夢をひらく!チャレキッズ発表会2018 リポート① 〜 オープニング&お仕事体験〜
今年も開催!チャレキッズ発表会!
平成30年4月15日(日)西南学院大学 西南コミュニティセンターで、チャレキッズの2017年度の活動発表会「夢をひらく!チャレキッズ発表会2018」を開催させていただきました。
この場所での開催は昨年に続き2回目。
会場ではお仕事体験を受け入れてくださった企業の事例報告、そして、ワークショップに参加した保護者やチームメンバーによるプロジェクトの進捗報告が行われました。
※登壇者の皆さんとボランティアスタッフで記念撮影♪
今年はのぼりを掲げたり、スポンサーパネルを創ったり、壇上に横断幕を配したりと、バージョンアップ。
プログラムや年次報告書もこの日に合わせて作成しました。
※リハーサルの様子
ボランティアの方もチャレキッズに普段から関わってくれているスタッフだけでなく、西南学院大学のボランティアサークル、「のびっこ」の皆さんや、チャレキッズの保護者、チャレキッズの法人会員の皆さんにも参加して頂きました。
そして、今回ははじめて、「キッズルーム」を設置。
お子さん連れの方でもおあずけいただいて会を御覧いただける工夫をいたしました。
さあ、いよいよスタートです!
オープニングは和太鼓演奏
オープニングは放課後等デイサービス「ブルーリーフ」の和太鼓演奏チーム「ブルーリーフ和太鼓ファミリー」の皆さん。
ご紹介のアナウンスとともに、「ドドン!」という大きな音が会場の空気を揺らしました。
そこからおよそ7分。躍動感溢れる演奏とパフォーマンスを魅せてくれました。
会場の皆さんも「感動した!」と仰っていたと同時に、「障がいのある子供たちと思わなかった」という感想をいただきました。
ブルーリーフ和太鼓ファミリーの皆さんは
日頃から練習を積み、さまざまなイベントに出演されているそうです。
どんたくも毎年出演しているそうですよ♪
お仕事体験受け入れ企業の報告
昨年度は22回のお仕事体験を実施。
大工さんや畳職人さんなどの職人さん系のお仕事からモデルさんやバス運転手、市営地下鉄などの憧れのお仕事、PC関連のこれから需要が増えてくるお仕事、アビスパ福岡やライジングゼファー福岡さんなどの人気チームとのコラボレーションなどが行われました。
その中から、サッカーチームのボランティア体験を提供してくださった、アビスパ福岡さん、そして、動画制作のお仕事体験を提供してくださった株式会社ukさん、オフィスワークのお仕事体験を提供してくださった、グランドビジョンさんに事例を発表していただきました。
アビスパ福岡
最初の報告はアビスパ福岡での体験の報告です。
アビスパ福岡さんからはホームタウン推進事業部の山口 均さんにご登壇いただきました。
チームとしても社会貢献を意識して運営されているというアビスパさん、今回のご相談も快く引き受けてくださり、総勢、6名のチャレキッズの体験をさせていただくことができました。
その時の様子などについて、山口さんからは、最初は時間的に長い拘束時間になるので、子ども達の体力や集中力は大丈夫かと心配なさったそうです。
しかし、子ども達の集中力が途切れることなく、好奇心をもって、取組に参加してもらえた事に驚いたということでした。
そして、お仕事体験の参加者にもご登壇頂きました。しほちゃんとお父さん。
それぞれのお仕事体験の感想を伺いました。
パンフレットを配ったり、選手と触れ合えたりして楽しかったとの事♪
そして、つぎは「モデル体験」に挑戦したい、とのこと。
是非、次回のモデル体験にエントリーしてもらいたいです♪
お父様もサッカーをされているとのことで、とても楽しかったそうです。
アビスパの体験では、ボランティアの皆さんとの交流やお客様との交流など、お仕事体験だけではない分野での交流が多くの方の気づきに繋がった体験になりました。彼らの存在を知ること、触れ合うこと。日常に彼らと触れ合う場があること、それが大切だと、改めて思ったのでした。
グランドビジョン ホームランチーム
続いては株式会社グランドビジョンさんの受け入れ事例報告です。
グランドビジョンのホームランチームでのお仕事体験受け入れは、今回で2回目、昨年は農業体験でしたが、今回はオフィスでのお仕事でした。
発表はホームランチームのリーダー、三和田さん、杉山さん、そしてホームランチームの4人にもご登壇いただきました!
ホームランチームは4人の障がいのあるスタッフで運営するグランドビジョンの中にある部署。
お掃除やお茶出し、ゴミ箱の回収や郵便物、ランチ作り、新聞づくり、エコバッグ作りと、様々なお仕事を担当しています。その中で、今回はスタッフの皆さんのお昼ご飯を作る活動にチャレキッズ が挑戦しました!
先輩、後輩の関係が生まれる
今回のお仕事体験ではホームランチームの4人がチャレキッズ たちに仕事をレクチャー。その時のことをステージ上で語っていただきました。
最初は緊張していましたが、メンバーが暖かく受け入れていただき、少しずつチャレキッズのメンバーがチームの一員となっていった姿が印象的でした。
皆さん、一生懸命、一人一人からコメントをいただく事ができました。
しっかりと伝えようという姿勢に、場内も耳を傾け、ホームランチームの皆さんの思いを汲み取る空気が流れていました。
株式会社uk
そして、最後は株式会社ukの金谷さんです。
Youtuberになろう!と題した動画制作体験のリポート。
ご登壇いただいた
率直に嬉しかった!
ふだんから「感動」をテーマに仕事をしていますが、子供たちと一緒に「感動」を作ることができると思うとワクワクしましたとのこと。
そして、実際に受け入れてみても、子供たちの能力の高さ、好奇心の高さがあり、問題なくススメられました。
自社でも障がいのある方々へのお仕事を生み出すためのスキーム作りなどを進めており、その一環としてチャレキッズの取り組みにも大変前向きに取り組んでくださっています。
機材に対しても苦手意識もなく、やりたいように積極的に取り組んでもらい、可能性を感じたそうです。
報告では実際に体験に参加したチャレキッズ の小串くんと後藤くんにご登場いただきました。 それぞれの体験の思い出を語っていただき、次に体験したいお仕事について、話してもらいました!
小串くん:最初は不安もたくさんありましたが、皆さんと楽しく出来た。今後、もっとハイレベルな編集の体験や保育士さんの体験がしたい、とのことでした。
優くん:楽しかったデス!次はゲーム制作の体験や空手の体験がしたい!ということでした♪
コレからもどんどん受け入れていきたい!
2回のお仕事体験を行わせていただいた株式会社ukさんですが、2回目はまたチャレキッズのディレクターとしての才能が発見されるなど、彼らの可能性の広さを感じたのでした。
自社で障がい者と共に働くためのスキーム、テクノロジー開発にも積極的なukさんの今後の取組にも注目です!
「夢をひらく!チャレキッズ発表会2018 リポート① 〜ワークショッププロジェクト、パネルディスカッション〜」へつづく