福岡発!障がいのある子ども達の夢を叶えるプロジェクト

夢をひらく!チャレキッズ発表会2018 リポート② 〜 ワークショップリポート〜

続いてはワークショップリポート

平成30年4月15日(日)西南学院大学 西南コミュニティセンターで開催した、チャレキッズ発表会のリポートパート2です。
今回は、チャレキッズのワークショップ「PD~夢をひらくロードマップをつくろう!」にご参加いただいた3つのプロジェクトの進捗報告について、書かせていただきます。

PDとは?

チャレキッズの取組の中で特徴的な内容となっているのこの「PD〜夢をひらくロードマップを創ろう!」です。
PDは

Planning Alternative Tomorrow with Hope & Dialogue
対話と希望による、もう一つの未来計画づくり

の意味です。
子どもたちの「出来ること」「得意なこと」というポジティブな能力にフォーカスし、彼らの20歳の姿を描き、そこから1年後、1ヶ月後の計画を立てていきます。
その過程には現状の把握や、達成するために必要な力だったりも掘り下げていきます。
ここまでだととよく有りがちなワークショップだと思います。
しかし、チャレキッズのこのワークショップは以下の点が違います。

いろんな立場の人々が参加

対話をススメていくのが、当事者だけではなく、彼らに初めて会う人や、お仕事体験を受け入れた企業、社会とつながっているサラリーマン、行政関係者、学生など、様々なセクターの人々がいること。

ファシリテータが2人

そこで出て来るアイデアや対話をファシリテーターが進行しつつ、その会話をグラフィックファシリテータがロードマップにしていく、ということ。

プロジェクトとして動かす

最後に、ロードマップで描いた1ヶ月後のプロジェクトを、実際に対話したメンバーでチームを作り、伴走します。
セミナーや単なるワークショップと違い、プロジェクトで体験することが、ほんとうの意味での「自分だけの気付き」となっていきます。

その内容が、先日、西日本新聞に掲載されました。

チャレキッズ西日本新聞記事180412

今年の1月に行われたワークショップの様子をどうぞ!

早速、各チームのプロジェクトの報告です!

たかやくんプロジェクト

たかやくんプロジェクトチームメンバー
DSC_4114

たかやくんのロードマップ
DSC_4130

DSC_4131

たかやくんのご紹介
この春、中学2年生になる男の子
好きな勉強(技術・家庭科・美術・体育)
物を作るのが好き(マニュアルや見本があるもの)
性格は穏やで優しい。
YOUTUBEが好き、野球を見るのが好き、
人の名前を覚えるのが好き。そこから漢字を覚える。

【ワークショップのまとめ】

やり方完成図があれば強い
一つの作業を集中してやる
野球観戦の実況をしてくれる。
分析もできる。人も好き

人から頼まれたことを一生懸命やる
主ではなくサポートで力を発揮する
人が好きで人のために動くことができる

ということで、、、
20歳になった時のたかやくんは。。。?

スーパーサポーターたかや!

となりました!

そして、そこに向けて培って行きたい「必要な力」は。。。。

【必要な力】
相手のことを思う力
見渡すチカラ
モチベーションの継続
お金についての意識を養う

これらを磨いて行くため、自宅ではお手伝いを自発的にやって行くことからスタートしました。
言われたらする、ではなく、自発的に継続的に、モチベーションを持って取り組むことに挑戦しました。

家のお手伝いを継続してやる

洗濯物をたたむ、洗濯物を干す。
クリーニングを持っていく、とってくる。
風呂を洗う。
浄水器に水を入れる。
古紙をまとめる
靴を並べてはいる
料理の手伝い
トレーニングをする
カバンから物を出して部屋に持っていく
宿題をする。
ピアノの練習をする。

学校との連携

家での取り組みは家で評価されるのではなく、を学校で評価されます。
担任の小佐々先生がシールによるトークンを設けてくださいました。
シールがたまると好きなゲームができる!
というのが最初の設定でした。
徐々にその報酬は「お小遣いを得る」、に変わっていき、稼いだお金を、ワークショップのイベントに参加費に充てたそうです。

たかやくん1

取り組みの広がり

プロジェクトでは、目的に沿っていれば、取り組みはどんどん変えて行ってOK

大切なのは本人がモチベーションを保った状態で取り組みを継続することです。

たかやくんは、その間に、今までやったことのなかった、一人でバスに乗って長崎まで行く
チャレキッズのチラシ配布の準備のお手伝い(何度720枚ものチラシのホチキス留め)やチャレキッズの報告書の折作業などもしてくれました!

お母さんのプロジェクトに対す感想

これまでは家族だけで考えてきたが、第三者の意見を聞く機会が得られ、様々なつながりを得ることで、新たな可能性が広がるということを知り、新鮮な気持ちになりました。

DSC_7969
今後、夏にはもう一度取り組みを見直し、12月にはお仕事体験の逆提案ができるようになっていれば良いな〜、
ということです。

最後にたかやくんからも一言いただきました。

「次からも頑張ります!」

DSC_7980

ということで、気合い十分です!
引き続き頑張りましょう〜(^ ^)b

りゅうびくんプロジェクト

つづいてはりゅうびくんのプロジェクトです!

プロジェクトメンバー
DSC_4122

りゅうびくんのロードマップ

DSC_4133

DSC_4134

プレゼン資料がプロ仕様(笑)

今回のプロジェクト報告は、各チームにリーダーがいて、その方を中心にプロジェクトを展開しプレゼンを行っていただきました。
そのクオリティがたかい!ということで、とくにりゅうびくんチームのプレゼンはそのままプレゼン資料を添付ささせていただきます!

スライドには挿入歌も入っていました♪スラムダンクの主題歌「君が好きだと叫びたい/BAAD(1994)」
スライド01

りゅうびくんはとっても優しい男の子。
色んな人に気遣いが出来て、家族の事をとても大切に思っている長男さん。
その分、自分の気持をうまく伝えることが出来なかったりして、ストレスが溜まってしまうこともあるそうです。
バスケットが大好きだけれど、学校のチームなどに入ることが出来ない。
それは、お兄さんたちなどに叱られたり、注意されたりすると、すごく落ち込むから。
そうなってしまうと、学校にいけなくなってしまう。
そこで、

① 正しく導いてくれる指導者に出会おう
② 本人のモチベーションを高めて、やりたい気持ちを持続させよう

スライド02

そういう流れから、以下のようなロードマップが完成しました。
スライド03

スライド04

ということで、まずは憧れのプロバスケットボーラーの試合を観戦し、触れ合おう、という事になりました♪
スライド05

助っ人にライジングゼファー福岡にコネクションを持つ、森さんに参加して頂き、見事に日程が決まりました!
スライド06

スライド07

スライド08

スライド09

スライド10

スライド11

こうして、プロジェクトは大成功。りゅうびくんもご家族も大喜びでいらっしゃいました。

そんなりゅうびくんの次の目標は、バスケットボールをチームで楽しむ。ですが、そこにはまだ至っていないというのが現状です。
学校生活を送る中で様々な摩擦や出来事が有ります。
どんな環境を子ども達に提供できるかは、保護者を中心とした、大人たちのパフォーマンスが非常に大きいと感じるプロジェクトです。

さくらちゃんプロジェクト

つづいてはさくらちゃんロジェクトです!

プロジェクトメンバー

DSC_4119

さくらちゃんのロードマップ
DSC_4135

DSC_4136

さくらちゃんの良さが良く伝わる内容でした♪

さくらちゃんプロジェクトのメンバーも多くの皆さんがプロジェクトに参加し、伴走しました。
スライドもとても分かりやすくまとまっていますので、ここで公開させて頂きます!

スライド01
まずはさくらちゃんについて
スライド02

スライド03

スライド04

「良いところ」にフォーカスしたさくらちゃんの特性をピックアップ!
スライド05

スライド06

そのために伸ばしていきたい力は?

スライド07

そして、1年後の目標は。。。

スライド08

そのための一ヶ月後の目標は。。。
スライド09

早速、プロジェクトスタート!
スライド10

スライド11

この時、チームメンバーはバス停を先回りして、始発より乗り込み、さくらちゃんが乗ってくるのを待っておりました(^ ^)

スライド12

後ろから見守っていましたが、運転手さんに行き先を確認したり、降りるバス停手前でボタンを押す準備をするなど、バッチリな行動をしてくれました!
スライド13

スライド14スライド15

ここで、お母さんからの感想を伺いました。

ワークショップでは初めて会った人も一生懸命さくらのことを考えてくれて、、、そしてプロジェクトの「1人でバスに乗る」は、これまでも家族でやろうと思っていたけどできなかった事。それを皆さんのお力をお借りすることで、一つ壁を越えることが出来て、とてもありがたかったです。

 

DSC_8027

そして、チームのメンバーからも感想をいただきました。

普段からさくらちゃんの活動にかかわっている、ボランティアサークル「のびっこ」の蔦谷さんからは「いつもは遊びを通してさくらちゃんと関わっていますが、こんかいのように、”なにかに挑戦する、夢を追いかける”というさくらちゃんの夢や希望に向かう姿、その表情にとても感動しました。またそんな表情を見たいと思いました。

グラフィッカーを担当した栗原さんからは

「ワークショップの時からとてもあかるくて、なんでもチャレンジする前向きなさくらちゃん、実際にプロジェクトのときもとても頼もしくて、サンタプロジェクトもきっと大丈夫だろうと思います」

プロジェクトのリーダーを務めて下さった、山田さんは、自身も身体障害者との交流を計るイベントなどを企画していますが、
チャレキッズでは「本人の成長を見ることができる」というポイントが大きな違いだと話してくれました。
DSC_8030
そして、最後に、

そして、さくらちゃんからも感想を。。

次の取組でも1人でバスに乗れるように頑張ります!

スライド16

スライド17

ということで、お届けしました、さくらちゃんプロジェクトでした!
DSC_8036

続いてはパネルディスカッション。。
これまでお話くださったチャレキッズに関わってくださった皆さんがご登壇します。
次回も是非読んで下さい!

関連記事

Comment





Comment