もしかして私何か悪いこと言ったかな。。そうだ、きっと怒ってんだ、なんて言ったっけな、、」と心配になります。
そして、13時。Bさんから「おまたせ〜!ごめんごめん、ちょっと連絡するの遅れちゃって〜♪」と何事もなかったように連絡が来ました。
「大丈夫よ〜!お疲れ様!」と、応えたものの、ちーさんはとても気疲れしてしまっていました。

事例3:今度は頼まれごとをしたときのこと。Cさん「ちーさん、これ、期限までにお願いしたいんだけど、どうかな?? 体調悪いって聞いてたから、無理だったら他の人にお願いするから大丈夫だよ。どうかな?」
そんな申し出に「了解です!体調のことあるけど、やります〜♪」と応えたちーさん。
しかし、予想以上に作業はボリュームが有り、ちーさんは体調を崩してしまいました。
そんななか、Cさんから作業の進捗確認の連絡がはいりました「ちーさん、どう?作業はどんな感じかな?」そんな問いかけにちーさんは「あの!私体調悪いって言ってましたよね!だけど、頑張りました!頑張りすぎて体調崩してしまいました?」とお門違いな怒りを向けてしまったそうです。

相手が知らないところで、私の中で話しが進んでしまって、体調が悪いっちゃ悪い Cさんのためにやったのに! 
常に怒られるのが怖くて、怒られないための行動をしてしまっていました。
怒られヒヨコさんに怒られないようにという行動をしてしまっている
20日までにヤルよね、普通、、、という自分の中のルールを人に当てはめてしまう傾向にある。

そんなすれ違いのあるある話で話題提供くださいました。

発達の傾向のある人とない人の違いとして「切り替えの上手さ」があると中尾さんからのご意見。
そんな切り替え方法をちーさんは持っていますか?!
という質問に色々試してきたが、どれも定まらずにいる。
という話でした。

テーマ3.オンラインとリアルの違い(話題提供:小野さん)

小野さん

小野さんは大学生の時にススメられて診断を受けたところ、発達障害が判明。
その後も人間関係などに困難さを感じながらも、様々な支援者の方々との出会いなどから自分のことを理解できる様になってきた。

障害の特性についてお伝えすると、理屈で理解できない事柄、社会常識や暗黙の了解というものが理解しにくい
そして、聴覚過敏があって、大きな音があると集中できません。
そして、話をまとめて話すのが苦手。

テレワークについて、私個人の考え、感じたことは、メリットが多いということ。 
出社するよりマイペースで仕事ができる。
腰痛がひどいので、一時間に一度、休憩時間を取るようにしている。
職場ではそれができない。
周りの目を気にする必要がない。

余計な人間関係に悩まされることが少ない。 
▶人との直接的な関わりが少ないため、自分の世界に浸れる。

人の悪口陰口が嫌いで、それを聞くとテンションが下がる。
直接の関わりが少ないため、それを聞くことがない。

通勤時間がゼロで、時間を有効活用できる。

時間をやりくりして、資格の取得を目指して勉強している。

石橋さんがおっしゃっていた「いまがチャンスだ」というお話にとても共感しました。

デメリットとしては、

何か困ったとき、すぐに相談しにくい。
▶上司や支援者がそばにいないので、わからいことなどがすぐに聞けない

大人数のWEB会議では、発言者がコロコロかwるため、誰が何を言っているかわからなくなってしまう。
Web会議などで話題が行き来するとわからなくなる。
これはオフラインでも同じなのだが、よりその傾向が強くなる。

もう一つは、オフラインで行っていた仕事をそのままオンラインで行おうとすると、担当者の負担が増える傾向にある。
そこは、企業側で環境の整備や手法の見直しなどを行い、オンラインのやり方にアレンジする必要があるので取り組んでほしい。

と言った話題を提供いただきました。

《 動画でご覧になれます 》

今回のシンポジウムは動画で記録させていただいており、後日もご覧になれるように配信をしています。
ブログでは書ききれない、やり取りなど当事者のご意見などを動画でご覧いただけます。
ぜひ御覧ください。

【動画】発達障がい当事者シンポジウム 〜コロナ後の世界とコミュニケーション〜

アンケート

本日のシンポジウムの満足度はいかがでしたでしょうか?

スクリーンショット 2020-10-24 16.06.42
《 1)期待したほどではなかった〜 6)期待以上だった 》
 
上記の回答となった理由を教えてください

・当事者の方々の発言がポジティブで、障がい関係なく、生きやすくなる術を教えて頂いたように思いました。
・普段、当事者と言われる方の話を聞くことも、支援者の話を聞くこともないので、色んな方の視点や経験談はとても参考になりました
・当事者のお話を詳しく聞くことができ、とても参考になりました。
・ご本人が率直に話しをされていて、初めて知り得た情報が多いと感じました。
・業務上、様々な障害を持った方と接する時に特性は理解はしているものの、
・どう感じているのか悩ましいことが多々あります。当事者の方から率直なご意見、お気持ちを伺う機会が仕事以外では無かったので良い機会となりました。(仕事関係だとどうしても忖度があるので)
・内容はとても参考になるものばかりだった。
・長丁場すぎて、途中から集中力が続かなくて、半分ぐらい内容が頭に入らなかったため、全体の満足度としては得られるものが少なくなってしまった。
・発達障害を抱える子供の成人像が想像できなかったが、サポートや仲間がいれば、孤立せず生活できることがわかったから。
・普段、当事者の方のお話をじっくり聞くことができる機会はなく、大変貴重な時間をいただけたからです。当事者からのお話ということでしたが、障がいの有無に関わらず共感する部分もかなり多くありました。

特に印象に残ったお話、気づきを得られた事柄などがあれば教えてください。

たらさんの「発達障がいは魅力になる」「その分人に優しくなれる」と年齢は分かりませんがあの若さで発言されていて涙が出ました。
それぞれの当事者のそれぞれの思いですね。(当事者という言い方には違和感有りますが)
小学6年生の息子がADHDとASDです。これから成長とともに悩みや問題も変わってくるだろうと参考にさせていただきたく参加させていただきましたが、経験談を拝聴していますと「あれ?私もそんな経験あるある!」と共感できる部分がたくさんあり、障害の有る無し関係なくみんなそれぞれに特徴(個性)があり、いろいろな場面で共感したり妥協したりしながら生きているんだなと気持ちが楽になりました。貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました。

障害については本人も保護者も早くあきらめた方がいい、という逆説的なコメントは良い意味で印象に残りました。

石橋さんは自分の症状に対する考え方とやり方をとても勉強になります

健常者が感じるコミュニケーションエラーや不快さとは違うことは理解できました。
また単に困っている、ストレスを感じるという言葉ですませてしまうことも
具体的な言葉(表現)で当事者の方から聞けたので勉強になりました。
例)
・オンラインの何が苦痛なのか
 ヘッドフォンNG:耳から入る情報、頭の中での整理が上手くいかない(入ってくる音で脳をひねられている、雑巾をしぼられるような感じ)
 カメラオンNG:カメラ上部が光るのが嫌。大人数だと画面に顔がいっぱい、景色がいっぱい?だと混乱する 
・医療費の負担について
(コロナの影響で帰国が難しいため)現地で薬を調達したら2か月で3万円(補助を使って5,000円しか安くならない)など

すれ違いコミユニケーションがとても参考になった。自分を振り返るいいきっかけになった。

資料がなぜ真っ暗なのだろうかと思ったが、視覚過敏ということで納得いった。発達障害でもやはり一人一人違うんだなと思った。
どの話もためになりました!

質問コーナーで答えていただき、働きがい/やりがい、を感じる瞬間は生きる上でやはり大切なことだと思いました。そして、働きがいは人それぞれ違いますが、全ての人にとって欠かせないことだと改めて思いました。

まとめのコメント

当事者の皆さんから様々な金言が飛び出した今回のシンポジウム。
活発に活動されている当事者のみなさんが多く、「困り感」を強く持たれている方は少なかったかもしれません。
そういった意味では、今現在困り感を強く持っていらっしゃる方にもご参加いただける場にしていけたらと思います。

「当事者はもっと良い感じで諦め他方が良い」。

これはパネリストの石橋さんのコメントです。
「自分の困り感をなんとかしたい、なんとかなってやろう」そう思いすぎているから辛くなる。
コミュニケーションも人間関係も自分の気持も「コントロールできる」と思うから、それができないことに苛立ち、焦り、怒りが沸き起こる。
それらはコントロールできるものではない、と、手放してしまえば、諦めてしまえば。苛立ちや焦り、怒りが沸き起こることも少なくなる。
「ああ、またやってしまった、ほんとにダメだな」でも、「そう、これはもう、オレの問題ではない、これはオレの特性だ、そうなることもあることを周りの方に了承してもらえるようにフォローしよう」そんな風に考え、諦める。
そして、そんな自分を知ってもらえるように周りの方と関わっていく。
そうすると自分と周りとの関わり方も変わるかもしれません。

最後にこのシンポジウムに登壇されたパネリストはもちろん、参加者の皆さんも、こういった情報にアクセスできる環境にあること。
きっと、こんな場があること、自分の辛さや困っていることを共有できる居場所を持つことができていない方も多くいらっしゃる。
そういった方々にどうアプローチしていけるか。
どうやって出てきてもらえるようにしていけるか。
そこが今後の大きな課題となってくると思います。

今回の企画にご賛同いただいたパネリストの皆さん、ご参加くださった皆さん、ご協力いただいたNPO法人凸凹ライフデザインの皆さん。
そして共済させていただいたNPO法人ディーセントワーク・ラボの中尾さんに感謝申し上げます。

2020-10-24 | Posted in blog, オンラインイベントNo Comments » 

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