【リポート 】大工さんのお仕事〜健康住宅株式会社様〜
今回は、10月30日(土)、健康住宅株式会社さんご協力のもと実施した、「大工さんのおしごと」のリポートです。
福岡市城南区にある、健康住宅株式会社の展示場をお借りしての実施となりました。
参加したチャレキッズは10名。
健康住宅の皆様に併せて、提携先の大工さんたちのご協力もいただきました(^ ^)
こどもたちが来るより2時間ほど前から、大工さんたちのよる準備がスタートしていました。
こどもたちが作業しやすいよう、「下準備」を整えてくださっています。
まずはご挨拶!
みなさんが揃い、ご挨拶です。
子どもたちにとっては、少し退屈な時間。
それでも、しっかりとお話を聞いてくれました(^ ^)
よろしくお願いします!
打つ、切る、組む、磨く、描く
今回のお仕事体験の流れは
・釘打ち体験
・のこぎり体験
・椅子の制作
・絵付け
です。
さっそく各ブースに分かれておしごと体験スタートです!
釘打ちは難しい!!
最初は釘打ちからです。
釘を木材にトンカチをつかって打ち込む。
そんな経験もなかなかする機会がありません。
太い木材に、太い釘をうち河野にはコツが必要です。
それは、しっかりと釘を支えつつ、最初は小刻みに、ある程度釘が木材に食い込んだら、金槌の柄を長く持って遠心力をつかって振っていくことです。
どうしても短く持ちがちですが、これだと、腕力が必要になってくるので、こども力ではなかなか釘が入っていきません。
単純に見えて、体の使い方、重心の載せ方などがわからないとなかなか難しい作業なのです。
鋸刃(のこぎり)は引く時に力をいれるぜ!
続いてはのこぎりを使っての、木材を切ります。
こちらも普段なかなか触れられないもの。
木材に対してどのように構えるか。
対象となる木材をどのように固定させるか。
固定させながら切るためにノコを押し引きしますが、木材がぶれないようにしながら、効果的に切る方向に力を伝えなくてはなりません。
大人からすると、簡単なことでも、こどもからすると「なぜ切れないんだ!」「めっちゃ疲れる!きつい!」「もうやだ!」なんていう気持ちになるもの。
でも、参加してくれたチャレキッズのみんなは皆我慢強く、切り落とされるまで、投げ出さずにやってくれました。
学年が上の子どもたちは上手に木を切り、次の「椅子の組み立て」に移っていきます。
椅子づくり〜形が生まれる楽しさ〜
釘打ち、のこぎりと、大工さんの基本となる行程を体験した子どもたち。
次は、実際の作品を作ろうと、椅子作りに挑戦です。
とは言っても、事前に大工さんたちが、土台までを完成させてくれていました。
あとは座る板(天板)を載せて、ずれないように釘で打つだけです。
出来上がったひとから、今度は絵付け、ヤスリがけに入りました。
それぞれ思い思いの絵柄を描いていきます。
全く描かなくて良い!
というお子さんもいて、みんなそれぞれです。
完成〜!自分だけの椅子
それぞれの好きな色、こだわりを発揮して、自分だけの椅子を完成させました(^ ^)
感想発表〜ありがとうございました!!
最後にみんなからの感想発表をいただきました。
「しゃべるのが苦手」と言っていた児童もいましたが、頑張って、小さな声でも、一言、「楽しかったです」と言ってくれました。
健康住宅株式会社のみなさんと大工さんと、保護者の皆さんが子どもたちが一生懸命取り組む姿を見ながら、子どもたちの未来について語り合っている姿に企業と地域と
保護者とのつながりの大切さを再確認しました。
こどもたちの頑張りと企業の皆さんの熱い想いが結びあった、素敵な体験ができました。
参加してくれたチャレキッズの皆さん、健康住宅株式会社のみなさん、そして大工の皆さん、子どもたちを暖かく見守ってくださり、ありがとうございました!!