福岡発!発達障がいや知的障がいのある子ども達の夢を叶えるプロジェクト

7月24日(日)開催 「夢を拓くロードマップを創ろう!」 

今年最初のワークショップ「夢を拓くロードマップを創ろう!」

PATHを使ったワークショップ

平成28年7月24日(日)福岡市中央区長浜にある「あいあいセンター」でチャレキッズのワークショップ「夢を拓くロードマップを創ろう」を開催しました!

3人の障がい児童生徒(小学生1名、中学生2名)に参加してもらい、彼らの夢をみんなで描くワークショップです。
保護者、担任、放課後デイサービスの担当者などの普段から関わりをもたれている方と、今回初めて当事者に会う方々(学生、企業人、経営者、教員、その他)で紡ぎ出す、「希望に満ちたもう一つの未来計画づくり」です。

普段接していると、「できないこと」にフォーカスしがちな思考を「できること」「やっていきたいこと」というポジティブな要素にだけ着目し、掘り下げ、広げていきます。普段とは違う視点を用いることで、「常識」から一旦外れたブレインストーミングを行います。

参加者も対象となる児童と保護者、担任という当人と普段からが接している人間に加え、社会人、企業人、学生、個人事業主、福祉施設職員、教員、と「初めて彼らと接する人」も一緒に考えていくのが特徴です。

PATH Planning Alternative Tomorrows with Hope

【 ワークショップの手法 】
ワークショップには、参考とする手法があります。
それが「PATH Planning Alternative Tomorrows with Hope」(希望に満ちたもう一つの未来の計画)という
手法です。

PATH では、障がいのある人本人と、関係のある多くの人が一堂に会して、障がいのある人の夢や希望に基づ
きゴールを設定し、そのゴール達成のための作戦を立てていきます。
子どもの指導に関わる人が集まって情報を集め,新たな発想で目標や手だてを考える方法であり、情報の共有だけでなくアクションプラン(行動計画)を考えるということや、関係者がそれぞれの力を発揮するることを目指すといった特徴を持っています。

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※行った手順は以下の通り。
【 はじめに(グループの仲間を知ろう! )】

【 第1ステップ 幸せの一番星 】
(当人や保護者の、夢や希望について話し合う)

【 第2ステップ ゴールを設定する 】
(幸せの一番星を掴む為に、20歳の時にどうなっていたいかを想像する)

【 休憩 】


【 中間発表 】

【 第3ステップ いまに根ざすこと(現在の状況) 】
(ゴールに対して今はどんな状況なのかを把握する。できていること、できてないことなど)

【 第4ステップ 必要な力 】
(ゴールを目指す上でどんな「力」が必要か)

【 第5ステップ 夢をかなえるために誰を必要とするのか 】
(必要な力をつけるために必要な人や物)

【 第6ステップ 近い将来の行動をイメージし、語り、図や絵にする 】
(およそ1年後、対象児童・生徒がどのようにあるべきなのか、姿をイメージする)

【 第7ステップ はじめの一歩を踏み出す 】
(支援者が夢を叶える為に今日から出来る事を書き出し、一ヶ月後の目標を設定する)

【 発表会 】

最後にこのワークショップに参加した感想を短く一人一人から発言してもらいました。
ワークショップ参加者の感想に加え、保護者の感想などもいただけて、課題や気づきを得ることができました。

描かれたロードマップ

各チームが描いたロードマップです。
それぞれ特徴があり、二度と同じものは出来ません。
そこに集まったみんなの化学反応がもたらす奇跡のロードマップです。

チームA
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チームB
P1380892

チームC
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ワークショップの様子をスライドでお届けします

3時間半に渡るワークショップ。今後もブラッシュアップしながら参加する人、当事者、企画者にとって学び多い場にしていきたいと思います。
当日の様子をスライドショーでお届けします!

また、3チームのココのリポートもまた後日お届けしたいと思います!
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!

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