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【リポート②】《参加者アンケート から読み解くお仕事チャレンジフェス2022》
〜参加者だけでなく、保護者にも気づきのあったお仕事チャレンジ 〜
お仕事チャレンジフェス2022にご参加頂いた皆様からのアンケートをもとに、どのような思いで参加されていたか、参加してどうだったか、どのようなことに気づいたか、などをみなさんと紐解いていきたいと思います。
まずは、結果から読み取れることをご紹介し、後半でアンケートをご覧頂きます。《 アンケートから読み取れること 》
<自分にもできた、という体験が積めた>
参加者の皆さん、概ね楽しんで参加してくださったことがわかりました。また、始まる前はちゃんとできるか心配だったが、実際にやるとできた、繰り返すうちに習熟していった、という体験ができていたようです。「集中してできた」「言われていること、指示されることが理解できた」というところに自身のコミュニケーション力が”働く現場でも通用した”という喜びを感じます。
<心配していたが予想以上にできた、という事を保護者が知れた>
保護者の皆さん、始まる前はお子さんがきちんとできるか、集中して取り組めるか、心配だった方が多かったようです。実際は予想以上にできること、自分の前では表現しないコミュニケーションができることなどを知ったようです。
一方、「こどもの苦手が再確認できた」「苦手が発見できた」というご意見もあり、社会と向かい合う場面においてのお子さんの適性を保護者が知ることができる機会になっていました。
<できた背景にある、企業の障がいに対する理解と寄り添う姿勢>
保護者の方々の事前の心配事の中に「企業の方がちゃんと障がいに対する配慮ができるか」ということが上位に上がっていますが、実施後は「予想以上に企業の方の理解があった」「優しく接して頂けた」という感想が上位に上がっています。
ただし、一方で「企業によって障がいに対する理解の度合いに差があった」という意見もあり、普段から障がい者と関わり業務を行っている企業、チャレキッズのお仕事体験の受け入れ、研修を受講している企業では、高い理解度と配慮があることがわかりました。
<視覚支援、見通しをもたせる、コミュニケーションの中で力を引き出す姿勢>
保護者の方々が企業の取り組みの中で障がいに対する配慮ができている、と感じた部分では、
「作業の内容がわかりやすいように工夫している(視覚でわかる手順やガイド)」
「動画などで説明している」
「完成品を提示するなどして見通しをもたせている」
「個別の対応ができる体制を整えている」
「やることの時間や量がスケジュールで管理されている」
などが上がりました。
また、
「参加者と作業中のやり取りで、本人のコミュニケーション力や表出力を引き出す取り組みをされている」
ということも報告があり、ただ優しく、ただ分かりやすく語りかけているのではなく、そのやり取りの中で本人の能力を引き出す取り組みを行う企業もあったことがわかりました。
<もっと沢山の企業の体験がしたい、機会を増やしてほしい>
参加者の希望として、今後も参加したい、もっと機会を増やしてほしい、いろんな仕事に挑戦したい、という要望が高くあることがわかりました。
また、保護者も「自分にとっての気付きがあった」「自分の知らない職種を知る機会になった」「こども可能性が広がる気がした」というご意見もあり、体験がその日の一時的なものではなく、お子さんの選択肢を増やしていくことに繋がることが確認できました。
<企業の関わりと行政や教育機関との連携 >
参加者アンケートより、各企業障がいに対しての理解を大いに発揮して望んでいただいたことがわかります。ただし、日頃から障がい者とのコミュニケーションを行い、特性に対する配慮を実践している企業とそうでない企業とでは、参加者からも明らかに対応の違いを感じていたようです。参加企業自身もワークショップを実践する中で様々な気付きがあり、次回の改善点を様々挙げていただいています。
ぜひ多くの企業にチャレキッズのお仕事体験に参加していただき、子どもたちや保護者に職業選択の幅を広げる機会を広げられたらと思います。
また、毎回行政や教育関係者の関わりや関心が低く、この現状を変えていくことも大切なことだと考えます。
以下、アンケートの内容を添付いたしますので、御覧ください
Q:参加してみていかがでしたか?(参加者本人)
Q:企業がわかりやすく取り組めるように工夫しているところはありましたか?(保護者)
Q:その内容をおしえてください
- 説明が簡潔丁寧で、見本を見せて説明してくださった。
- オフラインの状況下うまく子供達ができるようにしていただいた
- 視覚支援を多く取り入れてくれていた
- 丁寧に説明してくださった。
- 始前から話しかけてもらい、開始してから緊張せずに取り組む事が出来ていました。集中力が続かない事もあるお子さんですが、上手にリズムを付けてくれたので暇をする時間がなく比較的集中して取り組む事が出来ていた。全ての場面で「出来なくてもいいよ」「やりたいようにやっても大丈夫」という言葉が聞かれ、安心して行っている様子が見られました。
- 切り方の幅の絵をかいてくれてくれていた。
- 作業の細かいところ、手順などのサポートが素晴らしかったです。
手順を写真や動画などで示して下さったのと、工程ごとにも、写真を見せて下さり、とても分かりやすかった。- 完成品もあり、見通しが立って、やりやすかった。
- 工程がシンプルだった事や、何分〇〇するとか、具体的だったのもよかった。
- 初心者向けに用意されていた点
- 番号を分かりやすく書かれていた件
- その子のペースに合わせて、優しく話してくれていました。
- わかりやすく説明してくれた。
- その子に合った接し方をしてあった。視覚支援をしてあった。
- 丁寧な説明と補助していただきました
- 個別に声かけ、必要な時は筆談をして下さった
- お肉をカットする幅がパウチフィルム内に図柄で書かれていて、それがとてもわかりやすかったそうです。
- グループ分けされ、個別対応も可能だった
- 易しい言葉でひとりひとりに分かりやすく説明してくださった
ゆっくりと作業をすすめて頂いて、子供たちが不安にならないように、声掛けなどしてくださったと思います。- 簡単な作業できて、すぐに作業結果ががわかるように考えられていた事。
- やり方をビデオで見せてくれたり、作業するときはずっと付きそってくれた。
お肉を切るときも、幅の目安になるシートを使ってくれたのでわかりやすかった。- 色分け区分が少なかったので、わかりやすいと感じました。
- 左手のハンディに対して、やりやすいように配慮していただきました。
- 項目ごとの時間管理をしっかりされていた。
Q: 参加して、気づいたこと、発見したことはありましたか?(本人)
Q:参加して、気づいたこと、発見したことはありましたか?(保護者)
Q:企業の方のお話で印象に残っているものはありますか?
Q:それはどんなこと、どんな言葉でしたか?(どちらのワークショップかもおしえてください)
- シルクスクリーンで、どんな形でも、すこくかっこいい等褒めてくたさって、ありのままを受け止めてくださっていると感じました。
- eスポーツの産業はこれからも拡大してゆくこと eスポーツの可能性
- 子供たちのデザインを褒める言葉 シルクスクリーン:向いているよ。
- 挨拶・返事・整頓(ガードマン) 街の信号機
ちょっとの指導時間で出来るようになったことに自信を持って欲しい。- (リサイクルのお仕事)お仕事をしていく中で、仲間同士のコミュニケーションや相手を思いやること等にも、ねらいを置かれてすすめられていることに共感しました。
- (リサイクルのお仕事)ただ作業するだけでなく、コミュニケーション力や表出力をつけることを目標とされているところ
- (リサイクルのお仕事)作業工程の中でコミュニケーション力や表出力が育っていく。
見かけで判断せず、仕事をさせてみて本人の得意なことを見つける、と言われた事が一番嬉しかった。- (株)障害者つくし更生会
優しく話しかけてくれて嬉しかったです。
どんな言葉というより、子供の特性を理解くださり、わかり易いように声かけをしていただきました。
Q: イベントに参加してよかったですか?(保護者)
Q:イベントに参加する前に思っていたことはありますか?(保護者)
Q: ワークショップについて不安に思っていたことはありますか?(保護者)
Q: 参加してみてどうでしたか?(保護者)
Q: 新たな知識や気づきは得られましたか?(保護者)
Q: 「あった」とお答えいただいたその内容を教えてください(保護者)
- 色々体験してみれば楽しくできる仕事が見付かるかもしれないと思いました。
- 実況と会話は別である
- いかに人に上手く伝えられるか先を見ながら伝えることは難しい
- ゲームのルールが難しく理解できないのではと思っていたが、やっているうちに体得していた。
- 障害者雇用の現状や、対応等を実際に見ることが出来、今後の支援に生かせる部分が多く合った。雰囲気がとてもよく安心して見ていることが出来た。
- 指示を理解して作業できた
- お手本の真似をするのかと思いきや、自分のイメージを膨らませて、人とは違った作品を作った事。
- 指示がわからなければ聞き直すこと。
- 企業の方の理解ある関わりがありがたかった。新規場面や初対面の方への子どもの反応。支持の理解とそれに対する行動力。
- 企業の方の障害への理解があり、嬉しかった。
- 企業の方の障害への理解があり、ありがたかった。
- 私の手出し口出しは無用だと思った
- 保護者自身も自分の経験外の職種の内容を知ることができて視野が広がった
- 緊張しながらでも、人前で発表することが出来ていたので、成長を感じました。
- お肉の美味しい焼き方を知る事ができた。
- 子供の苦手な所がわかった。
- 子供が仕事をすると言う事が身近に感じられた。
Q:企業の対応、取り組み、言葉などで、印象に残っていることはありますか?参加したそれぞれの企業について教えてください。(午前)企業名/内容
- (午前)オイルマウントプリンターズ どんな色、形でもかっこいいと褒めてくたさったこと
- 天神ホルモン 毎回しっかりと対応してくださり、とても感謝しています。
- (午前)Youtuberになろう。参加者の年齢や理解度がバラバラで企業の方が対応に苦労されている様子が見受けられましたが、臨機応変に課題を変更してくださったので楽しく参加できました。
- つくし更生会/振り返りの際にも、出来たことを褒めた後、どうすればもっと良く出来るかなどを掘り下げて聞いてくれたり、伝えてくれる所が良かったです。
- 株式会社56フーズ・コーポレーション/分かりやすい資料を準備して頂いていただけでなく、こまめに声かけをして下さって、ちょっとした事でも褒めて下さっていてよかったです。
- 終わった後、こうした方がよかったかもとスタッフ間で話してらっしゃるのを耳にして、すぐに次に活かそうとする所もいいなと思いました。
- ゲームでもこれからの市場をささえていく。
- 学生さんたちが、元気よく言葉をかけてくださる姿が印象的でした。(西日本工業大学)
- 子どもに優しく接してくれた。(株式会社障がい者つくし更生会)
- ただ作業するだけでなく、作業工程の中でコミュニケーション力や表出力をつけることを目標にされていること。(株式会社障がい者つくし更生会)
- ただ作業するだけでなく、その工程の中でコミュニケーション力や表出力をつけることを目標とされていること。
チャレキッズ YouTuberになろう
- シルクスクリーン 企業の方の丁寧な指導と柔らかな物腰で子どもたちもリラックスして取り組めていました リラックスすることが作業への集中に繋がったと思うのでとても良かったです
- (午後)エンジョイ天神ホルモン作業の流れについて、目から見てわかるような工夫をしてくれていた
Q:企業の対応、取り組み、言葉などで、印象に残っていることはありますか?参加したそれぞれの取り組みで教えてください。(午後)企業名/内容
- これから拡大していく中でどのようにして障害を持っている子と接して行けるか
- (午後)西日本工業大学/eスポーツ とても丁寧に優しく説明していただけ、
とにかく褒めてくださったので子供もやる気になり、最後まで集中して楽しめました。- Oil Mount Printers/楽しかった?の質問に、娘がううんと首を振った時、私が天邪鬼だからとフォローすると、やりたい気持ちはちゃんと伝わってますよと言って下さり、その優しい言葉が沁みました。
- 名前で呼んでくれて、お手本も見せてもらえて勉強になりました。
- (株式会社障がい者つくし更生会)作業工程の中で、ただ作業するだけでなく、コミュニケーション力や発語や表出力を引き出そうとされているところは、すごいと思いました。
- (OilMountPrinters)ホワイトボードを使って視覚支援でわかりやすくしてあった。また、穏やかに優しく話してくれた。
- その子なりを見て対応して下さっていたのが嬉しかった
- YouTuberになろう 編集作業などが細やかな作業で驚きました 本人には難しいかなと思いましたが分かりやすくひとつひとつ教えていただいたので本人も興味を持って積極的に取り組めました
- 障がい者つくし更生会
日頃から障がい者さんとの関わりがあるので、説明など、心がけがとてもよかった。- チャレキッズ
子供がスムーズに取り組むことができました。ありがとうございました。それと
お土産まで準備して頂きありがとうございました。Q:最後にチャレキッズに対して期待すること、質問、ご意見等ございましたらお願い致します。
- とても勉強になりました。ありがとうございました。
- 軽度障害の子供たちがいかに自立して一般の企業に仕事についた場合のフォローアップ、企業側の講習など県や市に対しても就職支援などやっていただきたい
- コロナ禍で大変かと思いますが、多くの機会を作ってくださるとうれしいです。
- 初めて参加させていただきましたが、親子共に有意義な時間が過ごせました。普段できない体験ができ感謝しております。当日各ワークショップで配布された資料は本人向けには少し文章が難しいかなと思いました。イラストを増やしたり漢字にはふりがなを振っていただけるとありがたいと思いました。
企業によって内容に差があったように感じました。慣れもあるかもしれませんが、特にお子様への声掛け等は差が大きかったように思います。- いろいろなお仕事体験をしてみたいです。
- こどもだけでなく、親にとってもいい体験をさせていただきました。
- 是非今後もこの取り組みを続けて欲しいです。
- これからも、子供たちの為にも、企業(社会)のためにも、障害があっても働ける。企業側も障害がある人へどういう対応・伝え方をしていけば良いか、お互いに考えられる体験を増やして行きたいです。
- 特にありません。引き続きよろしくお願いします。
- 子ども達の可能性を見つけていきたい。
- 子ども達の可能性を引き出したいので、色々なお仕事体験を期待しています。
- 子ども達の可能性を引き出すために色々なお仕事体験ができることを期待します。
- コロナで調整が大変かと思うのですが、もう少し参加人数枠に余裕があれば良かったと思う
- もっと早くチャレキッズの事を知りたかったです!
- このような機会があること、本当にありがたいです。料理が好きな息子、ますます自信がついたと喜んでいました。
- 学校ではなかなか評価されることのない息子の得意なことを体験できて良かったです。
- この様なイベント企画を色々な地域でやって欲しい
- 貴重な経験をさせていただきありがとうございます
- シルクスクリーンに参加させて頂きましたが、企業の方は話し方もゆっくりで一人一人の顔を見て、とても誠実に対応して頂き、不安なくできたと思います。一方でボランティアで入ってくださっていた方かもう少し子供たちに声掛けなどをして、関わってくれたら良かったかなと思います。
- 声のかけ方が分からないとかでしたら、事前に子供によって、話しかけられたら話す人や、あまり話しかけられない方がいい方などあると思うのでアンケートにそれを聞いて当日の対応に生かしてもらえたらと思いました。
- 親の立場だといつもと違う場所で、子供の違った顔を発見できることも楽しみにしているので、人との関わりなども増えていくといいなと思いました。
- 今回、初めての参加でとてもいい取り組みだと思うので続けて欲しいと思います、ありがとうございました。
- また違う分野のお仕事にもチャレンジできる機会があればうれしいです
- もっとたくさんの企業が増えることを願っています。
- 将来の仕事をイメージして夢を持ってもらいたいと思います。
- またこのような機会を是非作って頂きたいと思います。
- ありがとうございました!
《 ご参加いただきありがとうございました 》
イベントに参加し、アンケートにお応えいただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。
参加者の皆さんの真剣な表情、そして保護者の皆さんのお子さんを見守る様子がとても印象的でした。
我が子が社会と対峙したとき、どのような姿勢や反応をしめすのか、親としては気が気ではないですよね。
しかし、親といえども子どもの人生に手助けはできない。
その子に与えてあげられることは、機会と環境くらいでしょうか。
チャレキッズが企画するそれぞれの”場”がその機会の一つになれればと思っています。
企業や行政が「やってくれて当たり前」なのではなく、どのようなことが自分たちにもできるのか、その未来を作るために奔走している企業や人材に少しでも報いるためにも当事者、そしてその関係者のみなさんが協力して現状を変えていけたら素敵だなと思います。
まだ、保護者アンケートは受け付けています。回答がまだできていらっしゃらない方はぜひ、ご回答いただけると嬉しいです。
【リポート①】夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2022
2年ぶりの開催、多の歓びの声をお寄せいただきました
2020年2月に開催して2年ぶりの開催となったお仕事チャレンジフェス2022。
2021年はコロナ禍の真っ只中にあり、開催を断念。今回も直前まで蔓延防止の注意が発令されており、開催の判断が難しかった背景がありました。
以下に事業の概要と実績を記載します。
1.実施事業の概要・実績
<概要 >
令和4年3月21日(月・祝)10:30〜16:00の期間中、下記のスケジュールにてイベントを開催しました。
1.名 称 夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2022
2.日 時 令和 4年 3月21日(月・祝)10時30分開会
3.場 所 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)
〒810-0062 福岡県福岡市 中央区荒戸3丁目3−39
4.主 催 一般社団法人チャレキッズ
5.後 援 福岡県福祉労働部 福岡県教育委員会 福岡市教育委員会 一般社団法人福岡中小企業経営者協会 一般社団法人中小企業家同友会
<事業目的>:
チャレキッズでは、発達に特性のある、またコミュニケーションに困難さを抱える方たちの就労の促進と定着を目指し、こどもたちが企業に訪問して行う、「お仕事体験」を中心に企業と彼らの出会いの場を作っている。
子どもたちにとって、お仕事の現場を知る機会となり、また企業側にとっても彼らの特性を知る良い機会となっており、キャリア教育の観点でも評価を頂いている。
しかし、一方で参加している子どもたちが低学年層(小学生〜中学生)が主であることから、障がい者雇用を具体的に考えたい、そのノウハウを得たいと考えている企業には少し先の話になっているのも事実である。
そこで、今回対象を12才から18歳の学生たちを対象に、就労に近い年代の障がいのある若者がどのようなスキルや夢を持ち、未来と対峙しているか、どのようにすると可能性を伸ばしていけるかを、企業と学生がお互いに情報交換できる場が必要と思い企画した。
法定雇用率問題などがクローズアップされる昨今、企業にとっても働きたい若者にとっても情報を交換する場が増え、ミスマッチを減らし、受け入れ企業拡大に繋げていくことが目的である。
< 内容>:
ワークショップ形式のお仕事体験イベント。
障害者雇用に関心がある、近い将来実現を見据えた企業との情報交換の場として、ブース形式で企業は業務理解が図れるワークショップなどを提供。受講する若者は業務の理解や自身の適性とのマッチングを図る。企業は参加する若者がどのようなスキルを持っているかを含めて情報を収集。企業の求める人材像や仕事に必要な適性などを実践を通して説明していく。
<対象>:
12歳以上の小中学高校生で、発達に特性のある若者。特別支援学校などに通う学生を対象とした。
<特色>:
合同企業説明会や面接会と違いく、ワークショップなどを交えて、参加者と企業
がコミュニケーションをとりながら、お互いの考えや技能を知る機会にしていく。
<プログラム案>
・お仕事体験ワークショップブース
企業のお仕事の一部をワークショップ形式で体験し、相互に情報交換を行う。
<参加企業>:
チャレキッズのお仕事体験を受け入れてくださっている企業を中心に、障がい者雇用に関心のある企業にお声がけを行う。既存協力企業を始め、各経済団体などにもご協力を仰いで広く様々な業種にお声がけしたい。すぐに障がい者雇用を行うという企業だけでなく、情報収集したいという企業も対象とする。
参加企業数:7社(事情により1社キャンセル)
<参加企業>:参加企業数:6社
企業名 | ワークショップ | ジャンル |
オイルマウントプリンターズ | シルクスクリーン印刷のお仕事 | デザイン・物づくり |
西日本工業大学esports部 | esportsのお仕事 | IT・エンターテイメント |
株式会社障がい者つくし更生会 | 障がい者がプロになる!〜リサイクルのお仕事〜 | 選別・環境 |
ATUホールディングス株式会社 | 街の信号機〜ガードマンのお仕事〜 | 交通整理 |
株式会社56フーズ・コーポレーション | 鉄板焼き職人のお仕事 | 飲食 |
チャレキッズ | Youtuberになろう! | 動画制作 |
【当日のスケジュール】
時間 | 内容 |
10:00
10:30 12:00 13:00 14:30 15:00 16:00 |
受付開始 1st ワークショップスタート 1st ワークショップ終了 2nd ワークショップスタート 2nd ワークショップ終了 振り返り 終了 |
2.事業の振り返り
【 夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェスタ2022 リポート 】
令和4年3月21(月・祝)福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)で企業集合型のお仕事体験ワークショップ「夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2022」を開催させていただきました。
当日は発達に遅れや特性のある若者12歳〜に18歳をメインターゲットに、6企業6種のお仕事を体験できる内容で企画しました。
事前申し込み43名、参加決定者40名、参加総数60名で午前午後のワークショップ行いました。同伴された保護者の方、ご家族の方を併せて100名近い方がいらっしゃいました。
<新型コロナウィルス感染対策の実施>
来場者全員に検温の事前実施を行い、全員の名簿と検温結果を記録しました。
ボランティア、企業についても全員の検温と名簿作成を行い記録しました。
全員のマスク着用を義務付け、各所に手指消毒、ワークショップ終了後の清掃のための洗剤や紙ナプキンを準備して、衛生管理を行いました。
飲食スペースでは換気と黙食の徹底を実施しました。
<各ブースのワークショップについて>
◆6企業6種のワークショップ
障害者雇用を行っている企業から、これから障がい者雇用を始めたいとする企業、雇用は現在は難しいが、障がいのある方との共生社会づくりに企業としてできることはないかと考えてくださっている企業が参加してくださいました。
ワークショップでは、若者たちに仕事の体験をしてもらうだけでなく、仕事に対する適性や姿勢などをチェックして頂き、フィードバックを行えるシートなどを準備、ワークショップの後半では自己評価と他社評価を織り交ぜた対話の時間を設けさせて頂きました。
◆1人最大2回のワークショップ
ワークショップは1回目が10:30〜12:00、2回目が13:00〜14:30の2回行いました。事前に希望を取らせて頂き、参加ワークショップを事前にお知らせすることで、スムースな運営を心がけました。
<振り返り>
出展企業、運営スタッフ(ボランティア)が一同に参加して行う全体振り返り。
①「ワークショップを通して感じたこと、それぞれの気付き」、②「障がい者との協働におけるメリットと導入に向けての課題」、③「他の方の経験や意見を聞いて気付かされたこと」などを共有しました。
★次回、参加者された方々のアンケートをご紹介し、イベントで得られた気付きなどをご紹介します。
(【リポート】《参加者アンケート から読み解くお仕事チャレンジフェス2022》を読む)
【夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2022 開催決定! 】
夢をひらく!チャレキッズお仕事チャレンジフェス2022 開催決定!
お待たせ致しました\(^ ^)/
2022年3月21日(月・祝)、チャレキッズのお仕事チャレンジフェスを開催します!
今年は8つのお仕事をコーデイネート(^ ^)
人気の「Youtuberになろう!」「鉄板焼き職人」に加え、
「esportsのお仕事」「シルクスクリーン印刷」「警備のお仕事」「リサイクルのお仕事」など興味深いお仕事体験も満載です!
「経験する」機会を失わせたくない
コロナ禍の中、子どもたちの“経験する機会”は減る一方です。
子どもの頃の経験は大人になってからの数多の経験と異なり、一つ一つが大きな意味を持って残ります。
発達に特性のある子どもたちの将来を思うとき、その経験を少しでも増やしてあげたい、そう思い、コロナ禍の中ではありますが、ご賛同いただけた企業とともに開催を決定いたしました。
今回、参加対象者を12歳以上としていますが、小学生でも参加はできますので、お気軽にお申し込みください。子どもたちの「関心」に枷をつけず、経験から生まれる「意欲」を育んでいきましょう!
ご希望のお仕事体験、どのようなお仕事体験がしたいか等をお書きいただき、
下記の応募要項をご記入の上、メール、FAX、HPの応募フォームよりご応募ください!
お仕事チャレンジフェス2022申し込みフォーム
お仕事チャレンジフェス参加の流れ
① 下記参加希望応募フォーム記入、送信。
↓
② 参加希望者へ「スキルシート」と「企業からの質問事項」「参加同意書」のアンケートフォームを送信(2月末〜)
↓
③ 「スキルシート」と「企業からの質問事項」「参加同意書」(3月14日までにオンラインアンケートフォームへご記入いただき要返信。同意書は当日のご記入も可))
↓
④ 参加決定ワークショップのご連絡など
↓
⑤ 参加
参加費:無料
お問い合わせ
tel:090-3415-3315
Fax:092-235-3220
Email:challekids01@gmail.com
お気軽にお問い合わせください
お仕事チャレンジフェス2022申し込みフォーム
LINE@にご登録ください!
チャレキッズでは、LINE@でお仕事体験の更新情報、スクール企画、キャンプ企画など、様々な情報を発信しています。リアルタイムに情報を取得できるのでとっても便利です!
是非ご登録下さい!
【 リポート 】12月5日開催、Youtuberになろう!
おしごと体験《Youtuberになろう!》
子どもたちがYoutuberに挑戦!!
年々Youtubeが身近になり、様々な情報をYoutubeで取得する時代。
昔は知ることが難しかった様々な情報が簡単に手に入るようになりました。
こどもたちはテレビをみるよりもYoutubeで好きな番組を見たり、知りたいと思った情報を検索し得ています。
歴史のこと、ゲームのこと、虫のこと、遊びのこと、それぞれの興味関心のある事柄が気軽に学べる環境です。
そんな子どもたちは画面の向こうで情報を提供してくれる「Youtuber」に憧れを持っています。
単に「お金が稼げる」ということだけではなく、純粋に自分が知りたいことを詳しく、楽しく、わかりやすく説明してくれる「Youtuber」に憧れを抱いているんですね。
Youtuberが人気の職業に上がるのも頷けます。
「そんな“Youtuber”に少しでも近づいてみたい。自分の好きなこと、得意なことを誰かに伝えられる人になりたい」そんな思いからこの「Youtuberになろう!」に応募してくれるお子さんも多いです。
今回も、そんなお子さんの思いを叶えるべく、お仕事体験を企画しました!
Youtuberってどんな人?!
Youtubeに動画をアップしている人
平たく言えば、プロ、アマ関係なく、自分で動画をYoutubeにアップしている人はみんなYoutuberです。
その内容もスタイルも人それぞれ、正解はありません。
ただ、目的として「多くの人に見てもらう」ということを挙げている人が多いので、たくさんの人に見てもらうための工夫を各youtuberがやっています。
本日も
1.動画撮影?
2.動画編集?
3.完成した作品の発表会
と盛りだくさんです!
講師の紹介
今回の講師は江口先生・山根先生、西村先生、小川先生です。
参加したチャレキッズは小学1年生から5年生までの男女6名。
事前に「トークスクリプト」を準備してもらい、「話してもらうことを決めてきていただいています」。
たくさんの人に見てもらうために
youtuberがやっていること、それは企画、撮影、編集、アップロード、拡散などです。
たくさんいてもらうためには、企画や拡散のためのアイデアが大切になりますが、今回は、この企画、撮影編集の部分を体験していきます。
企画の部分に関しては、事前に「トークスクリプト」を準備して回答してもらいました。
そして、当日、それを見ながら話せるようにA3の用紙に書き写していきます。
なれないうちは、この“下準備”が大切です。
一見自然に喋っているYoutuberの皆さんですが、それは何度も撮影を重ねるうちに自分の中で「組み立て」ができているからです。
なれないうちから一発撮影すると「思い通り喋られなかった!」となりがちです。
型を決めているとしゃべりにくい!そう思うかもしれませんが、まずは「型」からやっていきましょう!
1.動画撮影
役割分担してYoutuberをサポート!
それではさっそくスタートです!
まずはチームに分かれて「撮影」から行います。
3人1組となり
・カメラマン/ディレクター
・アシスタント
・Youtuber
に別れます。
カメラマンは、カメラの設置、カメラの画角音声のチェックなどを行い、撮影のスタートとストップを指示し、カメラの録画ボタンのオンオフを行います。
アシスタントはYoutuberがしゃべることをカンペに出して表示します。喋りやすいように表示することが大切です。
そしてYoutuberはカメラマンの指示にしたがってパフォーマンスをしていきます。
どのようにすれば見ている人に伝わりやすいかを考えます。
目線は?声の大きさは?表情は?…
考えることがたくさん?
最初は少し緊張しているようでしたが、
回数を重ねるにつれてどんどん上手になっていきます。
納得のいく動画が撮れたら、いざ編集作業へ!
2.動画編集?
動画をパソコンに取り込む
先程撮った動画をパソコンに取り込みます。
チャレキッズ達は「早くやりたい!」と興味津々?
編集の”ミッション”をクリアせよ!!
今回は、編集のテンプレート(型)を準備していましたので、それに沿っていきます。
それぞれの作業がクリアできるか、課題を設けて進めていきました。それに文字を入れる、音をつける、など「ミッション」を作らせてもらいました。
この“ミッション”をクリアすることで、Youtuberに必要な作業が身につく、という寸法です。
いざ編集作業へ!
動画編集は楽しいぞ!
まずは動画を「シーケンス」というキャンバスのような編集台に置きます。
そして、いらないところをカット、オープニング、エンディングを整えていきます。
BGMやSEを入れる
動画は「音」が入るとグッとイメージが変わります。
BGMがもたらす動画全体のイメージや雰囲気はとても大切です。
自分のイメージに合ったBGMを「これじゃないな。。。あ!これがいい!!」と楽しそうに決めていきます。
さらに、何かのアクションをしたときのSE(効果音)も「伝えたいこと」のインパクトを高める効果があります。
BGMを選んで読み込んだら、音量を調節します♪
テロップをつける
BGMが決まったらテロップ(字幕)を付けます。
ふだんタイピングをする機会のあるお子さんもいらっしゃり、ササッと仕上げていきます。
わからないところがあったら、スタッフへ質問。
みずからチャレンジしていきます。
効果音までいれると、さらに動画が魅力的になりますね!
動画を書き出す
編集した動画を書き出します。
いよいよ、作品を見ることができますよ!
3.完成した作品の発表会
完成した動画をみんなで見ます。?
それぞれの個性がキラリとひかる作品ばかり。
一生懸命下準備から頑張ったかいがありました!
ふりかえり
今日の感想を1人ずつ発表してもらいます。
楽しかったこと、難しかったこと、様々な気づきがあったようです。
動画はこれからますます必要になってくるもの。
さらに、動画の編集は国語力を磨くとともに、プレゼンテーションの能力。
物事を整理して伝わりやすく、理論的に考える力が身につきます。
色んな力を養える動画制作をこれからも続けてほしいですね!
?
1人1人に賞状を手渡した後…
最後に、記念撮影をしました!
1日お疲れさまでした??♀️
まとめ
今回の講座の中でも何回かお話があったのですが、
動画を作るにはいくつもの工程をこなさなければなりません。
また、どのようにしたら見ている人に伝わりやすいか、楽しんでもらえるのか、考えることがたくさんあります。
例えば、動画撮影。
身振り手振りや声の大きさ、表情を工夫します??
例えば、セリフ。
言葉で伝えるためには、国語力や分かりやすい文章を組み立てるための論理的思考力を使います?
他にも考えることはたくさん。
実は、動画を作るだけでもたくさんの力を身に着けることができるのです。
そのことを教えてくださった江口先生・山根先生・西村先生、小川先生、
本当にありがとうございました!
そして、参加してくださったチャレキッズのみんな、また会いましょう!!
【 リポート 】鉄板焼き職人のお仕事〜株式会社56フーズ・コーポレーション様
ステーキ弁当作りに挑戦!!
コロナ禍のために延期しておりました、「鉄板焼き職人のお仕事体験」をさる11月20日、実施してまいりました!
ご協力いただきましたのは、株式会社56フーズ・コーポレーションの皆様です。
会場を博多駅地下街にある「天神ホルモン博多駅店」で実施させていただきました。
参加してくれたのは3名のチャレキッズ。
みんなやる気満々です(^ ^)
本日のミッション”ステーキ弁当づくり”!
今日のお仕事体験では鉄板焼きを使ってステーキ弁当を作成するのがミッションです
手順は56フーズのみなさんが丁寧にご紹介くださっています。
量る
切る
焼く
盛る
の4つになります。
その手順を56フーズのみなさんが資料にまとめてくださっています。
さらに、動画まで準備していただき、こどもたちにもわかりやすくしてくださいました。
ありがとうございます!!!
(※実施前の56フーズ・コーポレーションの皆様、実施前の準備をしっかりしてくださっていました。)
(※今日の制作の手順もまとめてくださっています)
そして、実際に作っているところ見てみよう!
ということで、プロのシェフによる実演を見せていただきました。
プロの技を見学
まず最初はプロの技を見学です。
白い調理服を来たシェフが目の間でお肉を切り、ヘラを使って一連の流れを説明してくれます。
その手際良さ、お肉の美しさ、流れるような所作、スピード、まるでダンスを踊っているようです。
そうして、今日制作する予定の「ステーキ弁当」が完成しました!!
さっそくやってみよう!
プロの素晴らしい技をけんがくしたところで、「よし、じぶんにもできそうだ!」そう思ったチャレキッズ。
さっそく挑戦します!
お肉を切る
まずは、「お肉を切る」、という作業からです。
ちょうどよい大きさで、切り口が美しくなるように、お肉に力を加えすぎないように気をつけながら切っていきます。
柔らかさと弾力のあるお肉を、力を加えず、切り口をきれいに切る、というのは中々難しいものです。
今回は56フーズの社員のかたが、まっすぐ切れるように、目安となる定規をご準備くださいました。
ポイントは「刃の全体を使って引きながら切る」ということ。
言葉だけ聞くと難しくなさそうなのですが、これがやってみると難しい。
どうしても「刃で切ろう」という意識が先に立ち、「刃を引く」という動作に繋がりません。
どんなふうに伝えればできるのだろう?!
そんな声がスタッフの方からも聞こえてきそうです。
そのくらい「包丁」の使い方には技術が必要なんですね。
野菜を炒める
次はいよいよ「鉄板」と向きあります。
鉄板部分は場所によって温度が異なります。
真ん中の一番熱い部分は200度を超えます。
両端に行くごとに温度が下がり、70度くらいまで下がっているそうです。
材料に熱を通すときは真ん中を、予熱を加えたり、少し休ませる場合は鉄板の端を使うなど使い分けを行います。
まずは材料を適量量っていきます。
トングで野菜を取り、水をしっかり切っていきます。
油を鉄板に敷き、野菜を炒めます。
バラバラになる野菜をふたつのヘラを使って裏返す作業でヘラの使い方に慣れていきます。
野菜に火が通ったら、塩、胡椒、ガーリックを振りかけます。
“どのくらい振りかければ良いか?”がわかりにくいので、塩は3ふり、胡椒は2ふり、など回数を決めておきます。
さぁ、次はお肉です。
切り分けておいたお肉をトレーからゆっくりと鉄板の上に滑らせます。
ジューっといういう小気味よい音がして、肉の油が鉄板の上ではねます。
あるていと厚みのあるお肉ですが、柔らかく、ひを通し過ぎず、表面はカリッと、中はジューシーに焼くのがポイントです。ここでもスピードと手際、が求められます。
表の面にある程度火が通った遠らヘラを使って裏返します。
火が通ったら、お肉にも塩胡椒を振っていきます。
ここでも「振る回数」を決めておきます。
火が通り過ぎるとお肉が硬くなるので、温度の低い鉄板に移動させます。
そして、そこで、お肉をさらに「一口サイズ」にカットしていきます。
鉄板の上で包丁を使ってカットする、という技に挑戦です!
鉄板の上でお肉をカット
鉄板焼き料理のお店に行って、シェフが目の前で調理してくれる。長い包丁でサッとお肉を切るさまは本当にカッコいいですよね♪
まさに、“鉄板料理の見せ所”と言った感じです。
コツは「包丁の全体を使う」ということと、「ヘラを使って支える」がポイントです。
指ではなく、ヘラを使ってどのように支えるのか、レクチャーいただきながら、“焼けたお肉のカット”に挑戦しました。
やってみましたが、やっぱりこれは難しい!
美味しく焼けたお肉を崩さないように、ササッとカットしていくことで、見た目や美味しさ、肉汁が抜けない、シェフの技の手際はただ早いだけでなく、「美味しさにつながる技」であることがわかりました。
〜ごはんを装い盛り付け〜
できたお肉と、野菜をお弁当箱に盛り付けます。
盛り付けにも、“美味しく見える盛り付け”があることを教わりました。
お肉の向きを揃える。きれいに並べる。野菜が箱からはみ出さないように気をつけるなどなど、気をつけるべきポイントが満載です。
焼き上げたお肉と野菜をきれいにお弁当箱の中に入れて、ごはんを装えば、「ステーキ弁当」の完成です!
ボリュームタップり、美味しい肉汁がたまらない、シャキシャキのお野菜と一緒にいただくお弁当は格別ですよね!
〜買ってくれるお客様へ感謝の気持ちをこめて〜
最後に、出来上がったお弁当を販売する体験もさせていただきました。
お金をいただき、お釣りを渡し、商品をお渡しする。
この一連の流れの中にも「感謝の気持ち」を込めて行うことで、その気持がお客様に伝わります。
それだけ心を込めて作ったお弁当ですから、きっと美味しい!
そうお客様は思うのです。
そんなことをレクチャーいただきながら、体験を終了しました (^ ^)
振り返りでは、それぞれが感想を言ってくれました。
「包丁の使い方が難しかった」そう言ってくれたお子さんもいれば「結構できた!またやりたい!」というやる気がさらに盛り上がったというお子さんも。
スタッフの皆さんからは「みんなすごく頑張ってたし、驚くほどできてた! 今日やったことを参考に、ぜひお家でもやってみてくださいね」という言葉をいただきました。
最後にみんなで記念撮影!
天神ホルモン博多駅店は博多駅口そばの階段から地下に降りてすぐです。
ぜひ、美味しいプロの鉄板焼料理を食べに行ってみてくださいね!
参加してくれたチャレキッズのみんな、56フーズ・コーポレーションのみんさん、素晴らしい体験をありがとうございました!!
【 リポート 】12月4日(土)猟師さんのお仕事体験〜Tracks様〜
命と向き合うお仕事体験
毎年、冬の時期に実施させていただいているお仕事体験の一つ、「猟師さんのお仕事」。
ご協力頂いているのが、福岡県糸島市二丈片山1−1 糸島ジビエ工房 (株)( ホームページ:tracks tracks)さんです。
tracksは、福岡・糸島に拠点を構える猟師たちの集まりで、地元で獲れたジビエの加工や販売、飲食店の運営、イベントなどを通して
山の自然と人々の営みを次世代に伝えたい――。そう願いながら日々活動をしていらっしゃいます。
そんなtracksの代表の江口さんにご指導いただき、今日もチャレキッズたちのお仕事体験がスタートです!!
お仕事体験体験のメニュー
体験は大きく分けると3つ
1,施設見学
2,猟場の見学〜とめさし〜搬送体験
3、食肉加工体験
4、試食
です。
です。
〜一生懸命説明を聞くこどもたち〜
今日は近くの猟場にしかけている「箱罠」を見に行きます。
もし、猪がかかっていたら、その場で”止めさし”を行い、その場で血抜きを行い搬送します。
“止めさし”とは、罠でかかった獲物を電気ショックや頸動脈切断により死に至らしめることを言います。
いざ、猟場へ
車でおよそ5分位の場所にtracksさんの仕掛けた罠の場所があります。
罠は「箱罠」といい、鉄格子の箱の中に囮となる餌を入れ、猪がその餌を食べているときに引き金に触れると扉が閉まる、という仕組みです。
普段は他の場所で捕れたジビエを加工することも多く、自らの猟場に罠を必ず仕掛けるわけではないそうです。
さて、今日は獲物はかかっているでしょうか?!
なんと!今回は運良く、1頭の猪が箱罠にかかっていました。
止めさし〜電気ショックをあたえ、とどめをさす〜
今回捕獲したのはメスの猪、生後1年くらいでしょうか。
江口さんが近づくと、罠の檻に体当たりなどをして、必死に抵抗します。
通電を良くするための水をかけると少し動揺し、江口さんの手袋をかんでいました。
電気を体に流すための、長い竿を差し込み、猪にあて、通電。
電気が通っているとわかる細かな痙攣が見て取れます。
子どもたちもその様子をしっかりと見ていました。
通電し、気を失った猪が外に出されます。
そして、手際よく、ナイフで喉元を一突き。
頸動脈が切られたため、血液がととと−と流れ出てきます。
猪の目は開いています。
まだ見えているのでしょうか。
呼吸もしており、息苦しそうです。
やがて、最後の痙攣が起こり、動きが止まりました。
江口さんが「今、息を引き取りました」と言いました。
まだ生きているような猪の姿を皆が見ていました。
そしてすぐに「運ぶので手伝ってもらいたいのですが、足を持ってくれる人!」
という問いかけに複数の児童が手を挙げてくれました。
そしてみんなで猪の4つの足を持って運びます。
猪はトラックの荷台に載せられ、猟場の体験が終了。
これから施設に戻って精肉作業へと移ります。
命が食べ物へ
tracksにもどり、直ぐに作業を開始します。
お肉の美味しさは命が絶たれて、「肉」にしていく時間が短いほどよいとされています。
血抜きをすばやく、そして、内臓の熱が肉に伝わる前に解体していくことが肝なんだそうです。
(内臓は酵素を出しており、熱を発します)
到着後、すばやくお湯をかけながら毛を抜いていきます。
そして、内臓を開き、内臓を出していきます。
よく切れる包丁で行う作業は、魚をさばいている様子に似ています。
魚でも先程まで生きていた魚をその場でさばいたりしますが、感覚は全く同じです。
ある程度見学した後、お肉が保管されている冷蔵庫を見学させていただきました。
猪以外にも、鹿や鴨などのお肉が並んでいました。
このような光景を見ることも中々ない機会です。
イノシシ肉のバーベキュー!
解体と精肉の行程を見学したら、今度は自分たちでその肉に触れて、調理してみよう!
ということで、今回は猪肉を竹串に刺し、炭火で焼いていただくバーベキューに挑戦です。
猪の肉の感触ってどんなだろう?
焼けるときのようすは?
匂いは?
味は?
こどもたちは、はじめての猪肉と格闘しながら、一生懸命竹串に刺していきます。
そして、みなの猪肉の串刺しを炭火で焼いていきます。
もうもうと立ち込める煙。
そこに、下味をつける醤油スプレーを吹きかけていきます。
お肉のやける匂い、猪肉ならではの力強い匂いが立ち込めます。
なかには「臭い!」というおこさんもいらっしゃいましたが、皆焼けるのを楽しみに待ちました。
そして、焼き上がり〜・
子どもたちは待ってましたと言わんばかりにかぶりつきます。
「硬い!」「でもおいしい!」「おいしい!」「歯ごたえがすごい!」「おいしい!」
しっかりとした硬さのある肉に驚いていましたが、噛めば噛むほど味が出る猪肉の美味しさも感じられているようです。
かなりの量のお肉がありましたが、あっという間に皆で平らげてしまいました。
命をいただく感謝の気持ち
最後に皆で tracksの皆さんへお礼の感想発表をさせていただきました。
こどもたちは照れたり、まとめられなかったり、話すのが苦手なおこさんもいたのですが、みな、充実した体験にとても満足そうでした。
そして、猪が殺されるシーンでは「かわいそう」と感じたことも話してくれました。
でも、頂いたお肉は皆「おいしかった」という感想を残してくれました。
このように生命を頂いて美味しい食べ物を頂いていることを是非、知ってほしい、江口さんもそうコメントしてくださいました。
お肉がスーパーで切り身として売られているところだけしか見ないと、中々食と命が繋がりません。
また、この猪たちが畑などを荒らすことで、困っている人々もいることを知ることで、自分の生活が自然や環境とつながっていることを知ってもらえればと思います。
実は今回、猪が捕獲され、止め刺しの現場を見ることができたのは初めてでした。
貴重な経験と機会をいただきましたtracksの皆さん、代表の江口社長に感謝申し上げます。
そして、参加してくださった皆さん、ご参加いただき、ありがとうございました!
【リポート】8月2日(月)おしごと体験《 畳職人のお仕事》〜鶴田畳店様〜
ものづくりのお仕事
今回は、「鶴田畳店」の皆さんのご協力により、「畳職人」のお仕事体験にチャレキッズが挑戦しました。
教えてくださったのは鶴田畳店の笠大祐(りゅう だいすけ)さんと恵景(よしかげ)さんです!
毎年受け入れていただいているのですが、年々、体験内容をブラッシュアップしてくださり、自分たちのも学びのあるものになるようにと考えてくださいます。
尺寸の測り方
畳はすべて同じサイズではなく、そのお部屋によって微妙にサイズが違うそうです。
そのサイズを整える際に使われるのが尺寸で測れる専用の定規。
写真の畳は幅が2尺7寸5分で、両端から「+1分弱弱(ちょっと短め)」と言った風に印をつけていくんだそうです!
この時点で、なんだか職人、って感じです!
畳の張替え
続いては畳の張替えを見学させていただきました。
張りたての畳は濃いい草の香りがします。
森林浴交換もあるとのことで、部屋にあると集中力が増すそうです。
お子様の勉強部屋に是非!
張りたての畳に弛みが出ないように引っ張ったり、サイズをきちんと整えるために先程の採寸に従って切り込みを入れたりしています。
余分な畳部分を専用の畳膨張で切っていく時の「ゾリゾリッ ゾリゾリッ」という音がなんとも軽快で気持ちいいんです。
い草は結構固く、切る時の要領が必要です。
縁つけに挑戦!
畳の縁(へり)。「ご縁(えん)」という言葉の漢字もこの「縁」という漢字なんですね。
「縁」には他にも(ふち)(ゆかり)(よすが)など、様々な読み方と意味があります。
なんだか奥深いものを感じます。
物と物の境目を表す意味と、人との関係を表す意味と、共通している点は、別々のものが触れ合っている境目やその関係というイメージでしょうか
それぞれ、自分好みの「縁」を選んでいきます。
さぁ、いよいよ減り付けに挑戦です!
巨大ミシンで縫い上げます
登場したのは巨大ミシン。
この機会で縁部分を縫い付けていきます。
太くて大きい畳床を貫通しながら畳表を縫い付けるにはこれくらいの大きさがないとできません。
しかし昔はすべて手縫いだったと言うから、先人の技術とその労働力には頭が下がります。
機械であれば、子どもでも抱っこしてもらってスイッチポン!で動いちゃいます。
しかし、手作業で整えていく部分、きちんと仕上がりを予想しながら微調整していくには、長年の経験と技術が必要です。
お客様に喜んでいただけるよう、美しく、整った畳にしていく。
そのための気をつけなくてはいけない作業などを丁寧に教わっていきます。
そして、いちばん大切だと言われている、「畳の角」の仕上げ方も見せていただき、挑戦させていただきました。
い草コースター
半畳の畳床に一辺ずつ畳縁を付けさせていただき、同時にい草でできた手作りコースターも制作させていただきました。
今回のチャレキッズの皆さん、ものづくりが大好き!ということで、少し難しい作業もどんどん迷わず進めていき、そして完成も美しかったです!
失敗を恐れず、興味関心を全開にして挑んでいく姿に、大人たちも学ばさせていただくことが多くありました。
完成した畳と記念撮影
最後は、完成した畳とい草コースターを手に記念撮影!
毎回、参加者に学びや気付きがあるようにと工夫してくださる鶴畳店さん、終了後はまた次回に向けた新たな体験内容について、熱く語ってくださいました。
本日は受け入れていただきありがとうございました!
今後とも宜しくお願いいたします。
【リポート】8月6日(金)おしごと体験《 屏風づくりのお仕事》〜倉谷翠泉堂様〜
日本伝統の技を体験する
今回は、「屏風づくり」のお仕事を体験させていただきます!
お邪魔しましたのは、福岡市西区姪浜にある「倉谷翠泉堂」さん。
教えてくださったのは倉谷知恵子さんとしょうこさん。
日本家屋に使われる、襖(ふすま)や障子(しょうじ)、掛け軸などの「表具(ひょうぐ)」などを手がけていらっしゃいます。
表具って何?
というところからになると思いますが、
表具とは
表具(ひょうぐ)とは、布や紙などを張ることによって仕立てられた巻物、掛軸、屏風、襖、衝立、額、画帖など。または、それらを仕立てること。仕立てることを表装(ひょうそう)とも称する。
表装を職業としている人を、表具師(ひょうぐし)または経師(きょうじ)という。表具師の主な仕事内容には、掛軸、屏風、衝立、額、画帖、巻物などの修理をはじめ、襖の新調、張替、障子貼りなども含まれる。古くは表補絵師(ひょうほうえし)と呼ばれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ということで、ここにもあるように、巻物、掛け軸、屏風、襖などの和風の日本家屋に用いられていた内装品のことです。
最近は和室のない家も増えてきましたが、ここには大変美しい、工夫の凝らされた日本の技があります。
今日はその日本の伝統に触れるお仕事体験です(^ ^)
屏風について
最初に倉谷さんから「屏風」について、その仕組の説明などをいただきました。
屏風はどのようにできているか、どんな仕組みで閉じたり開いたりするかなどの説明を受けました。
その作りやしくみに大人のほうが「へ〜〜〜!」と生っていました(^ ^;9
最大の特徴は板と板がつなぎ合わされている箇所、蝶番の部分です。
よくよく見てみると、この蝶番が表からも裏からも動く仕組みになっているのです。
扉の蝶番をイメージしていただければわかると思いますが、普通扉って、どちらか一方にしか開きませんよね??
それが、両方から空いてしまうんです。
なんで???
なんと、そこには蝶番に紙を利用するという、アイデアがあるのです。
丈夫な紙で板と板をつなぎ合わせることで、上部で、かつ、動作範囲の広い、蝶番ができるのです。
摩訶不思議!!
そんな不思議なからくり屏風、早速作ってみましょう!
切って、貼る、その工夫
まずは材料となる厚紙に蝶番の部分でもある色付きの和紙をちょうどよい長さに切っていきます。
さいしょはただの模様としての帯かと思っていましたが、これがからくり屏風の蝶番の役割を果たすのです(^ ^)
続いて糊付けです。
昔ながらの糊(のり)を固めに、時には水で溶いて柔らかくしていきます。
その硬い糊と柔らかい糊を使い分けながら、今度は色紙を厚紙に貼っていきます。
このときも空気が入らないよう、慎重に行うことが大切です(^ ^)
そして、完成です!!
開いて、閉じて、また開いて、次々と現れる違う景色の表紙にみんなうれしそう(^ ^)
日本伝統の技術を伝える、まずは「遊び」から
その後、倉谷さんに様々な道具を見せていただきました。
下の刷毛は、表層の際の「裏打ち」に使用する刷毛だそうです。
裏打ちとは、和紙などに描かれた作品を展示する際に、その強度を増すため、保護のため、伸縮を防ぐためなどの目的で和紙を裏から貼ってさらにその裏打ちを重ねて行く作業です。
大きなこの刷毛で、糊付けされた作品と表紙(和紙など)を裏側から「ダンダンダン!」と力強くうち打ち付けることで繊維の隙間に素材が入り込み、薄くて上部な形に仕上げていきます。
2つの刷毛は種類が違うのかな?と思ったのですが、そうではなく、長い方はここ数年間に使用してきたもので、短い方は50年間使われてきたものなんだそうです。
叩いて使うので、毛先が曲がったり弱くなると刈り取ってまた使用する。鉄板焼きの鉄板、板前さんの包丁、そんな感じでしょうか。
職人の技には驚きが満載です。
いろんな日本の素晴らしさを教えてくださった倉谷翠泉堂さん。
指導してくださった倉谷さんは「こういった技術はまずは遊びから、興味を持ってもらうことから始まります。固く考えず、気軽に遊びに来てもらえると嬉しいです」そうおっしゃってくださいました。
貴重な時間と技をたいけんさせていただき、ありがとうございました!
【お仕事体験実施延期のお知らせ 】
緊急事態宣言の発出に伴い、現在以下のお仕事体験の実施を見合わせております。
実施につきましたは、改めて日程調整を行い、お仕事体験についての記事内でお知らせいたします。
延期・中止となったお仕事体験
(※延期となりました)8月20日(金)鉄板焼き職人/株式会社56フーズコーポレーション/福岡市博多区/8:00~10:00
(※中止となりました)8月21日(土)金魚屋さんのお仕事/5名/みやま市/10:00~12:00
(※中止となりました)8月23日(月)お惣菜屋さんのお仕事/クック・チャムマイシャンス/那珂川市/13:00~15:00
(※延期となりました)8月24日(火)畳職人のお仕事/寺崎畳店/基山市宮浦/13:00~15:00
(※延期となりました)8月26日(木)大工さんのお仕事/健康住宅株式会社/福岡市西区/8:00~10:00
(※延期となりました)8月29日(日)Youtuberになろう!/チャレキッズ/福岡市中央区/14:00~16:00
(※延期となりました)9月4日(土)博多独楽製作のお仕事/NPO法人 文芸想伝会/那珂川市/
(※延期となりました)10月16日(土)野菜づくりのお仕事/ロード/小郡市上岩田/10:00~12:00
(※延期となりました)11月6日(土)猟師さんのお仕事/Tracks/糸島市二丈/14:00~16:00
お仕事体験の情報は下記をご参照ください
お仕事体験2021
【リポート】寿司職人のお仕事体験@〜肴やだんじ〜アトモスダイニング株式会社
大人気の寿司職人のお仕事体験、今年も!!
7月23日土曜日、アトモスダイニング株式会社様のご協力のもと、福岡市博多区にある「肴やだんじ」さんででお仕事体験を行いました。
今回は4人のチャレキッズたちが挑戦‼
今回は、4名のチャレキッズ達に参加してもらい、1人ずつ職人さんが付き、マンツーマンで指導して頂きながら握りずしと太巻きを作りました!
スタッフの皆さん一丸となってお仕事体験に協力して下さっています!
本日の流れ
[本日の流れ]
タイムテーブル
・挨拶、こうしの紹介 今日のめあて
・お仕事の紹介
・太巻ききづくり〜↪︎盛り付け
・握りずしづくり〜↪︎盛り付け
・接客体験
・試食
・感想共有
ということで、お仕事体験スタート!!
太巻きづくり
まずはしっかり手を洗い、衛生面にしっかり配慮します。
そして、運ばれてきた太巻きづくりの材料。
ノリと酢飯、その上に大葉、卵、まぐろ、サーモン、えび、豪華!
見ているだけでお腹が減ってきます(^^ ^^)
綺麗に並べていくことで、切り口がキレに見えます。
そして、そのバランスにとても重要なのが「シャリ(酢飯)の量」です。
ちょうど良い量をまんべんなく広げることで、ノリの黒とご飯の白、その内側に広がる、鮮やかな赤やピンクや黄色や緑、というコントラストが生まれるのです。
そんなレクチャーを受けながら、みんな丁寧に太巻の具材を並べていました。
そして、完成しました!太巻き!
いかがでしょうか?
プロが作ったものと遜色ない出来上がりとなりました(^ ^)
握りずし
続いては、みんなの憧れ「握りずし」の制作に挑戦です!
お店で職人さんが、ささっと、ちょちょいと、キュキュッと握っている「握りずし」一体どんな風に作っているのでしょうか?
握りずしでも、大切なのは「シャリの量」だそうです。
食べやすく、かつ、美味しそうに見える具とのバランス、量、そして大きさ、握り具合。
こちらも丁寧に教えていただき、みるみるうちに、あのお店で見る「握り寿司」が完成していきます。
握るときの手順も説明を聞いているとなるほど!
というものばかり。
無駄な動きはありません(^ ^)
次々に完成する握りずし。
プロと遜色ないのでは?!
接客体験
そして!お料理を作ったらお客様に出す、「接客」が待っています。
今回はコロナ対策をなさっている店内の接客マニュアルをもとに、お客様の入店、検温と消毒、非接触でお渡しするおしぼりの渡し方などを学びました。
接客の楽しさはお客様からのありがとう、だったり、お待たせしました!と持って行った時にお客さんが嬉しそうにしてくださること。
入店時の「お客様ご来店です!」の声に、スタッフの皆さんが「いらっしゃいませ!!」と大きな声で対応してくださる。
あの瞬間も気持ちいいですよね。
そんな体験をして、同伴してくださった保護者やお店のスタッフの方をお客様に見立てて、手作りしたお寿司をお出ししました。
実食 〜みんなでいただきます!〜
最後はお待ちかねの実食です。
自分で作ったお寿司を自分で食べるなんて、なかなかありません。
そんなお寿司の味はまた格別!!
本人も、親御さんも揃って「美味しい!!」と言って、完食くださいました!
最後は、みんなで感想をシェア。
初めてのお寿司づくりの中で、難しかったこと、うまくできたこと、おいしかったこと、それぞれの感想を発表。
細かく難しかったことを伝えてくれたチャレキッズもいて、ほんとに心に残る体験になったんだなとかんじました。
最後にアトモスダイニングの皆さんからも感想をいただきました。
この外食産業は現在逆風の中にありますが、人を食で楽しませるということに触れてもらって、その楽しさが少しでもわかってもらえたら嬉しいです。
というお言葉をいただきました。
人を喜ばせる、笑顔を作る、そうやって仕事は生まれていくんだな、そんなことが伝わった体験になったと思います。
アトモスダイニング株式会社の皆さん、参加してくれたチャレキッズの皆さん、素敵な体験をありがとうございました!