【リポート】雑貨制作(鈴箱作り)のお仕事@株式会社数寄屋
おしごと体験《雑貨制作のお仕事》
今日は、株式会社数寄家さんご協力のもと、雑貨制作のおしごと体験を実施しました。
参加したチャレキッズ達は5名。
講師は株式会社数寄屋の代表、平田央先生です。
よろしくお願いします!
博多織をつかった小物たち
まずは平田先生より、株式会社数寄屋で行っている雑貨制作のお仕事についての説明がありました。
博多織、や久留米絣を使って、鈴箱やお財布、名刺入れ、携帯カバーなど、様々な雑貨を制作し、デパートやお土産物屋さんで販売しています。
織物の原材料って?!
見せていただいた雑貨の特徴は「和の織物で作られている」というところです。
博多織や久留米絣など、伝統的な九州の織物が使用されています。
子どもたちにも織物を触ってもらい、その感触や特徴を感じてもらいました。
そして、これらの織物の違いはなんでしょう?
ということで、その原料となっているものが、「綿」なのか「絹」なのかの違いや、それらの素材は何から作られるのか、などの説明をいただきました。
作ってみよう!博多織で作る「鈴箱」
今回制作する「鈴箱」。四角い博多織の箱の中に鈴が入っていて、とってもかわいい!
どうやって箱の中に鈴が入るんだろう?
そんなことを考えながら、制作スタートです!
まずは博多織の端切れの組み合わせを選んでいきます。
端切れ側についてある両面テープをなじませたあと剥がし、型紙(プラスチックプレート)に貼っていきます。
この両面テープを剥がして、プレートの上に乗せるという作業、文章で書くと簡単なのですが、実際にやってみると両面テープが手にくっついてきて中々思った方向に向いてくれない。。。
そしてプレートの上に乗せるとにちょっとでもずれると斜めになってしまって剥がすのも大変?
小さな鈴箱の型がどのような仕組みになっているか、最初はわからないので、教えていただくことをしっかり聞きます。
それでもよくわからない、、、細かな折り目や型紙同士をはめ込む仕組みなど。
まさに見よう見まねでやっていきます。
慣れないトンカチを使って、記事に穴を開けて行きます。
手を打たないように気をつけて〜(> <)
そして、最後に、「鈴を箱に入れて行きます。
どうやって鈴を箱に入れているのか。。。?
それは参加してのお楽しみです(^ ^)
ようやく完成!
しかし、ちょっとうまく行かなかったりして、、「もう一回挑戦だ!」
型紙ができるまで
レーザーカッターに釘付け
鈴箱のベースとなるプラスチック板の型は、レーザーカッターを使用して制作されます。
プログラミングされた通り、レーザーが光を出したり、動いたりしながら型を作っていく姿に子どもたちは釘付けです。
かっこいい〜〜。
一度作る、そして材料の仕組みを知る、等の工程を経ることで、「こうやって出来てるんだ!」がつながっていきます。
そうすると、もういっかい挑戦だ!
も意欲的に取り組むことができます。
たくさん作らせていただきました!
それぞれの好みに合せた鈴箱が完成
要領をつかんでくると、こどもは自分の作りやすい方法などを見つけて挑戦していきます。
選ぶ柄にも個性があって、その子その子の好みが伺えます。
だんだん勢いづいてきて、「もう一個!」「もう一個!」とどんどんと作ることが楽しくなっていきます。
そうやって、気づけば「鈴箱づくり、たのしい!!」となっているのです。
雑貨の制作の工程では子供の「どうやってできているんだろう?」からはじまり「うまくいかない」という失敗の工程があり、
その失敗があるからこその「工夫してみよう」が生まれ、それがうまく行った時に達成感が生まれる。
そこからは自由に自分の発想を広げるなど、物事の習熟から応用までを体験できるお仕事体験になっています。
子どもたちの感性を刺激し、表現の幅を広げてくれるお仕事体験「雑貨制作のお仕事」、素敵な体験をご提供いただきました、株式会社数寄屋の平田さんに、改めて感謝申し上げます!