チャレキッズジョブクエスト　《 不登校について考える》～不登校当事者家族のお話と座談会～

日時
Date(s) - 24/11/2019
2:00 PM - 5:00 PM

場所
ふくふくプラザ

カテゴリー

• ジョブクエスト

～ 不登校と発達の特性について ～

今回は発達に特性があるお子さんを導く、保護者、支援者を対象としたセミナーです。

　講師は福岡で不登校当事者家族を支えるボランティアグループ「咲くふぁ福岡」さんです。 　

咲くふぁ福岡とは？

さまざまな理由により学校へ行けなくなった子どもたちとその家族の方々に、その苦しみが緩和され、生きていきやすくなるようにサポートをさせていただくことを目的としています。
　「咲くふぁ」は、Support Absentee Children and their FAmilies（登校できない子どもと家族を支援する）の頭文字の読み方（SACFA）と、「家族が咲く（咲くファミリー）」という願いを合わせたものです。
　トップページの写真に使っているシンボルフラワーのアガパンサス（Agapanthus）は、ギリシャ語の「agapae（愛）」と「anthos（花）」の合成語で、「愛の花」という意味です。梅雨時に紫色または真っ白な小花がりりしく空に向かって咲きます。子どもたちが伸びゆくイメージを重ねました。

プロフィール紹介

藤野早苗（さなトラ）


1962年生まれ。山口県出身。一女の母。
歌人。歌集『アパカバール』『王の夢』。
短歌ブログ「南の魚座〜福岡短歌日乗〜」
歌人のイメージそのまま、いつも和服で登場の「咲くふぁ福岡」ランドマーク
的存在。
筋金入りのQueen、フレディ・マーキュリーのファン（ファン歴は40年以上)。
映画「ボヘミアンラプソディー」は映画館で7回鑑賞。フレディ・マーキュリ
ーのことはさなトラにお任せください。

水元晶子（しょこトラ）


1962年生まれ。宮崎県出身。二男一女の母。孫2人。
中学、高校、大学でバスケットボール、結婚後はママさんバレーボールをたし
なんだ体育会系。現在は激しいスポーツは引退、孫を抱っこするため筋トレの
毎日。
ウオーキング、散歩中にiPhoneで写真を撮ること、料理を作って大人数で飲み
食いすること、絵本を見ること、絵を描くこと等、統一性のない趣味を持つ。
二十歳から忌野清志郎の信者。

当事者家族が体験されたお話、そして、ペアレントトレーニングのプロからのコメント

今回、咲くふぁ福岡さんから我が子が不登校になり、ご家族で悩み、寄り添い、寄り添い方に悩み、試行錯誤を繰り返し、ようやく自立へと進み始めた我が子と向き合った、向き合い続けている現状についてお話くださいます。
そして、お二人の体験談のお話の後は、ペアレントトレーニングのプロフェッショナル、南川 悠氏による、望ましい保護者の対応やお子様への声かけについてなどのお話を事例を元にお話しいただきます。

コメンテーター : （株）済々社中　発達こどもアカデミー　　南川　悠 氏

プロフィール　

（福津市出身。福岡県筑紫野市在住）
（1978年1月生まれ）
重度知的障害のある兄の影響により障害児教育に興味を持ち、大学時代より自閉症児への療育活動を開始。その後福岡市内の障害者施設や発達障害を専門とした医療機関で働き個別療育、集団療育、ペアレントトレーニング、保護者相談会などを担当した。現在は放課後等デイサービス事業所「発達こどもアカデミー原田校」の児童発達支援管理責任者として働くと共にペアレントトレーニングなどの保護者支援にも力を入れている。

講師からのメッセージ 


「咲くふぁ福岡」は不登校のお子様のいらっしゃるご家族を支えるボランティアグループです。当事者のお話を聞いたり、家族同士が悩みを打ち明けられる場作りを行っています。そんな私たちも、我が子が不登校になり、そして、そこから自立へ道へと歩み始めた過程へと寄り添ってきました。今回はその経験から我が子にも見られた発達の特性とその向き合い方の事例をお伝えし、皆様のお役に立てたらと思っています。

コーディネーター　一般社団法人チャレキッズ 代表理事　中嶋 一顯）

主催者からのメッセージ 


文部科学省の調査では、平成２９年度の不登校児童生徒数は１４万４０３１人で過去最多を記録。教育機会確保法の施行により、多様な学びへの取り組みが進みつつあります。今回は、お子様にも特性があり、不登校も経験された先輩保護者の事例の報告と、参加者の皆さんとの情報交換の場としていきたいと思います。