【リポート 】やさいづくりのお仕事体験〜就労継続支援B型事業所 ろーどさん〜
おいしい夏野菜の収穫と袋詰体験(^ ^)
チャレキッズで企画する放課後等デイサービス「LEQ」が小郡にオープンしたことを受け、小郡地区でのお仕事体験も企画しました!
今回は小郡市にある「就労継続支援B型事業所 ろーど」さんのご協力の下、「やさいづくりのお仕事体験」をさせていただきました!
食卓にのぼるお野菜たち、スーパーなどで見ることはあっても、畑で実っている姿を見る機会はなかなかありません。
今回はそんな野菜たちの収穫体験と出荷のための袋詰体験をさせていただきました。
ご案内いただいたのはろーどの柳瀬さん。
今日の流れやお仕事の内容をご紹介くださいました。
普段は社員の皆さんと、「ろーど」を利用されている利用者の皆さんで、畑にでて野菜を育て、収穫し、そして袋詰して販売までおこなっています。
収穫された野菜を事業所で店頭販売もなさっていて、これが新鮮で美味しいんです。
大人気のため、すぐに売り切れるとのことでした(^ ^)
そんなろーどさんのお仕事を体験するため、一行はまずは「枝豆畑」へ。
枝豆って、、、こんな風に生(な)っているんだ!
そんな新鮮な驚きとともに、早速収穫していきます。
えだまめは、もともと未熟(みじゅく)の大豆を利用するもので、えだまめを栽培(さいばい)することは、大豆を栽培することと言えました。
大豆として収穫(しゅうかく)するための品種を栽培して若(わか)さやを食べていました。
近年は、えだまめ専用(せんよう)の品種が育成され、400種以上あるといわれています。
流通しているえだまめの多くが、これらのえだまめ専用の品種になっています。
えだまめ専用の品種は、収穫適期(しゅうかくてっき)が短く、収穫後はすぐに食味が落ちてしまうため、産地で消費され他県に出回らないことから、たくさんの地方品種があるようです。
最近では「湯あがり娘(ゆあがりむすめ)」のように全国的に栽培(さいばい)されている品種もあります。出典
農文協 野菜園芸大百科6「カボチャ エンドウ インゲン ソラマメ エダマメ その他のマメ類」
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック https://www.alic.go.jp/y-suishin/yajukyu01_000313.html(外部リンク)
いざ!はたけへ!
説明をうけ、早速畑へ移動、収穫スタートです!
収穫方法は根に近い茎を持って、抜く、というシンプルなもの。
結構力がいります(^ ^)
根がしっかり張っている場合は、釜で茎を切って収穫します。
両方試しましたが、釜の使い方が難しく、「引っこ抜いたほうがやりやすい!」ということで、みんな抜くほうほうで収穫しました。
たくさん撮れました〜♪
枝豆の収穫はここまで!
続いては「ミニトマト」の畑へ移動です!
きれなミニトマトをそのばでパクリ!
ミニトマトはビニールハウスの中で栽培されていました。
緑色の枝葉のあいだからこぼれ落ちる真っ赤な宝石のように、ぷりぷりのミニトマトが美味しそうに実っています。
「食べてもいいですよ〜♪」
という柳瀬さんのお言葉に甘えて、2,3個試食させていただきました。
採れたてのミニトマトは噛むと中からジュワッとトマトの果汁が飛び出し、口の中に広がります。
果実もしっかりとした歯ごたえがあって、自然の旨味が詰まっていました(^ ^)
身体がよろこぶ味ですね♪
こんなにいっぱいとったどー!
袋詰体験
収穫のあとは袋詰に挑戦です。
先程収穫した枝豆は、まずは枝から枝豆を外していきます。
そして、きちんと量を決めて秤に乗せて量ります。
その枝豆を袋に入れて、専用のテーピングマシンで口を結びます。
すると!「あ!スーパーで見る形だ!」となるのです。
テーピングマシンも何度か使うことで要領を得てきました(^ ^)
最後に、大変珍しい「緑米」の栽培体験もさせていただきました(^ ^)
緑米とは玄米の品種の一つで、玄米の皮の部分に緑色を帯びているのが特徴です。
全国でも生産量が少ない貴重な品種(古代米)で、緑色の玄米の皮の部分にクロロフィルという緑黄色野菜に含まれている成分が含まれているため、緑色をしています。
家庭の食卓ではなかなか見られない緑米ですが、近年緑米が持つ高い栄養価に注目が集まっています。
最後に、こどもたちから感想発表
「きつかった!でも楽しかった!」
「袋詰が難しかったけど美味しかった!」
「難しい作業は特になかった!でも大変だと思った!」など、それぞれの感想が出ました。
柳瀬さんからは、「お野菜を食べるときは今日の畑のことや袋詰のことを思い出しながら、大変な作業をしている人がいるから野菜を食べることができることを忘れないでほしい」というお話がありました。
土に触れる、生きた野菜にふれる、摘み取る、そんな体験をして食べ物を口に運ぶ。
そんな体験はぜひたくさん子どもたちにしてほしいですね!
野菜づくりのお仕事体験、次回は10月を予定しています。
興味のあるお子さんは、ぜひご参加ください!
ロードさん、参加してくださったチャレキッズのみなさん、ありがとうございました!