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【 リポート 】鉄板焼き職人のお仕事〜株式会社56フーズ・コーポレーション様

ステーキ弁当作りに挑戦!!

コロナ禍のために延期しておりました、「鉄板焼き職人のお仕事体験」をさる11月20日、実施してまいりました!
ご協力いただきましたのは、株式会社56フーズ・コーポレーションの皆様です。
会場を博多駅地下街にある「天神ホルモン博多駅店」で実施させていただきました。
参加してくれたのは3名のチャレキッズ。
みんなやる気満々です(^ ^)

鉄板焼き職人のお仕事2021−1

鉄板焼き職人のお仕事2021−2

本日のミッション”ステーキ弁当づくり”!

今日のお仕事体験では鉄板焼きを使ってステーキ弁当を作成するのがミッションです
手順は56フーズのみなさんが丁寧にご紹介くださっています。

量る
切る
焼く
盛る

の4つになります。
その手順を56フーズのみなさんが資料にまとめてくださっています。
さらに、動画まで準備していただき、こどもたちにもわかりやすくしてくださいました。
ありがとうございます!!!

(※実施前の56フーズ・コーポレーションの皆様、実施前の準備をしっかりしてくださっていました。)
鉄板焼き職人のお仕事2021−3
(※今日の制作の手順もまとめてくださっています)
鉄板焼き職人のお仕事 2021-3

そして、実際に作っているところ見てみよう!
ということで、プロのシェフによる実演を見せていただきました。

プロの技を見学

まず最初はプロの技を見学です。
白い調理服を来たシェフが目の間でお肉を切り、ヘラを使って一連の流れを説明してくれます。

鉄板焼職人のお仕事 21119-34

鉄板焼職人のお仕事 21119-33

その手際良さ、お肉の美しさ、流れるような所作、スピード、まるでダンスを踊っているようです。

そうして、今日制作する予定の「ステーキ弁当」が完成しました!!

さっそくやってみよう!

プロの素晴らしい技をけんがくしたところで、「よし、じぶんにもできそうだ!」そう思ったチャレキッズ。
さっそく挑戦します!

お肉を切る 

まずは、「お肉を切る」、という作業からです。
ちょうどよい大きさで、切り口が美しくなるように、お肉に力を加えすぎないように気をつけながら切っていきます。

柔らかさと弾力のあるお肉を、力を加えず、切り口をきれいに切る、というのは中々難しいものです。
今回は56フーズの社員のかたが、まっすぐ切れるように、目安となる定規をご準備くださいました。

鉄板焼職人のお仕事 21119-26

ポイントは「刃の全体を使って引きながら切る」ということ。
言葉だけ聞くと難しくなさそうなのですが、これがやってみると難しい。
どうしても「刃で切ろう」という意識が先に立ち、「刃を引く」という動作に繋がりません。

どんなふうに伝えればできるのだろう?!
そんな声がスタッフの方からも聞こえてきそうです。
そのくらい「包丁」の使い方には技術が必要なんですね。

野菜を炒める 

次はいよいよ「鉄板」と向きあります。
鉄板部分は場所によって温度が異なります。
真ん中の一番熱い部分は200度を超えます。
両端に行くごとに温度が下がり、70度くらいまで下がっているそうです。

材料に熱を通すときは真ん中を、予熱を加えたり、少し休ませる場合は鉄板の端を使うなど使い分けを行います。

まずは材料を適量量っていきます。
トングで野菜を取り、水をしっかり切っていきます。

鉄板焼職人のお仕事 21119-31

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油を鉄板に敷き、野菜を炒めます。
バラバラになる野菜をふたつのヘラを使って裏返す作業でヘラの使い方に慣れていきます。

鉄板焼職人のお仕事 21119-25

野菜に火が通ったら、塩、胡椒、ガーリックを振りかけます。
“どのくらい振りかければ良いか?”がわかりにくいので、塩は3ふり、胡椒は2ふり、など回数を決めておきます。

鉄板焼職人のお仕事 21119-27

さぁ、次はお肉です。
切り分けておいたお肉をトレーからゆっくりと鉄板の上に滑らせます。

ジューっといういう小気味よい音がして、肉の油が鉄板の上ではねます。

あるていと厚みのあるお肉ですが、柔らかく、ひを通し過ぎず、表面はカリッと、中はジューシーに焼くのがポイントです。ここでもスピードと手際、が求められます。
表の面にある程度火が通った遠らヘラを使って裏返します。

鉄板焼職人のお仕事 21119-16

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火が通ったら、お肉にも塩胡椒を振っていきます。
ここでも「振る回数」を決めておきます。

火が通り過ぎるとお肉が硬くなるので、温度の低い鉄板に移動させます。
そして、そこで、お肉をさらに「一口サイズ」にカットしていきます。
鉄板の上で包丁を使ってカットする、という技に挑戦です!

鉄板の上でお肉をカット

鉄板焼き料理のお店に行って、シェフが目の前で調理してくれる。長い包丁でサッとお肉を切るさまは本当にカッコいいですよね♪
まさに、“鉄板料理の見せ所”と言った感じです。
コツは「包丁の全体を使う」ということと、「ヘラを使って支える」がポイントです。
指ではなく、ヘラを使ってどのように支えるのか、レクチャーいただきながら、“焼けたお肉のカット”に挑戦しました。

鉄板焼職人のお仕事 21119-23

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やってみましたが、やっぱりこれは難しい!
美味しく焼けたお肉を崩さないように、ササッとカットしていくことで、見た目や美味しさ、肉汁が抜けない、シェフの技の手際はただ早いだけでなく、「美味しさにつながる技」であることがわかりました。

〜ごはんを装い盛り付け〜

できたお肉と、野菜をお弁当箱に盛り付けます。
盛り付けにも、“美味しく見える盛り付け”があることを教わりました。
お肉の向きを揃える。きれいに並べる。野菜が箱からはみ出さないように気をつけるなどなど、気をつけるべきポイントが満載です。
焼き上げたお肉と野菜をきれいにお弁当箱の中に入れて、ごはんを装えば、「ステーキ弁当」の完成です!

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ボリュームタップり、美味しい肉汁がたまらない、シャキシャキのお野菜と一緒にいただくお弁当は格別ですよね!

〜買ってくれるお客様へ感謝の気持ちをこめて〜

最後に、出来上がったお弁当を販売する体験もさせていただきました。
お金をいただき、お釣りを渡し、商品をお渡しする。
この一連の流れの中にも「感謝の気持ち」を込めて行うことで、その気持がお客様に伝わります。
鉄板焼職人のお仕事 21119-3
それだけ心を込めて作ったお弁当ですから、きっと美味しい!
そうお客様は思うのです。
そんなことをレクチャーいただきながら、体験を終了しました (^ ^)
振り返りでは、それぞれが感想を言ってくれました。
「包丁の使い方が難しかった」そう言ってくれたお子さんもいれば「結構できた!またやりたい!」というやる気がさらに盛り上がったというお子さんも。
スタッフの皆さんからは「みんなすごく頑張ってたし、驚くほどできてた! 今日やったことを参考に、ぜひお家でもやってみてくださいね」という言葉をいただきました。
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最後にみんなで記念撮影!
天神ホルモン博多駅店は博多駅口そばの階段から地下に降りてすぐです。
ぜひ、美味しいプロの鉄板焼料理を食べに行ってみてくださいね!
参加してくれたチャレキッズのみんな、56フーズ・コーポレーションのみんさん、素晴らしい体験をありがとうございました!!
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鉄板焼職人のお仕事 21119-1

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