【 リポート 】12月5日開催、Youtuberになろう!
おしごと体験《Youtuberになろう!》
子どもたちがYoutuberに挑戦!!
年々Youtubeが身近になり、様々な情報をYoutubeで取得する時代。
昔は知ることが難しかった様々な情報が簡単に手に入るようになりました。
こどもたちはテレビをみるよりもYoutubeで好きな番組を見たり、知りたいと思った情報を検索し得ています。
歴史のこと、ゲームのこと、虫のこと、遊びのこと、それぞれの興味関心のある事柄が気軽に学べる環境です。
そんな子どもたちは画面の向こうで情報を提供してくれる「Youtuber」に憧れを持っています。
単に「お金が稼げる」ということだけではなく、純粋に自分が知りたいことを詳しく、楽しく、わかりやすく説明してくれる「Youtuber」に憧れを抱いているんですね。
Youtuberが人気の職業に上がるのも頷けます。
「そんな“Youtuber”に少しでも近づいてみたい。自分の好きなこと、得意なことを誰かに伝えられる人になりたい」そんな思いからこの「Youtuberになろう!」に応募してくれるお子さんも多いです。
今回も、そんなお子さんの思いを叶えるべく、お仕事体験を企画しました!
Youtuberってどんな人?!
Youtubeに動画をアップしている人
平たく言えば、プロ、アマ関係なく、自分で動画をYoutubeにアップしている人はみんなYoutuberです。
その内容もスタイルも人それぞれ、正解はありません。
ただ、目的として「多くの人に見てもらう」ということを挙げている人が多いので、たくさんの人に見てもらうための工夫を各youtuberがやっています。
本日も
1.動画撮影?
2.動画編集?
3.完成した作品の発表会
と盛りだくさんです!
講師の紹介
今回の講師は江口先生・山根先生、西村先生、小川先生です。
参加したチャレキッズは小学1年生から5年生までの男女6名。
事前に「トークスクリプト」を準備してもらい、「話してもらうことを決めてきていただいています」。
たくさんの人に見てもらうために
youtuberがやっていること、それは企画、撮影、編集、アップロード、拡散などです。
たくさんいてもらうためには、企画や拡散のためのアイデアが大切になりますが、今回は、この企画、撮影編集の部分を体験していきます。
企画の部分に関しては、事前に「トークスクリプト」を準備して回答してもらいました。
そして、当日、それを見ながら話せるようにA3の用紙に書き写していきます。
なれないうちは、この“下準備”が大切です。
一見自然に喋っているYoutuberの皆さんですが、それは何度も撮影を重ねるうちに自分の中で「組み立て」ができているからです。
なれないうちから一発撮影すると「思い通り喋られなかった!」となりがちです。
型を決めているとしゃべりにくい!そう思うかもしれませんが、まずは「型」からやっていきましょう!
1.動画撮影
役割分担してYoutuberをサポート!
それではさっそくスタートです!
まずはチームに分かれて「撮影」から行います。
3人1組となり
・カメラマン/ディレクター
・アシスタント
・Youtuber
に別れます。
カメラマンは、カメラの設置、カメラの画角音声のチェックなどを行い、撮影のスタートとストップを指示し、カメラの録画ボタンのオンオフを行います。
アシスタントはYoutuberがしゃべることをカンペに出して表示します。喋りやすいように表示することが大切です。
そしてYoutuberはカメラマンの指示にしたがってパフォーマンスをしていきます。
どのようにすれば見ている人に伝わりやすいかを考えます。
目線は?声の大きさは?表情は?…
考えることがたくさん?
最初は少し緊張しているようでしたが、
回数を重ねるにつれてどんどん上手になっていきます。
納得のいく動画が撮れたら、いざ編集作業へ!
2.動画編集?
動画をパソコンに取り込む
先程撮った動画をパソコンに取り込みます。
チャレキッズ達は「早くやりたい!」と興味津々?
編集の”ミッション”をクリアせよ!!
今回は、編集のテンプレート(型)を準備していましたので、それに沿っていきます。
それぞれの作業がクリアできるか、課題を設けて進めていきました。それに文字を入れる、音をつける、など「ミッション」を作らせてもらいました。
この“ミッション”をクリアすることで、Youtuberに必要な作業が身につく、という寸法です。
いざ編集作業へ!
動画編集は楽しいぞ!
まずは動画を「シーケンス」というキャンバスのような編集台に置きます。
そして、いらないところをカット、オープニング、エンディングを整えていきます。
BGMやSEを入れる
動画は「音」が入るとグッとイメージが変わります。
BGMがもたらす動画全体のイメージや雰囲気はとても大切です。
自分のイメージに合ったBGMを「これじゃないな。。。あ!これがいい!!」と楽しそうに決めていきます。
さらに、何かのアクションをしたときのSE(効果音)も「伝えたいこと」のインパクトを高める効果があります。
BGMを選んで読み込んだら、音量を調節します♪
テロップをつける
BGMが決まったらテロップ(字幕)を付けます。
ふだんタイピングをする機会のあるお子さんもいらっしゃり、ササッと仕上げていきます。
わからないところがあったら、スタッフへ質問。
みずからチャレンジしていきます。
効果音までいれると、さらに動画が魅力的になりますね!
動画を書き出す
編集した動画を書き出します。
いよいよ、作品を見ることができますよ!
3.完成した作品の発表会
完成した動画をみんなで見ます。?
それぞれの個性がキラリとひかる作品ばかり。
一生懸命下準備から頑張ったかいがありました!
ふりかえり
今日の感想を1人ずつ発表してもらいます。
楽しかったこと、難しかったこと、様々な気づきがあったようです。
動画はこれからますます必要になってくるもの。
さらに、動画の編集は国語力を磨くとともに、プレゼンテーションの能力。
物事を整理して伝わりやすく、理論的に考える力が身につきます。
色んな力を養える動画制作をこれからも続けてほしいですね!
?
1人1人に賞状を手渡した後…
最後に、記念撮影をしました!
1日お疲れさまでした??♀️
まとめ
今回の講座の中でも何回かお話があったのですが、
動画を作るにはいくつもの工程をこなさなければなりません。
また、どのようにしたら見ている人に伝わりやすいか、楽しんでもらえるのか、考えることがたくさんあります。
例えば、動画撮影。
身振り手振りや声の大きさ、表情を工夫します??
例えば、セリフ。
言葉で伝えるためには、国語力や分かりやすい文章を組み立てるための論理的思考力を使います?
他にも考えることはたくさん。
実は、動画を作るだけでもたくさんの力を身に着けることができるのです。
そのことを教えてくださった江口先生・山根先生・西村先生、小川先生、
本当にありがとうございました!
そして、参加してくださったチャレキッズのみんな、また会いましょう!!